沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

風景

2011年05月12日 | 町の風景
 写真は並里の「五つぐるま]から見下ろす風景。五つぐるまとは、ここが5叉路になっているからそう呼ぶらしい。
 金武町の風景には、火力発電所が建設されてからは、煙突がその高さ故に町内のどこにいても見える。風景の一部となっている。
 
 今、国は原発の収束に全力を傾けているが、石炭を使う火力には問題はないのだろうか。原発問題が起ってから、莫大な電気を起こすからと増設され続けていった原発。事故が起った時に収束をするという術を持たないまま、恐ろしいことである。原発は一国の問題ではない、世界中に放射能が拡散するのだから、今、見直すべきチャンスがきたのだと真剣に考えるべきである。

 身近な事で言えば、冷蔵庫、車、タイヤ・・これらが廃棄され山積みになって放置されているのをよく見かけるが、これらも、使い終わったら、製造した会社が責任を持ってほしい。製品開発と同時に解体技術・処理まで一環したサイクルを義務づけた方がいいと思う。きれいな製品を大量に生産し続ける大会社と、使えなくなって古くなった物を引き受ける小さな個人業者では、追いつかないのは当然。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな物を考えた

2011年05月11日 | 日々のこと
 津波からどうやったら逃れられるのだろうか、と暇な時考えた事を絵にしてみた。
 考えた末に出た結果は、子どもたちのおもちゃガチャガチャのような、「球体の緊急避難ボール」。中に水を入れ、上には座れるような丸い堅いものを置く。どこに転んでも水が水平を保つ?と思うが。手すりも必要かも、空気穴も必要。

 で、いざという時に、駈けこめるように、普段は家の傍らに置き、家の壁かどこかに固定して置く。一家に一台。

 私はこの案を、ずいぶん前に考えていたが、昨日ニュースを見ていたらびっくりした(あ~あ、特許を取ろうと思っていたのに・・冗談)。似たような物が開発され、もうすぐ実用化するのだという。下は水でなかったような気がしたが。しかし、人間が考える事は大体同じようになるのだと思った。120万~130万円するという。 もうひとつ、地震用にシェルターが開発されたがこちらの方は25万円ぐらいで買えるそうだ。
 アメリカの竜巻で家を失う人は多いが、シェルターを備えていて助かる人も多いと聞く。安心のために私は欲しいな。っていうか私はその前に家を建てないとね

 あなたは購入する?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨空に咲く花

2011年05月10日 | 日々のこと
 今日は降ったりやんだりの天気。窓を開けていたら雨を含んだ風がさわさわ入ってくるので、涼しい日だった。
 写真は連休に友人と出かけた南城市の道端に咲いていた花。昔はどこにでも咲いていた花だったが、ここで久しぶりに出会った。名前は?

  
 上の三枚は、玉城にある「垣花樋川」。日本の名水百選にも選ばれている。高台にあるが水量は豊富。ここからの見晴らしも最高!家族連れが多く、子どもたちは水遊びで楽しそう。しかし、上の道からここへ降りてくるのは至難の技、急なこう配に加えて、石畳と来ている。おまけに梅雨時なので、石は雨を受けて滑りやすい状態ときている。以前来た時より、年を取ったせいか、この傾斜が怖くて、一歩一歩ずつしか進めない、しかも横歩きで。両親を連れてきたくてもここは無理だなと思った。
 私は金武大川のほとりで育ったからなのか、水の湧きだしている場所が好き。蒸し暑い所為もあって、登り降りだけで汗をかいた。入口にある売店でコーラを飲みながら一休みした。
 
 この花たちも、今、この季節に咲いている。
 みずみずしい五月、私の生れた季節。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイレー来る?

2011年05月09日 | 台風


 一昨日のブログに台風の事を書いたから?
 今日、職場に行ったら、
 「台風きそうだね」
と言う。台風1号なんて来ることはないと書いた矢先、台風くる?ほんと?
 「ま、沖縄に来る頃には、熱帯低気圧になるみたいだけど」
ということだった。
 
 アイレー(台風1号の名前)は、フィリピン近海で発生してそのまま北西へ行ってしまいそうだったのに。私が気に掛けたから寄ってくれたのだろうか?・・んなわけないか。
 私は、「えっ!!来るの?」と大きな声をだしたので、何かあるの?と言われた。みんなはブログのことを知らないので。
私だけ、にやついていた。おかしかった。
 
 アイレー、どうぞ、お手柔らかに。


(写真は町内にある:光が丘特別養護老人ホーム。玄関はいつも比嘉さんのおかげで、季節感たっぷり、いい気持ちにさせてくれる)
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風1号発生

2011年05月07日 | 台風
 今日台風1号が発生したというニュースがあった。
 
 沖縄で注目されるようになるのは、台風11号、台風13号とか二桁台になってからである。1号ぐらいの時はまだそう大きいものではなく、また進路も沖縄からはそれている。

 皆さんはご存じだろうか?私は、台風の名前が面白いので、誰がつけているのだろうかと調べてみた。以下は気象庁ホームページからの抜粋である。

 [気象庁では毎年1月1日以後,最も早く発生した台風を第1号とし,以後台風の発生順に番号を付けています。なお,一度発生した台風が衰えて「熱帯低気圧」になった後で再び発達して台風になった場合は同じ番号を付けます。
 台風には従来,米国が英語名(人名)を付けていましたが,北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は,平成12年(2000年)から,北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)をつけることになりました。
 平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
 なお,台風の名前は繰り返して使用されますが,大きな災害をもたらした台風などは,台風委員会加盟国からの要請を受けて,その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。また,発達した熱帯低気圧が東経180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風になった場合には,各領域を担当する気象機関によって既につけられた名前を継続して使用します。このため,下の表に記されない名前がつけられた台風もあります。]

台風の名前をいくつか拾ってみた。

 5 日本 Tembin   テンビン  てんびん座

 11 韓国 Gaemi   ケーミー   あり(蟻)

 16 中国 Wukong   ウーコン  (孫)悟空

 19 日本 Yagi   ヤギ   やぎ座

 40 タイ Wipha   ウィパー   女性の名前

 41  米国 Francisco  フランシスコ   男性の名前

 67 韓国 Jangmi  チャンミー   ばら

 119 マカオ Muifa   ムイファー   すもも

このような名前が140個ある。なんの脈絡もない、思いつき次第につけたような感じ?で面白い。ちなみに今日発生した台風は、

 「111  米国  Aere   アイレー   嵐 」 である。で、次に来る2号は、112 番目のベトナムがつけた「 Songda ソングダー 」:北西ベトナムにある川の名前 となる。
  
  ふっ  ふ  ふ おもしろい

(今日は、風薫る五月とでもいいたいような、さわやかな日だった。久しぶりに出たお陽さまのお陰で、いい汗もかいた)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカギも紅葉?

2011年05月06日 | 日々のこと


先週のこと、アカギの大木の下を通ったら、写真のように色づいた葉が落ちていた。
 アカギの葉って紅葉するの?それとも、今年は例年になく寒暖の差があったから?肉厚の葉がきれいに色づいていた。

 今年のゴールデンウィークも何とはなしに過ぎ去ってしまった。ゴールデンウィークにも被災地に行ってボランティアをした人たちがいた。がれきの撤去や家の中の泥を取り除く作業に頑張っている姿に心があたたまる。

 ある日、ラジオを聴いていると、「北海道の室蘭工大近くの飲食店、小梅が、東日本大震災で家族が被災した東北地方出身の学生に、4月から食事(朝・昼・晩)を無料で提供している。店主の向豊子さんは、被災地に赴くことはできないが、食事で学生を元気づけたいと話し、卒業するまで支援を続ける考えだ。」というニュースを聴いた。心の温まる話である。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金武観音寺

2011年05月04日 | 町の風景
 金武観音寺は、16世紀に日秀上人によって創建され、現存する観音寺は、昭和9年(1934年)に火災により焼失した後、昭和17年(1942年)に再建されたものである。趣のある端正な建物である。
 沖縄県下の社寺建築の多くは、先の大戦で焼失したが、観音寺は戦災を免れ、古い建築様式をとどめた貴重な木造建築として現存する。
 この寺の傍らに、長さ270m、地下30mの鍾乳洞があり、玉泉洞が発見されるまでは、ここは多くの観光客が訪れていた。小学校の頃は、このほら穴は確か5セントで入れたので、夏はよくここで遊んだ。中程に大広間があり、ひんやりとして気持ちよかった。あの頃は金武区の公民館側から入って行って、寺に出た。今は通り抜けは出来ないので残念だ。 

 年間を通して、18度という気温は酒の貯蔵には適しているという事で、今は金武町名酒「龍」の古酒蔵となっている。
  
 (金武町指定文化財:昭和59年6月1日 )

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の沖縄

2011年05月03日 | 日々のこと
 ゴールデンウィークは残念ながら雨。
 今日は午前中は晴れていたので、洗濯をしてちょこっと掃除をしていたら、おじいから電話があって「ごはんを食べに行こう」と。「ヘイ、かしこまりました」とおばあと私の3人で出かけた。いつもの通り妹がいれば、遠くに出掛ける気にもなれるが、あいにく妹はシーミーらしいので。近場にある屋嘉の「和泉食堂」へ行った。ここは沖縄にはよくある大衆食堂。味はいいが私には量が多い。両親もそんなに食べられないので、残ったのは折詰にして持ち帰る。ここに行くのは「足てびち」が目的。トロッと軟らかく煮つけてあるので、お年寄りにも好評なのだと思う。お年寄りを伴った家族や中高年の姿が多かった。
 その後、サンエー与勝シティーへ寄って買い物。車へ戻ったら、ちょうど、ぽつぽつ雨が降り出してきた。
 家に着いたら本格的な降りになった。

 連休はずーっと雨模様らしい。せっかく来てくれた観光客にはごめんねという気持ちになる。明日も明後日も休み。晴れなら気持ちも楽しいのに。何をしようかな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道

2011年05月01日 | 町の風景
 私の散歩する風景の一つ。キンタガーへ向かう道から、武田原の田園が見える。その向こうにかすかに平安座島が見える。
 見慣れた風景でなんという事はないけれども、日々少しずつ変わって行く故郷。古びた家が壊され、赤瓦の家から鉄筋コンクリートの家へ、一つまた一つと建て替えられて行く。また昔では考えられなかったアパートが建ったりしている。
 最近歩いて驚いたのは、いつの間にか、武田原の中を突っ切る大きな道が建設されていたこと。この道はあの浜田から続くバイパスにつながるのだろうか?

 日々の少しずつの変化は、100年後には大きな変化となっているかも知れない。散歩がてら、私は今ある故郷を写し取っておきたい。

 

 二枚目の写真は、モーシヌ森近く。この近辺にはまだノスタルジーを感じさせ、のどかな時間が流れている風景が残っている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする