フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

大声で歌うアイドルポップス

2008-11-05 21:45:25 | アイドル etc
 小室哲哉逮捕!というニュースで昨日から賑やかですが、ネットで見た噂は本当だったんだなという事と、あれだけ稼いだ人ですから色んな人が近付いてきたんだろうなと、気の毒に思える部分とで、祭気分にはならずニュース記事を読んでいました。
 私は小室サウンド全盛期は、まったくハマる事はなく、むしろ鬱陶しく感じでさえいました(苦笑)。チャートの上位が小室サウンドだらけとか小室サウンドに興味がなければ、そりゃもう音楽番組見る気を失います。つんくとモーニング娘。の登場は、そんな当時の保守本流にあった小室サウンドに飽きていた自分のような者には、非常に挑戦的で冒険者に思えたものでした。

 個人的にはハマれなかった小室サウンドですが、ヒット曲を連発するだけの才能が小室氏にあったのは確か。ミリオンセラーを年に何枚も生み出すとか、いくらCDが売れた時代とはいえ、並の人には出来ない芸当です。
 しかし、作曲家としては人並み外れた才能を持っていたとしても、信頼がおけてキレる頭脳の持ち主を周りに置くだけの、人を見る目はなかったのでしょうか?

 その点は、つんくは大丈夫かな?今更、そんなに大金も入ってきてないだろうから大丈夫カナ。

 人気というものは、いつまでも続かないもの。アイドルという人気のピークが短いジャンルは尚更。ハロプロも足元はしっかりしてほしいところです。
 ところが、どうも明るいニュースがない。昨日、オリコンの最新チャートが発表されましたが、Milky Wayの新曲は前作より売上を落としたそうです。今日が発売日のBerryz工房新曲に関しても、あまり景気のいい話は聞こえてきません。
 代わりにという訳でもないんでしょうが、AKB48の話題がやたら目につく最近。狼なんて、いつの間にかAKBのスレが増えてるし(笑)。
 AKBの久々の新曲が、握手会をたくさん開催する事による効果などあって、初動48000枚という売上を記録して、ハロプロで一番CDが売れるモーニング娘。の新曲「ペッパー警部」を約一万枚上回る数字となりました。いや、握手会をたくさんやれば売上伸びるのは当然とも言えるし、自分も初めはそう思いました。しかし、握手会参加目的による大量購入は、ハロプロもイベント数こそ違えど行なっています。それに、売上枚数を稼ぐために握手会を増やしても、そこにファンが食い付かなければ意味がない。AKBは、それだけ食い付く熱心なファンが多いのでしょう。
 そんな熱心らしいAKBのファン達が、新曲「大声ダイヤモンド」は超絶名曲みたいに絶賛しているみたいなので、まだ聴いた事のない自分はYou Tubeで見てみる事にしました。

http://jp.youtube.com/watch?v=StN0OvNthJA&fmt=18

 最初は小芝居から入るPVでした。やがてイントロが流れてきて、聞こえてきたのはナルホド、正統派な感じのアイドルポップス。サビは印象的で覚えやすいし、グループアイドル好きな人ならハマるのも不思議じゃない感じ。ハロプロからAKBに流れている人もそれなりにいるみたいですからね。
 自分は、それほどアイドルというジャンルに傾倒しているか怪しいし、アイドルというジャンルに執着も強くないので、ハロプロと平行してAKBを応援しようという気はないし、ハロプロの子達を見捨ててまでAKBに走るつもりも当然ありません。でも、PVを見終えて、今はハロプロよりAKBだよなと言っている人達の気分が、ほんのちょっぴりだけわかったような気がしました。
 少なくとも、さて気分を立て直すために「MADAYADE」のPVを見るかという気持ちにはならなかった事は、事務所の人など関係者に言いたいです。
 保守的にならないよう、冒険をしていくのも大事だけれど、タイミングは大切にしてほしいと思います。

コメント (4)
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