昨日は、元Berryz工房メンバーの石村舞波ちゃんの誕生日でした。早いもので舞波がアイドルを引退してから三年以上が過ぎてしまいました。その三年間が、そのままこのブログの歴史であり、第一回目の記事は、私が石村舞波ちゃんを最後に生で観たコンサートであるBerryz工房「スイッチオン」ツアーの感想記事でした。スイッチオンは私が思うに、今までのBerryz工房ツアーで一番ドキドキやワクワクが詰まっていたツアー。舞波卒業というインパクトを抜きにしても良い内容だったし、記憶に残るツアーでした。
当時のスケジュールを見ると、6月に初単独公演「まるごと」、7月にハロプロコンサート、8月にWとの合同コンサート「HIGH SCORE」、9月~10月は「スイッチオン」と、Berryz工房は4ヶ月ほどの間に四種類ものコンサートに参加しています。この「生き急いでる」感は、舞波卒業によって終焉を迎える8人Berryz工房の姿を、1日でも多くファンの前に届けたいという事と、まさに「今しか出来ない」、「この8人じゃないと出来ない」何かを、一人でも多くの人々の記憶にインプットさせるための日々だったんじゃないだろうかと、今になって思うのでした。
舞波卒業の日、私はチケットを持っていないから中には入れず、会場となった東京厚生年金会館の地下に設けられたグッズ売場でグッズを買うくらいの事しか出来なかったのに、会場内は非常に盛り上がり、アンコールでは「舞波」という名前のイメージから海をモチーフにした青サイリウム祭が行われました。客席に輝く青サイリウムの波はとても綺麗だったようです。
私は未だに「スイッチオン」ツアーのDVDを買えないでいるので、映像としてもこの祭は未体験で、「綺麗だったようです」なんて書き方しか出来ません。それでは、ようつべ動画でその祭を観てみましょう。
BYE BYEまたね Berryz工房
最近は、この手のサイリウム祭がハロプロ界隈では頻繁に行われるようになり、卒業コンサートのような重要な舞台だけでなく、メンバーの誕生日が重なった公演や、メンバーの出身地での公演などはまだしも、ツアー千秋楽でもやるケースが出てきました。Berryz工房も℃-uteも最新ツアーではサイリウム祭がありました。
私はこの「サイリウム祭」の乱発を快く思っていない一人で、千秋楽でやるなんて本末転倒、誕生日や出身地公演でさえもやらなくていいと考えています。そういう記念公演こそ、熱いコールを送った方が気持ちは伝わると思うのですが。
それでも、℃-ute 忘れたくない夏ツアーDVDに、おまけ映像として収められた千秋楽ドキュメントにチラリと映った青サイリウム祭の映像は、ああ綺麗だなとは思いました。
でも、一ヶ月半ほどのツアーの千秋楽と、一人のメンバーが芸能界を引退していく姿を見送るステージが同価値であろう筈がなく、やはりサイリウム祭は安易に行なうべきではないと改めて思うのでした。
千秋楽でサイリウム祭していたら、今後メンバーの卒業コンサートがあった場合は何をやればいいんだ?と思いますが。
上に貼った動画、ベリメンで舞波と一番仲良かった桃子が、必死に笑顔を作って泣くまいとしている姿が堪りませんでした。思えば、舞波が居なくなってから、桃子は大きく変化していったように思います。舞波卒業後の初シングル「ギャグ100回分愛してください」をハロモニで初披露した時、桃子はいつもより笑顔少なめでした。舞波の分まで…という思いが、表情をシリアスにさせていたのではないか? そんな気がします。
ギャグ100回分愛してください (ハロモニ映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=0tb2dNFVqz4&fmt=18
そんな桃子の新しい写真集を舞波が買っていたり、舞波が早速「北海道グラタンピザ」を注文して食べていたりしたら、そんな妄想をしている秋の夜です。