フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

大きな愛(めぐみ)でもてなして

2009-04-03 21:47:56 | ハロプロ(℃)

 私はこのブログ用にネタをいくつかストックしていまして、中には下書きを書いてスタンバイしておく事もあります。今回の記事は二月下旬に下書きを書いてスタンバイしていたものですが、栞菜ちゃんの話題で掲載するタイミングを逸してしまい、ここまで放置していたものです。ツアーも始まる事だし、そろそろ陽の目を見させてあげないと!と思いましたので、何の脈絡もなく本日掲載します。


  先日(※二月の話です)、℃-uteの大きな愛でもてなしてをこのまま埋もれさせるのは勿体ないというスレを発見しました。YouTubeにアップされている大もての動画は、国内のみならず国外からも多くの反響があり、℃-uteのダンスを完コピした女の子の動画も色々アップされています。その中には外国の方もいたりします。
 国境を越えて愛される良曲と言えそうな大もて。このまま、インディーズ時代のチープなPVとともに、ハロプロヲタ以外に知られないまま消えていくのか?

 インディーズ時代に作られたPV


 発売された当初からだから三年近く前から思っているのですが、大もては聴いていて飽きない曲です。最初は?でしたが、だんだんと好きになり、今は「大もては神曲」くらいに思っています。最初のインパクトが強い曲というのは得てして飽きるのも早かったりしますが、逆に最初は今ひとつピンと来なかっただけに、スルメのように後から味が出てきたという感じでしょうか。
 この曲に飽きが来ない理由は、「アニメソング」というところに秘密が隠されているような気がします。アニメソングという事で、毎週聴いても飽きないように、そして思わず口ずさんでしまうような作りになっていると思います。いわゆる中毒性を持つ曲という事になりますでしょうか。

 音的には軽い感じで、インディーズならではのチープな感じは否めませんが、そのシンプルさが良い感じにクドさをなくして聴きやすくしているとも言えます。使われていたアニメが、メインターゲットが小学生の「きらりん☆レボリューション」という事も意識して、シンプルで楽しい曲を目指したのだと予想します。

 この大もての魅力は曲の出来だけではなく、ダンスにもあります。
 先ほど、YouTubeに完コピをした女の子の動画がいくつかアップされていると書きましたが、高難易度ではなく楽しい振り付けである大もては、コピーする素材としても優れものと言えそうです。

 しかし、振り付け自体は覚えやすい大もてダンスの真価は、そこにあるのではなくフォーメーションにあるのです!
 この曲を発売した時の℃-uteは八人でした(と書いただけで、既に目から汗が…)。その八人を3-5に分けて、舞美めぐ愛理の3TOPをサビで前線に交互に送り出しポジションチェンジを行い、更に振り付けを3TOPと5BACKで違うものにする事で動きに広がりを作った。そんな感じの作りです。とにかくポジションチェンジが目まぐるしい曲で、当時イベント回りで小さいステージに上がってパフォーマンスしていた℃-ute達は、メンバー同士でぶつからない様に気を使いながら踊っていたのではと察します。
 そんなコンパクトでポジションチェンジの激しい大もての動きがよくわかる動画がありますので、見てみてください。映像はマイマイ欠席で残念ながら7人ですが、動きの忙しさ、めぐの居た頃の3YOPダンスの雰囲気は伝わるかと思います。


 この動画を見ていると、当時の℃-uteの荒削りではあるけれどスピーディーでシャープでキュートな魅力が充満しているように思えます。
 狭い空間であっても相変わらず全力ダンスで隣のメンバーにぶつからないかと、見ている方がハラハラしてしまう舞美ちゃんダンスも健在。そして、その近くでキレのある動きを見せるめぐこと村上愛のステップワークの軽快さと来たら…。

 せっかくなので8人での大もても観てください。めぐが不自然なほど映らないのが不満ですが、8人時代の大もての雰囲気は出ている映像です。


 今、大もてダンスは5BACKはそのままに、めぐが抜けた分だけ前が2TOPになってしまいました。2-5とはバランスが悪い感じがあります。一人を前に上げて3TOPにした方がバランスもいいし、本来の目まぐるしいばかりのポジションチェンジも活きると思います。2TOPだと、サビで二人(舞美愛理)の位置が入れ替わるだけなので、今ひとつスピーディーさに欠けるように思えます。
 今後、この辺の変更も見てみたいです。あと、出来たらインディーズ時代の曲は7人で歌い直したバージョンも作ってください。これはベスト盤が出来た時にでもと思います。めぐの声を聴くのが辛いと、8人時代のCDを聴けないヲタもいるそうです。せっかくの神曲も聴かない、いや聴けないヲタがいるのでは勿体ない。フォーメーション変更とともに、これもリクエストしたいと思います。

 発売から年月が流れても、ひとつ言えるのは「大きな愛でもてなして」は、7人でも8人でも楽しい曲であるという事。もうすぐツアーで6人バージョンも披露されると思いますが、次の季節にはまた7人バージョンが観られる事を楽しみにしています。

コメント (4)
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