今週の日曜日から始まったTVアニメ「ジュエルペット」にモーニング娘。の亀井絵里ちゃんが声の出演をしています。
どんな演技になっているかと番組を観てみました。
「声が可愛い」
http://www.youtube.com/watch?v=17IeT_PehD8&fmt=18
改まって何を今頃そんな事を言っているんだと、全国12230人の亀井絵里ファンからお叱りを受けそうですが、改めて可愛いと思いましたですハイ。
亀ちゃんの声はアニメの絵の雰囲気ともマッチしていて、演技は満点とは言わないまでも違和感はなかったです。初回からこの出来なら、今後も大いに期待出来るのではないかなと、ヲタ目線で少し甘めに評価。
亀ちゃんの声が可愛いのはよくわかりましたが、歌声も実は可愛いです。残念ながら今回のアニメでは亀ちゃんは歌っていませんが、亀井ボイスは春風の如く爽やかプリティボイスなのです。再確認してみましょう。
いかがですか? この歌声を聴く限りは、亀ちゃんに向いている曲は春らしい明るいポップスだと多くの人が思うところ。
[ モーニング娘。の最新アルバム「プラチナ9 DISCO」に亀井絵里ソロ曲が収録されていると聞いた時、春に合わせた爽やか系の曲かと思っていました。しかし、今回のソロ曲は、そんな安易な思い込みを超えて、爽やか系ではなく切ない系でした。
なんてたってタイトルが「片思いの終わりに」ですよ。タイトルを読んだだけで、なんか亀ちゃんが切ない表情を浮かべて歌っている姿が思い浮かんできます。
http://www.youtube.com/watch?v=3SNRe1NpQHA
(曲の最後が途中で切れます。気に入った方がアルバムを買いましょう)
サビの高音が特にいいですね。「冬」と「春」という季節を恋の行方になぞらえている歌詞の世界と、少し声を抑え気味な歌声が良い感じに融合している感じです。
亀ちゃんは、亀ヲタの方ならご存じの通り、娘。シングルではセンターと呼べるような活躍の場を与えられた事はなく、歌の面では今までは地味な実績しかありませんでした。それは、きっとモーニング娘。の目指している方向性と亀井ボイスの相性度の問題であり、決して歌がダメという事ではありません。
亀ちゃんの歌声はカッコイイ曲の真ん中で輝くタイプでも、面白ソングの真ん中で派手に弾けるタイプでもなく、しっとりとした青春ポップスが一番似合う。それを実感出来たのが今回のソロ曲でした。ならば、シングルのセンターにならなくても、アルバムの中でステキに輝くというのもアリかもと思いました。そういう春もいいかなと。