フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-ute AB℃ツアー仙台公演レポート後編 ~舞美シュート~

2009-04-29 17:45:19 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続きです~

 なっきぃ愛理のトークコーナーに続いて出てきたのは「青春ソングby矢島舞美」。歌い始める前から既に「汗で顔はくしゃくしゃ」なヤジマさんですが、ステージを右に左に走り回るので更に汗全開。楽しそうに拳を突き上げ客席を煽ります。オレンジ色のミニスカドレスから伸びるスプリンターな細い脚の筋肉が逞しい。
 実はツアー初日の頃には、曲がタテノリ系な割には盛り上がりが思ったほどではないと感じていたのですが、回を追う毎に盛り上がり度も高まり、大サビの合唱も含めて会場の一体感が増してきたなと感じました。
 これは正直な話「舞美は歌が上手くない」事が、良い方にも悪い方にも作用しているという感じでしょうか。
 つまり、歌が頼りない分、ツアーの序盤は客を引っ張りきれなかった。それでも全力な舞美を、観ている側は放っておけなくなってきた。「全力な舞美を盛り上げてあげなきゃ」と思わせる雰囲気がそこにはあります。
 そんな流れを、パフォーマーとしては頼りなく思う人もいるかもしれませんが、その辺りも「天然リーダー」としてメンバーに愛される舞美のキャラに通じるものが感じられて、舞美ならアリかなと甘くなってしまうのでした。

 勿論、℃-uteは頼りなさを売りにしている訳ではないので、ステージングはビシっとしているのが本流。この日の「愛してる 愛してる」の栞菜代役のマイマイは、しっとりと歌い上げて代役を務め、タップダンスでキャロライン愛理先生は見事なタップダンスを魅せ(叫ぶ箇所を間違えたりしましたが)、会場は大いに盛り上がりながら終盤へ。

 終盤の盛り上がりセットリストの序章を飾るのは「SHINES」。この日、今ツアー初めて前方の席にありつけた自分は、「SHINES」でのジェット風船飛ばしに「風船をゲット出来るかも」と淡い期待を持って臨んでいました。ジェット風船は遠くまで飛ばないので、拾えるのはあくまで前の方の観客だけです。
 しかし期待は外れ、自分の前方で風船を飛ばした愛理のジェット風船は垂直に舞い上がってステージに落ちました(苦笑)。
 「SHINES」はサビで手を回す振り付けがあります。それを初日に観た私は「この曲を新たなタオル回し曲にすればいいのに」と思ったものですが、この日から演出が変わり「タオル回し」が始まりました。メンバーがツアータオルを持って回しています。これは「ツアータオルを買え!」というアピールでしょうか?(笑)
 仙台はスタンディングライブだと思っていた私は、ホール公演には持参していた有原栞菜マフラータオル(2007秋ツアーで販売されていた)を家に置いてきていました。仕方ないので「使ったタオル」を振り回します(苦笑)。これからツアーに参加される方は回し用のタオルを持参しましょう。
 そして、この日のキューティーキッカーは「矢島ロベルト・カルロス舞美」。松戸で弾丸シュートを客席前方に叩き込んだ舞美です。
 ディフェンダーの壁が思わず逃げ腰になるロベルト・カルロスのフリーキックのようなシュートを、この日も期待しました。しかし、この日の舞美シュートは程よい軌跡を描き、客席後方へと吸い込まれていきました。かなり後ろの方に飛んだこのシュート。後のMCで自画自賛していました(笑)。

 終盤の怒涛の盛り上がり曲はライブハウスにピッタリです。この日も客席は熱気に包まれていました。
 「都会っ子純情」で、ちょうど梅さんが前に来たので梅さんを観ていましたが、終始にこやかだった梅さんもこの曲ではクールな表情。長身な梅さんの激しくしなやかなダンスに釘付けです。オレンジT着ているのになっきぃ観てない自分。
 でも、この曲のダンスを各メンバー毎に観ていくと新しい発見がありそう、普段はあまりこの曲で梅さんのダンスを観ていなかったので(ゴメンナサイ)、新鮮な感動がありました。

 アンコールの「℃-uteコール」を精一杯叫び、アンコールを迎えます。客席内の気温はかなり高く、外の寒さはどこへやら。
 「僕らの輝き」の出だしは、やっぱり岡井ちゃんにやってほしいと、この日も改めて強く感じましたが、岡井ちゃんはサビの三角を描く振付を楽しそうにやっています。心の中では色々あるかもしれないし、代わりに歌っているのが岡井ちゃんがライバルと評している愛理だから、尚更に釈然としない気持ちを抱えているかもしれませんが、そこはプロです。素敵な笑顔でステージを盛り上げていました。それを観ていた自分も、いつも以上に三角を大きく描きながらフリコピ。

 こうして、仙台公演は熱気に包まれ終了しました。ライブハウスゆえに、いくつかの問題点も改めて浮き彫りになりましたが、それについては機会を改めて書きたいと思います。ひとつ言えるのは、松戸よりも、八王子よりも、私は汗をかいたという事。これが結論です。
 ひとつ残念だったのが、セットリストから「Go Go Go!」がカットされた事。昨年の仙台公演は楽天イーグルスの歌が特別に追加されたのですが、今年は一曲減るとは残念です。


 ここからは個人的な喜びを書きますので、そういう物には興味がない人は飛ばしてください。読むよ~という方は「ヲタというものはアホやなあ」と笑いながら読んでください。
 この日の参戦服は「忘れたくない夏 中島早貴Tシャツ」だったのですが、前方で推しメンのソロTを着ているとあって、気になるのは推しメンからのレス。しかし、なっきぃは歌の間はダンスに全力モードなので、ヲタなど気にしている子ではない事は今までの経験でわかっています。
 それでも、目が合えば笑顔が返ってくるくらいの事は一回くらいはあるかもしれない。そんな希望を胸にライブを楽しんでいました。結果はこんな感じです。

 ・「セブンティーンズVOW」の「見守ってくれてありがとう」の部分で客席に向かって指差しをする振付があるのですが、見事ストライクで指差しが来ました。「たまたま、その方向に自分がいた」のは言うまでもないですが、一応自分のソロTを着た人を差そうという流れになっているのでは?とか言ってみます。
 ・「まっさらブルージーンズ」で目の前でラミラミでした。いいポジション選んだな自分という感じです。ラミラミの後のラブミードゥ!で、同じ振付を踊るこちらが前に突き出した右手と、なっきぃの突き出した右手がシンクロするのは嬉しかったです。
 ・続く「JUMP」の曲中で、こちらの方向に向かって歩いてきたなっきぃと一瞬目が合いました(気のせいというツッコミはなしで)。その瞬間、なっきぃがマイクを持っていない右手でポーズを作りました。それは自分が握手会でなっきぃにいつもやっているもので、昨年末のイベントの握手でなっきぃが真似してくれたポーズでした。
 偶然だと思いますが、思い込みというものはアイドルを楽しむ要素の一つ。「これは完全な爆レス」と気分が舞い上がりました。ヲタって単純だなあ(笑)。

 以上、仙台公演レポートでした。次は中野サンプラザに参戦します。
 セットリストは、こちらの記事を見てください。(12はカットされています)
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/c308575dd74927cb8832c44873225915

コメント (4)
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