今日から一泊二日で旅に出かけています。目的の一つは明日にあるんですが、今日の午後にまずはJリーグを観に行きました。モンテディオ山形-鹿島アントラーズ。場所は山形県天童市 NDスタジアム山形。
今日は関東も雨でしたが南東北も雨です。指定席も自由席も満員な山形新幹線に揺られ、雨雲と靄(もや)に霞んだ山の眺めを見つつ、12時06分天童駅に到着。ホームに降りたったら寒い。そして、あちこちに鹿島サポーターが。皆さん遠征お疲れ様です。
これといって店もあまりない天童駅前を歩き、ランチをやっている一軒の寿司屋を見つけ「ちらし寿司」を食べました。他所者とすぐわかったらしく、店のおばさんに「どこから来ました?」と質問を受け、神奈川県から来たと答えたところ、わざわざ遠い所からようこそと歓迎されて、山菜(たらのめ)の天ぷらを戴きました。
店のおばさん曰く、「近くなのに、なかなか観に行けない」というスタジアムまではシャトルバスで10分ほどでした。
スタジアムに着いて驚いたのは食べ物の充実度。お祭り?と思うほど色んな食べ物の露店が並んでいました。値段も手頃です。こういうところが地方のスタジアムの良いところ。しかし、雨で心の余裕がない自分は、ゆっくり食べ物屋を眺める事なく、そそくさとスタジアム内に向かうのでした。
記事に貼った画像でわかるように、スタンドの向こうには山々が並ぶのどかな風景のスタジアムです。しかし、そんな景色のスタジアムですから吹く風が冷たい、山の天然水が冷たいように、山の風も冷たい。
雨と風の中、試合は昨年のJリーグチャンピオン鹿島のペースで進行。しかも、PKで鹿島先制。寒い中訪れたホームのサポーターに気を使って、ここはPKを取らず流してもいいようなファウルでした。審判厳しいなあ。
風も審判も冷たいとあって、ますます寒い気分になっていきましたが、後半開始早々に山形長谷川の鮮やかなヘディングシュートで同点になると、スタジアムは熱くなってきました。
試合が熱気を帯びると、不思議なもので寒さも和らいできます。雨の中訪れた、ほぼ満員16,658人の観客も手を叩いたり、叫んでみたり、気がつけば90分が過ぎていました。
鹿島相手に引き分けなら大したものです。日本代表クラスのメンバーが何人もいる鹿島に対して、山形は一般的には無名な選手ばかり。しかし、サッカーは名前でやるものではないのだ。そんな事を、今日の山形から改めて教えてもらったような気がします。
帰りは山形駅行きのシャトルバスに乗りました。バスの車内が嬉しいほど暖かく感じられ、このまま気分は盛り上がって、さあ山形で飲むぞ!食べるぞ!と行きたい所ですが、今夜の私は山形ではなく仙台に向かうのでした。「山形ゴメン。太平洋の海の幸が呼んでるんだ。」と心で山形に謝りつつ、米沢牛も捨てがたいと山形に未練を残しつつ、いざ仙台です。
今日は関東も雨でしたが南東北も雨です。指定席も自由席も満員な山形新幹線に揺られ、雨雲と靄(もや)に霞んだ山の眺めを見つつ、12時06分天童駅に到着。ホームに降りたったら寒い。そして、あちこちに鹿島サポーターが。皆さん遠征お疲れ様です。
これといって店もあまりない天童駅前を歩き、ランチをやっている一軒の寿司屋を見つけ「ちらし寿司」を食べました。他所者とすぐわかったらしく、店のおばさんに「どこから来ました?」と質問を受け、神奈川県から来たと答えたところ、わざわざ遠い所からようこそと歓迎されて、山菜(たらのめ)の天ぷらを戴きました。
店のおばさん曰く、「近くなのに、なかなか観に行けない」というスタジアムまではシャトルバスで10分ほどでした。
スタジアムに着いて驚いたのは食べ物の充実度。お祭り?と思うほど色んな食べ物の露店が並んでいました。値段も手頃です。こういうところが地方のスタジアムの良いところ。しかし、雨で心の余裕がない自分は、ゆっくり食べ物屋を眺める事なく、そそくさとスタジアム内に向かうのでした。
記事に貼った画像でわかるように、スタンドの向こうには山々が並ぶのどかな風景のスタジアムです。しかし、そんな景色のスタジアムですから吹く風が冷たい、山の天然水が冷たいように、山の風も冷たい。
雨と風の中、試合は昨年のJリーグチャンピオン鹿島のペースで進行。しかも、PKで鹿島先制。寒い中訪れたホームのサポーターに気を使って、ここはPKを取らず流してもいいようなファウルでした。審判厳しいなあ。
風も審判も冷たいとあって、ますます寒い気分になっていきましたが、後半開始早々に山形長谷川の鮮やかなヘディングシュートで同点になると、スタジアムは熱くなってきました。
試合が熱気を帯びると、不思議なもので寒さも和らいできます。雨の中訪れた、ほぼ満員16,658人の観客も手を叩いたり、叫んでみたり、気がつけば90分が過ぎていました。
鹿島相手に引き分けなら大したものです。日本代表クラスのメンバーが何人もいる鹿島に対して、山形は一般的には無名な選手ばかり。しかし、サッカーは名前でやるものではないのだ。そんな事を、今日の山形から改めて教えてもらったような気がします。
帰りは山形駅行きのシャトルバスに乗りました。バスの車内が嬉しいほど暖かく感じられ、このまま気分は盛り上がって、さあ山形で飲むぞ!食べるぞ!と行きたい所ですが、今夜の私は山形ではなく仙台に向かうのでした。「山形ゴメン。太平洋の海の幸が呼んでるんだ。」と心で山形に謝りつつ、米沢牛も捨てがたいと山形に未練を残しつつ、いざ仙台です。