フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Berryz工房 7周年

2011-03-03 22:03:19 | ハロプロ(ベリ)

 いきなりですが訂正です。昨日の記事でミニモニ。の曲を紹介していますが曲名が抜けていました。動画と合わせて記事を訂正しておきます。すいません。

Berryz工房「あなたなしでは生きてゆけない」 (MV)


 今日はひな祭り。そして、Berryz工房のデビュー記念日。7年前のひな祭りにBerryz工房はデビューしました。
 デビュー当時はメンバーが小学生ですから(佐紀ちゃんとももちは4月から中学生)、さすがにほとんどのハロプロヲタは引いておりました。当時はハロプロの人気が下降線にある事を誰しもが実感していましたから、「キッズなんぞに宣伝費を使うくらいなら娘。に使ってほしい」と考えているヲタが多かったと思います。実は私もそう思っていました。
 しかし事務所はBerryz工房のデビューにそれなりの宣伝費を投入しました。小田急電鉄とのタイアップで走らせた車内がベリ広告に飾られたBerryz工房トレイン。原宿竹下通りのペナント掲示。ゴールデンタイムの三大歌番組すべて出演。集英社との漫画雑誌コラボレート。などなど。ハッキリ言って、℃-uteやスマイレージのデビュー時より宣伝費を使っていると思います。それだけまだハロプロに余力があったのでしょう。
 しかし、Berryz工房は売れなかった。事務所がBerryz工房の宣伝活動に力を入れるほどハロプロヲタは拒絶反応を示した。ハロプロコンサートでは、Berryz工房に対して盛り上がらない客席という現実が存在し、それは子供を相手に大人げないと私も思いながらその様子を観ていましたが、現場をそうさせてしまう空気も確かにあった。事務所へのささやかな抵抗であったのかもしれません。
 それでもBerryz工房の八人は笑顔を絶やさず踊り続けた(残念ながら当時のBerryz工房は体力的な問題からか口パクでした)。



 しかしBerryz工房には素晴らしい武器があった。底抜けな明るさと良質なアイドルポップス。ファーストアルバムが発売された秋の頃には少しずつヲタも増えてきた。私も地元の店で少し恥ずかしい気分で「1st超ベリーズ」を買い、様々なスポーツユニフォームに身を包んだメンバーの写真が並ぶジャケットと歌詞カードに「可愛いなあ」と目を奪われ、シングルもアルバム曲も良曲揃いな事に感心して、年が開けた頃にはすっかりファンになっていました(笑)。
 やはり可愛くて面白いものは良い。この子達は不思議なパワーを持っている。子供だからとバカにしてはいけないと痛感させられたのです。たった一枚のCDアルバムで。

 思えば7年前の今頃、モーニング娘。は、さくら組おとめ組のツアーを行なっていたのですが、会場前にいるアンオフィシャルグッズの露店でモーニング娘。グッズに並んでBerryz工房のピンナップも売られていました。モーニング娘。メンバーの横でベリの人気メン、嗣永桃子、夏焼雅、菅谷梨沙子のピンナップは決して負けないアイドルオーラを放っていました。私も石川梨華ピンナップを買いそうになりながら嗣永桃子ピンナップにも手が伸びそうになっていたのでした。
 デビュー当時からメンバーには光るものはあったのです。



 月日が流れて現在。あの日、会場前で桃子ピンナップを買いそうになった自分にベリーズカガを見せたらどんな反応をするだろう?(石村舞波ちゃんが一年半後に辞める事は内緒にしておきながら見せよう)
 7年という月日は確かに流れた。私も(全国のベリヲタな)あなたもBerryz工房も年を重ねた。だからこそ、現在のBerryz工房もやっぱりBerryz工房として見る事が出来るのです。勿論、最近ファンになった人にとっては全てがまだ新鮮であるように、7年間を見てきた私もあなたにとっても、まだまだBerryz工房はアイドルなのです。

 そんな7周年のこの日。スタッフは粋なプレゼントをみんなに用意した。平日でありながらなんとコンサートを開催したのだ。しかも今日が春ツアー初日。こんな素敵なツアー初日が今まであっただろうか?
 7年間を頑張ってきたメンバーがありったけの今を見せながら、アイドル界のヒロインを目指してまだまだ歩き続けます。みんな子供だなと思って見ていた7年前とは違い、その姿はちょっぴり逞しくなっているような気がします。

コメント (4)
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