tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お稽古への心を静める 「ことば」

2013-01-22 17:50:18 | 茶の湯
1月22日

朝、戸を開けて雪がないのでホットいたしました。

雪が降れば大学の稽古は休まなければなりません。

それでも、突然雨が降り出したり、お日様が顔を覗かせたりと目まぐるしいお天気でしたが、出かけるときは、良く晴れわたった穏やかな冬日でありました。

どこの稽古場でも同じだと思いますが、お稽古を始める前に必ず行わなければならないことがあります。全員揃って挨拶を済ませた後に、「ことばの唱和」を行います。

1年生は覚えられないので、書いてあるものを読みますが、何回かすると直ぐに覚えてしまいます。

「私達は茶道の真の姿を学び、それを実践に移し、絶えず己の心を省みて・・・」と声をそろえて行います。

唱和をすることで、お稽古に向っての気持ちをしっかりと意識してゆくのです。



お菓子は松風

お菓子は松風だそうで、こし餡をきんとんで包み小豆を3個のせてあります。素直なお菓子らしいお菓子といえるかも知れません。爽やかな美味しいお菓子でした。



竹の絵の茶碗

たっぷり、そして、ふんわりときめ細やかに点ててあるお茶は、目の前に運ばれてきただけで嬉しくなってしまいます。

言葉の中に、「道をおさめなお励みつつも、初心を忘れぬように」とありますとおり、大学で学んでいるお茶は、まだまだほんの入り口でしかありません。

これからも、たくさん覚えることがありますので、ずっと続けて欲しいと思っております。



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