春風笑桃花で雛祭を・・

3月2日（土）

また冬に逆戻りで、もの凄い風が吹きつけております。埃と花粉とが同時に来襲してきているようです。
マスクが放せません。

今日は3月最初のお稽古です。
家中にお雛さま」を飾って皆さんをお迎えです。
皆さんがお稽古の身支度を整えるところでは、陶雛を飾り、床の間には立ち雛の軸をかけてのお稽古です。



陶雛

陶雛は先生にお願いして同じ物を買って頂いた思い出深いお雛様です。今では先生もご高齢になっておられますので自宅でも飾っていないでしょう。

お稽古はすでにやめられておりますが、元気でお過ごしのご様子なので心強い思いがしております。
自分の師匠がいなくなるという事は、寂しいばかりではなく、心の支えを失ってしまうような気がいたします。
最近は、少し記憶の糸が途切れがちだそうですが、お元気なご様子で安心はしておりますが・・・。



立ち雛　

毎年同じ軸になってしまいますが、掛けるたびに、色々な事が思い出されます。

今日からは月末に迫ったお茶会でお点前をする人を中心に、同じ道具を設えてのお稽古です。
いつもしている事と何ら変わることはありませんが、お点前に当たった人は違うようで、いつもとは真剣さが異なっております。

どことなく目付きまで違うような・・・。



桃の花と天倫寺月光

温室で育てた桃の花を飾りました。もちろん花屋さんで購入した物です。

床の間が一段と春を感じさせてくれます。