Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#150

2016-07-05 | 鉄道写真


 それでは、連載第150夜は、「九州鉄道博物館」からお届けしたいと思います。


 前回の遠征時には閉館後で断念した、九州鉄道博物館。この年の九州遠征では最大の目標であり、よって九州入りして最初に行きました。


 先ずは、寝台特急「富士」のテールサイン(写真)。フィルムが本物だからか、少々色褪せています。



 その車両は、スハネフ14 11でした(写真)。「九州特急」「ブルートレイン」として、最後まで残った1両です。



 デッキから寝台室への入口は、斜めの開き戸です(写真)。往時のまま、懐かしいです。



 寝台(写真)。3段寝台で落成し、後に2段寝台に改造された1両です。モケットは国鉄時代から張り替えられ、JR九州オリジナルのものになっています。テーブル前には、折り畳み式の梯子があります。



 続いては、こちらは従来からの展示、クハネ581 8です(写真)。近郊化改造でクハ715 1として残り、塗色の復元が行われ現在に至ります。



 客室(写真)。中間にドアが増設され2ドアとなり、オリジナルのスタイルは失われていますが、寝台のセットは可能なようです。



 運転台後(写真)。左の機器室の先には、貫通路に繋がる通路があります。


 このスタイルを元に、485系クハ481も200番代が製造され、これに対応しクハ489 200番代と600番台が発生しています。583系と485系が運転台を突き合わせ、貫通幌を繋げ連結する姿を、北陸の「シュプール号」で見たことがあります。性能的には同じ、しかし583系の方が車重が重く、台車は大変だったようです。



 その、側面方向幕(写真)。新大阪と博多を結ぶ寝台特急「月光」としてデビュー、昼は特急「みどり」でした。


 熊本他の九州の地震で内陸部に入れず、結果逃した場所があり、再訪が必要です。いつ頃、可能でしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。


コメント
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