それでは、連載第306回目は、栗原電気鉄道、後のくりはら田園鉄道(廃止)DB101をお届けします。
くりでんの中心駅、若柳駅で、廃止前に、電鉄時代の電車と並ぶ、DB101(写真)。大きさは入換動車並みですが、DLはDLです。
廃止後、若柳駅の中心部を貫く道路が出来、西側は博物館、東側は車両展示施設となり、その展示施設に、電鉄時代の貨車や鉄道機械と並ぶ、DB101(写真)。恐らく静態保存でしょうが、きれいな姿を見せています。
横道に逸れますが、電化廃止で第三セクターに引き継がれたくりでんは、新造気動車3両に、名鉄キハ10形2両(富士重工LEカー)を譲受し態勢を整えましたが、基金が底をつき、廃止、保存車両のみが語り部となっています。
なお、若柳の博物館は定休日を除き開館しているようですが、旧若柳駅を使用した展示施設は、年に数回のイベント時のみの公開、それ以外は金網の外からしか見ることが出来ません。タイミングも合わず、残念です。
それでは、次回をお楽しみに。