Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Diesel Locomotive#393

2021-02-27 | 鉄道写真


 それでは、連載第393回目は、伏木駅近辺のスイッチャーについてお届けします。


 かつては、伏木駅は貨物扱いの駅、港から上がる貨物を扱っていたようですが、現在は近辺も整理され高岡貨物ターミナルに集結、他は貨物駅としては廃止となりました。その跡地に、JR貨物系列の子会社の偉い人が、旧式車が好きらしく、用途廃止となり引退した各地の車両を引き取って、伏木貨物駅跡地に留置していました。その一部、除雪モーターカー等この連載では扱わない約束の保線機械も写っていますが、その中にスイッチャーが、後向きに2両あるのが分かると思います(写真)。塗装は既に錆止めの朱色が塗られ、元の所属、出自は不明となっています。その奥は確か近鉄南大阪線系統の保線モーターカー、一番奥の、黒い貨車はホキ車、バラスト等用と思われます。


 なお、この場所に留置されていた車両の一部は、先日紹介した、千葉県の「ポッポの丘」に移設され、終の棲家を見つけているようです。


 高岡地区は、ここ10年ほどで鉄道貨物の扱い量、および拠点が減ったらしく、同様の残骸が周辺各地で見られました。なかなか、辛いです。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント
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