それでは、連載第512回目は、日本を代表するディーゼル機関車、DD51の、最終期の定期運用(貨物列車)からお届けしたいと思います。
運用にちょうど良い手頃な機関車が無かったことで、DD51が奇跡的に生き残っていた、愛知機関区。しかし老朽化は否めず、DF200-200番代で置き換えられることとなりました。
DD51 800番代の初期の車輌であり、愛知機関区内で一時「一休車」とされ運用を外れ、そのまま解体と思われたところ、奇跡的に現役に復活した、DD51 825。しかし、2度目の奇跡はありませんでした。再び「一休車」の列に戻り、今後の処分を待つ姿(写真)。現在はDE10を含めても殆ど見かけない、真鍮切り抜き文字のナンバーで、希少価値があると思うのですが、残念ながらその他大勢と同じ扱いのようです。
奇跡を起こし、再び運用に就いていたときの動画です。平成31年2月9日(2019.2.9)、関西本線で高速2085レに充当されています。
こんな世知辛い世の中では、恐らく静態でも生き残ることは無理でしょう。現役当時の姿に思いを馳せたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
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