それでは、連載第315回目は、秩父鉄道引退電気を引き続きお届けします。
秩父鉄道車両公園にて保存される、ED38 1(写真)。元々は、阪和電気鉄道(現在のJR阪和線)の機関車ロコ1001として落成し、色々な経緯を経て国鉄に編入、ED38 1の番号を与えられ、後に秩父鉄道に譲渡、同鉄道引退後静態保存されました。
戦前形大型電機でありながら、デッキの無い洗練されたスタイルで、走行性能と相俟って、私鉄電機の名作のようです。
反対側から(写真)。確かに、進歩的なデザインです。
高速性能があり、かつ車長が短く、阪和線にはうってつけの機関車で、ED60が配備されるまで代わりが無い車両だったそうです。天王寺駅の地上ホームから、そうなのだそうです。
それでは、次回をお楽しみに。
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