船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

瀬戸内海しまなみ諸島クルージング3/3

2015年01月21日 | 瀬戸内海クルージング

 

〇1/20日   波0.5クルージング日和です。

広島県中海町大久野島桟橋9:30出航―尾道水道―瀬戸大橋―直島入港昼食ー相生港16:30入港

今日は帰るだけの行程です。

客室の窓から・・・南国ムードいっぱいですね。

この島の宿泊も今回で4回目でしょうか・・・

朝もゆっくりとメニュー豊富なバイキング朝食

ここ朝食も良いのです。

ビールのつまみも一杯です。

ありがとう

10時ごろの出港で、まずはウサギと戯れます。

餌を与えるのは禁止されていますが餌をやるために連絡船で本州から朝来られる人もおられます。

食パンのくず等をビニール袋に沢山持参されています。

罪悪感は無いのでしょうか?

それ以上にウサギが好きなのでしょうか?

600匹程が自生しているようです。

戦後無人の島に本土の学校の先生がウサギを放したのが元で今のように増えたようです。

桟橋までの間には毒ガス記念館(入場料100円)があります。

自動販売機で入場者のマナーが問われますね。

もちろん我々は有償入場者ですよ。

幹部用の防空壕です。

桟橋に付くと大きな船が係留して作業中です。

聞くと給水船だとのこと

この島送水管は無く水は船で運ぶようです。

一回の給水量は500トンだと言う事

すごい量ですね

給水の頻度を聞くの忘れました。

私の好きな尾道水道に向け出港です。

晴天で波もなく最高のクルージング日和です。

常日頃行いの良い三人組、神様もよくご存知ですね。

何回航行しても素晴らしい尾道水道

日本一です。

バンザイ、最高最高裁判所!もういいか!

去年秋に宿泊した尾道の老舗旅館「魚信」の側を航行します。

尾道水道から百島、福山の常石造船前を航行し田島、阿伏兎瀬戸へ

備後灘に抜けます。

鞆の浦を通り福山沖を航行し大阪学院大学所有の差出島を通り水島灘へ

倉敷水島沖から鷲羽山側を瀬戸大橋をくぐり香川県のアートの島直島に向かいます。

直島では宮之浦港で県営ビジター浮桟橋に係留し昼食です。

四国フェリーの宮之浦港ターミナルです。

フェリーターミナルの前の食堂?

名前を忘れました。

息子さんがヒラメの養殖をやっているとか

お母さん(おばあさん)が食堂を営んでおられます。

ここの大きなヒラメ一匹のから揚げ定食1.000円がボリュウム一杯で最高でした。

美味しかったです。

刺身定食はちなみに1.100円です。

参考までに

又立ち寄りたいですね。

犬島沖から牛窓沖、相生沖に午後4時無事到着です。

IHIで船検を受けていた新日本海フェリ「あざれあ」が相生沖に停泊しています。

検査も終わり母港の福井県敦賀港に帰るようです。

船内がお客さんがいないにもかかわらず照明が点灯され営業航海中のようです。

今晩出港するのでしょう。

航海の無事をお祈りいたします。

我々も間もなく相生港の相生マリーナに無事接岸

お疲れ様でした。

また行きましょう。

AISありがとう!

航行距離91マイル168キロ 燃料350リットル

総合計 216マイル399キロ 燃料570リットル使用

ではでは

 カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/花香る静寂の宿 湯楽


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瀬戸内海しまなみ諸島クルージング3/2

2015年01月21日 | 瀬戸内海クルージング

 

〇1/19日   今日は曇りの予報・少し雨も?

ホテル8:30出発送迎ー上島町役場立寄り係留料支払―桟橋前のエネオスで215リットル免税軽油補給ー

海の駅桟橋出航 ―広島県竹原市竹原海の駅係留―昼食と:街並み保存地区観光―竹原港― 

大崎下島豊町:港町保存地区御手洗見学―広島県中海町うさぎの島:大久野島桟橋係留宿泊 

宿泊:広島県中海町大久野島:休暇村大久野島

朝8:30朝食を済ませて送迎バスで桟橋へ

中村さんは上島町役場に行っていただき係留料の清算です。

一泊5円は有り難い戦前のようです

給油は近くのエネオスに前日予約を入れておりました。

タンクローリーが朝パンクしているとのこと

修理が終わるのを待って燃料補給です。

弓削商船専門高等専門学校の教習船が海の駅桟橋に係留、19トンタイプで昔受験した一級小型船舶試験船と同型船です。

懐かしいです。

500トンクラスの大型練習船か航海中なのか専用桟橋には係留されていません。

今日は風があります。

波も少し出そうですが何しろ瀬戸内海でも最も多くの島が大小混在している海域です。

ほとんど島影ばかり…安心です。

給油も終了、清算を済ませ出港です。

因島と弓削島の水道を航行

因島の造船所工場群

三原水道に出ます。

波はべた凪です。

百島と向島の水道を通り松永湾から尾道水道へ入ります。

右手には尾道造船で建造中の巨大タンカー二隻が

しまなみ海道の尾道大橋をくぐり尾道水道をゆっくり航行します。

この水道は右が尾道中心部、市役所も公会堂も尾道駅も水道沿いです。

左は向島の造船所群、工場の連続です。

私の最も気に入っている地域です。

岸壁には各種貨物船やフェリーが

尾道水道は中心部と対岸の向島地区とを結ぶ小型フェリーが三か所も頻繁に往来します。

また他地域からも尾道駅前岸壁にフェリー便航路もあります。

ですから雰囲気のある地域ではありますが危険地帯でもあります。

右舷や左舷を眺めながら8ノット程度で通過します。

延長距離7.5キロ程になります。

にぎやかで心和む水道でもあります。

尾道水道を抜けるて間もなく三原市の三原港に表敬入港です。

何時も前を通過してばかりで入港の機会に恵まれませんでした。

今日は近辺の島めぐり、時間には余裕があり立ち寄ることに

立派な港であり街並みです。

対岸の島々を結ぶ中型フェリーが二隻連続出港してきます。

少し緊張です。

私緊張すると汗が出るのです。

私だけではありませんでしょうか?

さすが城下町三原、広島県の中核都市です。

青木瀬戸から竹原市竹原港を目指します。

途中にある今治造船幸陽ドッグです。

船首の白いカバーが今流ですね

船主と共に伸びる今治造船・地元と共に世界の海へ

素晴らしいキャッチフレーズですね

船首のみ縦に置かれています。

実は翌日には移動していましたが・・・・・

竹原港入港、竹原海の駅浮桟橋に係留。

最高最高無料です。

竹原入港です。

海の駅フェリーセンターターミナルの3階レストランで昼食です。

レストランからはフェリー桟橋が眼下に

各島航路のフェリーの出入港が繰り返されています。

久々の洋食の昼ごはん

パスタです。

大きな口で・・・・ピザも頂き

竹原は塩の町そして町並み保存地区のある古い街並みが売りです。

今年はNHKマッサンのふるさとニッカウイスキー創業者の生家竹鶴酒造があります。

テレビは良い宣伝になりますね

フェリーターミナルからタクシーで町並み保存地区へ

竹原港出港、大崎下島の御手洗の港町景観保存地区の観光です。

契島と生野島の水道を航行します。

契島は東亜亜鉛の会社所有の島で工場ばかりのあるまるで軍艦島の様です。

長崎沖の三菱鉱山跡の軍艦島と同じようですね。

社員も送迎用の会社所有船で通勤です。

寝坊すると泳いで行くしかありませんね。

中国電力大崎火力発電所です。

大崎上島を通過し明石瀬戸に入ります。

広島県呉市中の島と愛媛県今治市岡村島の間を通り呉市大崎下島の御手洗に向かいます。

御手洗のシンボル江戸時代の築堤防波堤と灯台が見えてきました。

ゆたか海の駅もあり無料の係留桟橋もありますが御手洗まで2キロもあります。

歩くには時間がかかりすぎるので観光協会に電話を入れ現在あまり使われていない御手洗港の浮桟橋の係留をお願いするとOKとの事。

やれやれです。

今日は風も強く島々に囲まれた海域とは言え接岸は緊張します。

今日は接岸準備もクルー二人で安心です。

街並み保存地区の観光です。

大三島と大崎上島の間を航行し宿泊場所のある無人島「野ウサギの大久野島」へ舵を取ります。

この島戦時中は日本陸軍の毒ガス製造の島として有名だったのです。

大久野島は無人島ですが国民休暇村「大久野島」があり定期船やフェリーが連絡していて桟橋も二か所あります。

我々は第一桟橋の係留許可を頂いています。

ありがたい事に無料です。

無事係留完了

丁度定期船も到着し宿泊のお客さんもおられホテルまでの送迎バスも待機しています。

まあ歩いても400メートルほどの距離ですが。

ホテル到着

まずはお風呂です。

ここ温泉なのです。

まあ冷泉の保温ですが

お楽しみの夕食、個々の夕食はバイキング

メニューが結構良いのです。

安い宿泊料ですが・・・・・

今晩は特に追加別注で地魚の煮付けを注文しています。

めったにない事です。

すごいでしょう。

ああ満腹満腹

お休みなさい。 

航行距離41マイル76キロ 

ではでは

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瀬戸内海しまなみ諸島クルージング3/1

2015年01月21日 | 瀬戸内海クルージング

〇1/18日  本日の航程

8:00相生出航―瀬戸大橋―燧灘―香川県観音寺市:伊吹島上陸見学 

―燧灘―魚島沖航行―愛媛県弓削島海の駅桟橋係留―ホテル送迎 

宿泊:愛媛県弓削島:イーランドシ―リゾートフェスパ

今日は出港が速いので早朝3人乗り合わせて出発、途中相生のファミリーマートでおやつや飲み物を調達

相生マリーナで開門待ち、しばらくすると社長が来られクレーンで船を海上へ

今回はAIS船舶識別位置表示の初使用です。

楽しみです。

すでにIHI岸壁に係留中の「はくおう」や船検の新日本海フェリーあざれあ等係留中の大型船からのAIS電波を受信

画面に表示中です。

いいぞいいぞ・・・・

オイルやラジエター等のチェックをしエンジン始動です。

8時過ぎ相生マリーナ出港です。

天候は快晴、波は0.5クルージング日和です。

牛窓沖では宇野方向から三井フェリーの自動車運搬船が東に向かって航行してきます。

AISのお蔭で船名から方向、船速まできっちり把握できます。

前方を横切っても安心です。

牛窓沖から豊島と小豊島の間を通過本船航路沿いを航行します。

今日は日曜日、瀬戸大橋の手前では沢山のレジャー船が出ています。

瀬戸大橋が見えてきました。

何度通過しても瀬戸大橋は良いですね

与島の左側を航行、今丁度橋の真下です。

本島そばをJFEスチール(川崎製鉄と日本鋼管の合併)の船です。

派手な台船です。

本船航路の船舶は大方12~13ノットで航行しています。

こちらは17~18ノットそばを追い越します。

追い越す場合もセンターラインが無いのでお互いの船が徐々に寄って行かないかが気になります。

AISがあれば相手の方位とこちらの方位が進行方向線で表示されるので安心です。

一目瞭然並行に走っているか?そばに近づいているのか?離れつつあるのか?

よく分かり安心して舵を持てます。

右には両墓制の墓地で有名な佐柳島が近づいてきます。

数年前海上保安庁のヘリ墜落事故でも有名になりましたね。

ここを過ぎると左に舵を切り香川県三豊市詫間町三崎にある半島の岬をめざします。

直接観音寺市の伊吹島には行かずまずは腹ごしらえです。

岬付近は潮の流れが速く好漁場、沢山の釣り船です。

三豊市仁尾町にある海の駅「仁尾マリーナ」に立ち寄り昼食です。

ここは昼食の場合は係留料が500円で良心的です。

ビジター桟橋に接岸、はいポーズです。

さあ第一の目的地、燧灘の伊吹島に向けて出港です。

今日は日曜日、3か所ある漁港も係留された漁船がいっぱいで係留場所がありません。

グーグルの航空写真で確認して予想していましたが予想的中

港内でいりこ漁の漁師さんに確認すると短時間であれば浮桟橋に係留OKとの朗報

そんなうれしい事を・そんなうれしいお言葉を・・・(これ私のギャク)

最高、最高、裁判所・・・・です。(これも私のギャグです)

早速遠慮して端の方に接岸係留させていただきました。

潮の干満に激しい瀬戸内海は、浮桟橋は本当にありがたく、最高、最高、裁判所・・・・です。

伊吹島の漁師さん最高!いい人ばかりですね!

さあ島内見学に出発です。

「風情のある離島」最高、最高、裁判所ですね。

坂の多い島の足は原付自転車、これが最高最高裁判所・・・・もういいか!

変な看板見つけました。

何屋さんでしょう?

お留守のようです。

島の石垣、きれいで立派なものです。

でも少し地震の時不安ですね。

今は移転して島内の別の所にある元小学校に掲げてある校章

相撲場ではないですが・・・・・境内にある建物、絵馬と関連がありそうでした。

伊吹島島内にもバスが・・・・・

時刻表も

おっと!伊吹島の乗り合いバスは軽自動車のようです。

画像の奥が現在の伊吹小中学校です。

地元の人に話を聞くと現在島民は600名あまり小中学生はそれぞれ10名弱のようです。

おもな産業は名物のいりこ漁とその水産加工工場、工場は沢山ありそうです。

あとは連絡船で観音寺方面の会社勤務でしょうか・・・・

最盛期は人口4.000名もおられたようです。

家は本当にいっぱいあります。

さすが干満の差は大きそうですね。

黒い部分は満潮時の海面ですね。

さあ名残は尽きませんが弓削島に向かって出港です。

途中魚島、高井神島を通過し本船航路を横断します。

沢山の大型船や小型貨物船が関西方面へ西から東、九州方面へ東から西へ航行中です。

AISのお蔭で安心して船位、船速、方位が一目瞭然、自薦の方向線との交差地点がはっきりわかり安心して横断できます。

AIS万歳・・・最高、最高…裁判・・・もう良いか!

愛媛県上島町弓削島に入港です。

ゆげ海の駅浮桟橋に係留です。

今日は役場が休み、明日朝は立ち寄って係留料5円を支払います。

給水、給電設備も別料金ですが完備、安い、安すぎ、最高、最高

桟橋前にある上島町役場庁舎です。

ハイそれではお疲れ!はいポーズ

ホテル「イーランドシ―リゾートフェスパ」の送迎バスを待ちます。

このホテルもう4回目かな・・・・・

ホテルの窓から本船航路のある豊島方面、燧灘を望む

残念ながら夕日は反対方向ですね!

お疲れ様、海を見ながらくつろぐ船員Aさんです。

乾杯!明日もよろしく

朝一番に桟橋前のエネオスから免税軽油燃料補給です。 

航行距離84マイル155キロ 燃料220リットル

ではでは

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