神戸新聞広告で気になっていたのがユーキャンの「太平洋戦争戦いの記録」DVD
第一集DVD5巻19.000円、第二集DVD5巻19.000円、計DVD10巻38.000円です。
どうしよう?購入してもそう何回も見ないのにもったいないのではと頭によぎりました。
でも日本の歴史上最大の出来事「太平洋戦争」、戦後70年以上が経ち風化していく
戦争体験者も非常に少なくなっている
私は昭和24年生まれ68歳、我々戦後のベビーブーム、団塊の世代の一番興味を持たなくてはいけない世代なのだ。
父は最後の招集徴兵で出兵、お陰様で国内での守りについた。
配属命令を受けた陣地は本土空襲に飛来する米軍機に対する要撃で名古屋城内陣地で米軍のグラマン戦闘機、およびB29爆撃機を打ち落とすことを目的とする高射砲隊である。
グラマン戦闘機は名古屋城陣地に対して爆弾も落とすが機銃掃射がすごい
陣地の兵隊は空襲警報で避難は出来ない。
迎え撃たなければならない。
当然兵隊の死者は増えるばかり。
名古屋城内には何か所もの死体の山が有った様だ。
高高度を飛行し爆弾を落とすB29爆撃機には高射砲の弾は届かない。
高射砲の弾が届かず低い高度で爆発する弾を見て父も何とも言えない無念な気持ちになったようだ。
弾は炸裂弾で機体に当たらなくても機体の近くで炸裂させて敵機に被害を与えるため、高度を計算して、計算された高度で弾を爆発させるのである。
機体に当たらなければ効果がない速射砲や機関銃とは違うのである。
一基の高射砲に4名の兵隊が対応する。
高度の角度操作、左右の方位操作、弾の炸裂設定と発射操作、そしてすべての高度方位炸裂設定を指揮し命令する兵隊である。
父の高射砲隊は数ある名古屋の高射砲の中でも特に優秀で、グラマン戦闘機11機を撃墜し表彰状もいただいた強者チームである。
私の誇りでもある。
残念ながら終戦で米進駐軍が検閲や見回りに来るので表彰状が自宅にあればひどい目に合うとのうわさが流れ、父のお父さんである私のおじいさんが処分してしまったようで今な現物は無い。
母は学徒動員で神戸の軍需工場に配属され何回も神戸空襲にあったそうである。
お陰様で両親ともに生き残ったおかげで私を始め男兄弟三人を産み育ててくれ、お陰で今の伊藤三兄弟が幸せに生きてこれたのである。
私のおじいさんの長兄は日清戦争で戦死され若くして亡くなっているのである。
そんな事からも、日本の歴史に残る「太平洋戦争の戦いの記録」DVDを購入し次代の子孫たちの為にも自宅に保存しておきたいと思ったのである。
近くの知人で一度見てみたいと思う方が有れば連絡いただければ特別鑑賞チケットを贈呈いたします。
ではでは
▲城崎温泉の温泉宿。和モダンなロビーや美しい日本庭園などまさに癒しの宿。