長い間のお休みすみませんでした。
ようやく風邪の症状も落ち着きました。
(仕事の方もどうにか・苦笑)
今週からまた改めて定期的に
ブログ更新をしていきますので
よろしくお願いいたします。
早速ですが、復帰第一弾は
以前にもお知らせしました
母岩付きラピスラズリです。
ラピスラズリはジブリアニメ「耳をすませば」の
主人公が書く童話にも登場したりと
近年では天然石の中でも
水晶に継ぐ知名度の高い石ではないでしょうか。
実際、私が水晶の次に出逢ったのもこのラピスラズリ
しかも最初に手にしたのは
奇しくも丸玉のイヤリングでした。
今回ご紹介するのは
今年10月に新宿で開催されたジェムアート展で
購入したアフガニスタン産のラピスラズリです。
(同じ店でゲットしたのが前回ブログでも
ご紹介した空の回廊のようなアクアマリン)
和名は『瑠璃石』(あるいは『青金石』とも)
青金石(=ラズライト、ラピスラズリの主成分は
このラズライトなので、ラピスラズリの和名を
青金石と呼ぶ場合がある)、
方ソーダ石(=ソーダライト)、
藍方石(=アウイン、またはアウイナイト)、
黝方石:ゆうほうせき(=ノーゼライト)の集合体の半貴石で
天然石関連の書籍説明によると
「かつてサファイアはラピス・ラズリを指していた
(ギリシアではこの石を『サッペイロス』、
ローマでは『サッピールス』と呼んだ)。
当時の産地はアフガニスタン・バダクシャン。
後に船を使い地中海を渡ったので、
はるばる海を越えてきた青い宝石という意味で
『ウルトラマリン・ブルー』の名が生まれた。
『群青』という岩絵の具としても有名。
また、中世紀までは『扁青石(へんせいせき)』と呼ばれた。
ラピス・ラズリは民族を越えた創作語で、
ラピスは石を意味するラテン語、ラズリは青い色を意味する。
アラビア語のアル・ラズワルトが語源。
ちなみに青金石(=ラズライト)と藍方石(=アウイナイト)が多いと
美しく深みのあるラピスになる。」
とのことです。
『Lapis lazuli』
Afghanistan産
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f1/db6e01c73a3099e67532a8b3a2d8a6af.jpg)
白色の大理石(=母岩)の中央にかなり大きめの
塊りがあります。
所々にキラキラと輝く金色は
黄鉄鉱(=パイライト)です。
深い群青色の空に金色に輝く数多の星々
このイメージこそが、ラピスラズリをして
夜空のような石といわしめる由縁ともなっています。
アフガニスタン産のこの石は
さしずめアラビア砂漠の夜天でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/10/546de939fcdc6d16f7fe90d75aa0bb9a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4b/140798015a8cd2c261f35473b0336682.jpg)
斜め上と斜め下から撮影した画像です。
光の加減で透きとおった青が一層美しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9e/2e3da666ed32188d964bc8957359ef0c.jpg)
反対側から見た画像です。
こちらはパイライトがないので
若干寂しい印象でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/63/b29624f6f39c991a733aa993d4079160.jpg)
ラピスラズリのみの標本です。
こちらはミネラルマーケットではなく
天然石を扱う店頭で購入しました。
群青色の石の上に綺麗に
パイライトが散りばめられています。
他詳細については天然石の関連書籍か
ネットなどをご参考いただければ。
次回更新は明日
ラブラドライトをご紹介したいと思います。
ようやく風邪の症状も落ち着きました。
(仕事の方もどうにか・苦笑)
今週からまた改めて定期的に
ブログ更新をしていきますので
よろしくお願いいたします。
早速ですが、復帰第一弾は
以前にもお知らせしました
母岩付きラピスラズリです。
ラピスラズリはジブリアニメ「耳をすませば」の
主人公が書く童話にも登場したりと
近年では天然石の中でも
水晶に継ぐ知名度の高い石ではないでしょうか。
実際、私が水晶の次に出逢ったのもこのラピスラズリ
しかも最初に手にしたのは
奇しくも丸玉のイヤリングでした。
今回ご紹介するのは
今年10月に新宿で開催されたジェムアート展で
購入したアフガニスタン産のラピスラズリです。
(同じ店でゲットしたのが前回ブログでも
ご紹介した空の回廊のようなアクアマリン)
和名は『瑠璃石』(あるいは『青金石』とも)
青金石(=ラズライト、ラピスラズリの主成分は
このラズライトなので、ラピスラズリの和名を
青金石と呼ぶ場合がある)、
方ソーダ石(=ソーダライト)、
藍方石(=アウイン、またはアウイナイト)、
黝方石:ゆうほうせき(=ノーゼライト)の集合体の半貴石で
天然石関連の書籍説明によると
「かつてサファイアはラピス・ラズリを指していた
(ギリシアではこの石を『サッペイロス』、
ローマでは『サッピールス』と呼んだ)。
当時の産地はアフガニスタン・バダクシャン。
後に船を使い地中海を渡ったので、
はるばる海を越えてきた青い宝石という意味で
『ウルトラマリン・ブルー』の名が生まれた。
『群青』という岩絵の具としても有名。
また、中世紀までは『扁青石(へんせいせき)』と呼ばれた。
ラピス・ラズリは民族を越えた創作語で、
ラピスは石を意味するラテン語、ラズリは青い色を意味する。
アラビア語のアル・ラズワルトが語源。
ちなみに青金石(=ラズライト)と藍方石(=アウイナイト)が多いと
美しく深みのあるラピスになる。」
とのことです。
『Lapis lazuli』
Afghanistan産
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f1/db6e01c73a3099e67532a8b3a2d8a6af.jpg)
白色の大理石(=母岩)の中央にかなり大きめの
塊りがあります。
所々にキラキラと輝く金色は
黄鉄鉱(=パイライト)です。
深い群青色の空に金色に輝く数多の星々
このイメージこそが、ラピスラズリをして
夜空のような石といわしめる由縁ともなっています。
アフガニスタン産のこの石は
さしずめアラビア砂漠の夜天でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/10/546de939fcdc6d16f7fe90d75aa0bb9a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4b/140798015a8cd2c261f35473b0336682.jpg)
斜め上と斜め下から撮影した画像です。
光の加減で透きとおった青が一層美しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9e/2e3da666ed32188d964bc8957359ef0c.jpg)
反対側から見た画像です。
こちらはパイライトがないので
若干寂しい印象でしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/63/b29624f6f39c991a733aa993d4079160.jpg)
ラピスラズリのみの標本です。
こちらはミネラルマーケットではなく
天然石を扱う店頭で購入しました。
群青色の石の上に綺麗に
パイライトが散りばめられています。
他詳細については天然石の関連書籍か
ネットなどをご参考いただければ。
次回更新は明日
ラブラドライトをご紹介したいと思います。