花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~天使の蛍石~

2019年10月16日 | 天然石標本
最後にご紹介するのはこちら


天使の羽入りフローライト(蛍石)です。


『フェザー・イン・フローライト
 (エンジェル・フェザー・フローライト)
  和名:石花蛍石』

 ネット等による詳細は以下の通り

フローライト(蛍石)の中に
羽状の白い内包物が見られることからこう呼ばれている。
フローライトは世界各地で採掘されるが、
このような羽状の内包物が見られるのは世界的に見ても珍しい。
産地は中国で採れるらしい?とのこと
白い羽状の内包物の正体は未だ解明されていない。
アラゴナイト(アラレ石)の一種とされる説が濃厚だが、
他にもゼオライト(沸石)やクォーツ(石英)等々諸説様々。
フローライトの色合いで最もよく見られるのがグリーンフローライト。
他にもパープルやブルー(ブルーグリーン)の中に見られることも
こちらの方がグリーンより珍しい。





真っ白い羽が広がっています。
天使の羽の抜け殻といった感じでしょうか?

反対側はこんな感じ




画像ではわかりにくいですが
(撮影が上手でなくてすみません!)
色が非常に美しいです。
上記詳細にも書かれている、まさにブルーグリーンの色。


希少というだけあって
お値段はそこそこしました(苦笑)。
羽の部分を際立たせるため
ポリッシュ(研磨加工)するのがスタンダードみたいですね。


フローライトはほぼ網羅したと思っていたので
まだまだ石の世界は奥が深いです。


次回は年末、一年で一番楽しみにしている
12月の池袋ショーの時期に更新したいと思います。

更新が不定期ですが(汗)
懲りずにまたぜひ遊びに来て下さいね~!





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天然石標本~秋色のアンモライト&新種のチューライト(桃簾石)~

2019年10月15日 | 天然石標本
昨日に引き続き、本日は戦利品第二弾をお届けします。


この時期に相応しい秋色のアンモライトです。


『アンモライト』
 カナダ産?

ネット等による詳細は下記の通り。


アンモライトは、2億7000万年ほど前の海に生息していた、
アンモナイトが化石となり、7000万年の時を経てその表面に、
アラゴナイトが付着してイリデッセンス(遊色)効果を
発するようになった化石宝石。
イリデッセンス効果とは、光を当てた際に物質内の構造により
多色の乱反射が起こり、
表面や内部に虹色のような多色の輝きが生じることを言う。
アメリカのロッキー山脈周辺で、
ネイティブアメリカンの人々によって発見され、
バッファローの皮でその石を包んで持ち歩いたとこから、
始めは「バッファローストーン」と呼ばれていた。
アンモナイトの化石は世界中で発見され、
その数は1万種を超えるとされているが、
ほとんどのアンモライトは輝きをみせず、
宝石的価値が認められる良質なものは、
カナダ・アルバータ州の7000年前の地層からのみ採掘される。
鮮やかな色がたくさん見られるほど、高品質なものとされている。





赤く紅葉した山裾を思わせる色合いです。





角度を変えるとグリーンがかって見えます。


こちらはノルウェー産の新種のチューライト(桃簾石)

チューライトの詳細については
過去ブログ(2017.10.4)をご参照下さい。


とっても不愛想な外人(白人)のおじさまの店です(笑)




ピンク色が通常のタイプより明るくて可愛いです。


最後は思いがけずも先着プレゼントに間に合って
ギリギリゲットしたこちら





こちらのヒスイとミネラルフェアのゆるキャラ
「TIMAザウルス」のメモ帳を頂きました!


明日は戦利品ではないのですが
9月にたまたま入手した
エンジェル・フェザー・イン・フローライトをご紹介したいと思います。

フローライトは私の誕生日石なので
誕生日月に出逢えたことに何だか運命を感じてしまいました。

ぜひともお楽しみに!


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天然石標本~完璧なイリス・アゲート~

2019年10月13日 | 天然石標本
昨日の台風で甚大な被害を受けられた方々に
心よりお見舞い申し上げます。

過去類を見ないほどのモンスター級
幸いにも私が住んでいる地域はさほど被害はなく(停電、断水、浸水等)
前日からバルコニーの植木達をしっかり養生したぐらいでしょうか。


しかもそんな超ド級の台風が上陸している中に
千葉での地震
何故にそのタイミングで!?と
嘆かずにはいられませんでした。

日本列島には多くの川が流れ
そのせいで水害も多く
火山による地震や噴火も多い
半面、水に恵まれ、温泉もあり、と
つくづく良い面と悪い面、どちらもあるのだと
改めて認識させられました。

それにしても、本来、台風は秋の季語だというのに
夏から幾つも到来している台風
年々巨大化して、これも一種の温暖化の影響?と
不安になってしまいますね。


それでは気を取り直して
10月にゲットした戦利品を遅ればせながら
随時ご紹介していきたいと思います。


一つ目は大穴のイリス・アゲートです。
過去にも一度入手済みなのですが
今回のはまさに『完璧』の一言に尽きるでしょうか。

『Iris Agate』イリス(アイリスとも)・アゲート
 和名:虹瑪瑙(めのう=アゲート)
インドネシア産

 ネット等による石の詳細を再掲しておきます。

カルセドニー(潜晶質石英)のうち、
縞目模様を示すものはアゲートと呼ばれる。
アゲートを薄板にカットして光源にかざすことで、
稀に7色の虹色を示すものがあり、
イリス・アゲートもしくはアイリス・アゲート(英語ではアイリス)と呼ばれる。
これはアゲートの微細な組織に光が当たり、
回折効果によって虹色が生み出されるもので、
美しい虹色を示すものは、非常に高価に取り引きされる。
イリス(イーリス)はギリシア神話の虹の女神のことで、
ギリシア語では虹のこと意味し、
花のアイリス(アヤメ科)もこれに由来。


更に知りたい方は過去ブログ(2015.6.9)をご参照下さい。




溜息の出る美しさです(うっとり)
誰が見ても完璧な「虹色」(若干淡いですが・苦笑)が確認できるかと。

以前購入したイリス・アゲートは虹色の効果を確認するのが
結構厄介でしたが、今回のは光を当てた途端、
くっきりとした虹色効果が出ました!




更に拡大した画像がこちら


最後におまけで頂いた品も
お店の方からは虹色が出たらラッキーと思って下さいと(笑)

出てました!
うっすらとですが虹色です!!




今回購入した先は初出店らしく
目ざとい方々が沢山群がってました。
強者だとイリス・アゲートを複数買い!(驚)
(イリス・アゲートの値段は万単位が多いです)
いやぁ、それだけの価値はあると思いますね。

年末の池袋ショーにも参加するらしいので
またぜひ立ち寄ってみたいと思います。

新店舗大歓迎です!


それでは次回は秋色のアンモライトと
ノルウェー産の新種のチューライト(桃簾石)をご紹介しますね

お楽しみに~!
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