花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

初物の杏ジャム

2013年06月20日 | 日記
昨日で上半期の天然石紹介は
全て終わりましたので
このまましばらくブログ更新もお休みに~
と思っていたら
思いがけず、杏を頂きまして
毎年恒例の杏の蜂蜜漬けシロップ&
杏ジャムを作ることにしました。
今年の杏は庭に生っていたものだったのでかなり小粒。
おかげで皮をむくのが非常に手間でした(苦笑)。


杏の蜂蜜漬けシロップの方は
早速バニラアイスにかけて
デザートとしていただき
残り実の方は今回は白砂糖を
グラニュー糖に変えて
ジャムにしました。





今年はちょっぴりお洒落に小瓶につめて
可愛いシールとリボンで飾り付け。
杏ジャム作りとクリスマスクッキー焼きは
ほぼ恒例行事ですね~(笑)。
二つの瓶詰めは知り合いの方にプレゼント♪
気に入ってもらえると嬉しいのです!

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天然石標本~イチゴシロップのコバルトカルサイト~

2013年06月19日 | 天然石標本
昨日は突然更新を
お休みしてしまってすみません(汗)
改めまして、最後の戦利品を
ご紹介したいと思います。


予告でもお知らせしました
とても美麗なコバルトカルサイト(=コバルト方解石)です。
あまりのお値段の高さに
何度も迷い、考えに考え抜いた末
やはりどうしても欲しくなって
思わず銀行に軍資金を下ろしに
行ってまで購入した一品(苦笑)。
銀行にまで走るなんて生まれて初めてのことで
石友さんにその話をしたら
そんなことざらよ~、と一笑に付されました。
なるほど、欲しい石を目の前にすると
皆さん同じ行動を取るんですねぇ(納得)。


ともあれ半年分の予算(私は一年間に
天然石の購入代金を決めています)を
つぎこんで手に入れたのが以下の石です。


『Cobaltic Calcite』
モロッコ産


ちなみにこのコバルトカルサイト
パワーストーンの世界では
アフロディテとも呼ばれている石だそうで
アフロディテとはローマ名でウェヌスと言われ
英語形は有名な「ヴィーナス」です。
金星を意味すると共に「愛と美の女神」であり
愛を運ぶ石とも呼ばれているそうです。






目にも鮮やかなかき氷のイチゴシロップ色!
ドロップみたいで超美味しそう~♪
まさかの一目惚れ状態でした。





裏側から撮影した画像です。
ますますお菓子っぽい





こちらは少し大きめに撮影した画像です。
瑞々しい透明感が更にアップ!


購入した先は初めて訪れたお店。
アメリカ人の方が経営されているようで
値段はどの石も万単位と
高級品ぞろい。
販売している女性も金髪美人で
思わず石にも女性にもうっとり~。


まあ当然と言えば当然なんですが
万単位の石ってどれも逸品ばかりで
石友さんはお給料のほとんどを
天然石につぎこむ方なので
それこそアメリカ・ツーソンにまで
買い付けに行っちゃいますからねぇ
万単位でも驚いたりしませんが
私には目もくらむお値段でした。


購入後、後悔するかどうかで
やっぱり満足してしまっているあたり
ゲットして正解だったのかもと
今では思っています(笑)。


本日でひとまず天然石のご紹介は全て終了です。
今回の新宿ショーで入手した天然石は
いかがだったでしょうか?
次回は恐らく10月でしょうか。
夏頃からまたI先生の天然石講義を
聞きに行くことになるかもしれませんので
またその際にはこちらのブログで
ご報告したいと思います。
その節はぜひとも足をお運びいただければ
嬉しい限りです。
コメント (2)
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天然石標本~キャンディーカラーのピンク・スミソナイト~

2013年06月17日 | 天然石標本
土日はブログをお休みしてすみませんでした。
今日から改めて、残りの天然石をご紹介して
いきたいと思います。


本日一つ目はこちら。


『smithsonite(和名:菱亜鉛鉱)』
 アフリカ・ナミビア産


書籍及びネット等による詳細は以下の通り。


カルサイトグループの一員の鉱物。
産出はかなり珍しい。
金属イオンによりいくつかの色が知られる。
コバルトはピンク色、銅は淡い青や緑がかった色、
カドミウムは黄色を作り出す。
特徴的に金属イオンが混入するらしく、
純粋なものの方が珍しい。
カボションカット形状で独特のギラつきを示す特徴がある。
亜鉛鉱床の酸化帯で“閃亜鉛鉱”等が分解してできる二次的鉱物。
その成因を反映し、被膜状、葡萄状となり産出。
ほかに“水亜鉛土(すいあえんど)”や
“異極鉱(いきょくこう)”も形成され、
混在する場合も。
異極鉱と混在して層状の形で産出するものも。
『ボナマイト』は淡緑色で半透明、
アメリカ・ニュージャージー州のスミソナイトの現地名。
『ハーラライト』はメキシコ・アルバラドン地方に産する
ブルーからグリーンのものを。
『ターキー・ファット』はカドミウムで黄色く発色している、
アメリカ・アーカンソー州のものが代表的。

また、英名の”スミソナイト”は
スミソニアン協会の創設者である
ジェームズ・スミソンの功績
(19世紀の半ばの英国人鉱物学者で
「スミソニアン研究所」は彼が1829年に
遺産を基金として寄付し、
1838年ワシントン州に建設したもの)にちなんでつけられた。

スミソナイトの最大の特徴は
表面が絹糸から真珠のような
素晴らしい光沢を持つとても美しい鉱物であること。
更に様々な色があり、カラーキャンドルを溶かしたような美しさ
(=キャンディーカラー)を持つ。
特にアップルグリーンやピンク、ラベンダー色は最も有名な色。
本来は無色の鉱物。






キラキラしたとても可愛らしい石♪
今回入手したスミソナイトはピンク色なので
コバルトが含まれているタイプでしょうね。





実はこのスミソナイト
まだ一度も入手したことのない石なので
今回初めての購入となりました。
できれば他の色も集めたいですが
難しいかなぁ…?(苦笑)。



本日二つ目の石がこちら。


『crocoite(和名:紅鉛鉱)』
 恐らくオーストラリア・タスマニア産?

ネット及び書籍による詳細は以下の通り。


1766年エカチェリンブルグ布巾ベレゾフ鉱山で発見。
その色彩からギリシャ語で「サフラン」を意味する
κροκος にちなみ命名された。
1770年にペーター・ジーモン・パラスにより、
この鉱物が鉛を含むこと及び油絵具の原料に向くことが指摘され、
「シベリアの赤い鉛」と呼ばれて珍重された。
1797年にフランスのルイ=ニコラ・ヴォークランにより
紅鉛鉱からクロムが発見された。






油絵の具の顔料として使われたと知って
ものすごく納得しました!
とても色鮮やかな朱色に目を奪われますね~。
サイズは小さめですがお値段は結構お高め(苦笑)。
ちなみのこの紅鉛鉱(クロコアイト)
鉛の二次鉱物だそうです。



次回更新は明日。
最後のご紹介になると思います。
清水の舞台から飛び降りる勢いで
購入したそれは美しいストロベリー色の
コバルトカルサイトです。

コメント (2)
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天然石標本~アクアブルーのセレスタイトと菫色のフローライト~

2013年06月14日 | 天然石標本
昨日に引き続き、今日最初にご紹介するのは
アクアブルーのセレスタイト(天青石)。
セレスタイトは随分久しぶりの登場でしょうか?


『celestite』
 マダガスカル産

セレスタイトの詳細については
過去ブログ(2010.7.27)をご参照下さい。




マダガスカル産のセレスタイト(天青石)は
その名が示すとおり
スカイブルーの美しい色合いで有名ですが
今回入手したセレスタイトは
同じマダガスカル産でも
透明度の高い淡い水色
スカイブルーというよりは
むしろアクアブルーのイメージ。






横から見た画像です。
一つだけ真っ直ぐに伸びた
犬牙状の結晶が美しいです。
購入した先は昨日のクリソコーラと同じお店。
ここの店主の女性とはすっかり顔馴染み(笑)。
いつもお店を訪れる度に、にっこりと挨拶してくれます。
(そして毎回おまけしてくれます♪)


実はこの石、このお店で購入した最後の品でした。
お会計をしている際、偶然目に入り
視線が外せなくなったのを
目ざとく気づいたお店の方が
「これも買う?」と聞いて
追加購入となりました(笑)。



続いて二つ目も上記と同じお店で購入した品。



『fluorite』
 アメリカ・テネシー産


フローライト(蛍石)についても
過去ブログに何度も登場しているので
詳細についてはそちらをご参照下さい。






ゾーニング(層)が
はっきりとわかる端整な一品。
色も蛍石特有の深い菫色。
ちなみにこのゾーニング
本来の日本語の意味は『色帯構造』だとか。
なのでカラーゾーニングが正しい使い方みたいですね。
私は単に層状になっているものをゾーニングと呼んでいます。

フローライトは大好きな鉱物なので
珍しかったり、まだ入手したことのない石だと
ついつい手が出てしまいます(苦笑)。


天然石紹介も残すところ後二日でしょうか。
土日は一旦お休みして、来週月曜からまた改めて
キャンディーカラーの
とても可愛らしいピンクスミソナイトと
色鮮やかな朱の紅鉛鉱の二種類を
ご紹介したいと思います。
お楽しみに~♪
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天然石標本~ブランドバーグ水晶~

2013年06月13日 | 天然石標本
昨日に引き続き、本日最初にご紹介するのは
『ブランドバーグ水晶』です。
正しくはアフリカ・ナミビアのブランドバーグ山で
採掘される水晶のことで
ここ近年、市場に出回るようになった
比較的新しい石です。
若い水晶のせいかシャープでクリアなのが特徴。
非常に美しく、淡いアメシストが特に有名ですが
他にもスモーキータイプなどがあるそうです。


ネットの詳細説明によると


ブランドバーグとは、炎の山という意味で
ブッシュマンにとっては聖地であり、周囲は赤い砂漠地帯。
有史以前の洞窟壁画が多数見つかっている。
ブランドバーグの水晶があれば宝石はいらないと言われるほど
その美しさは特出している。
但し、あまり大きなものは採れない。
既にブランド化していて、価格はかなり高い。


『Brandberg Quartz』
 ナミビア産











二方向から撮影した画像です。
透明度や表面を研磨加工したような
エッジの鋭さに驚嘆です!
実は前回の新宿ショーで
手に入れそこなった品でして(苦笑)。
今回も同じお店でのゲットとなりました。
しかも残りわずかだったらしく
本当に奇跡的な入手でしたね。
このお店は前回あの素晴らしいアホーアイトを
手に入れたお店だったので
お値段もとても良心的。
二重の意味でラッキーでした!



二つ目にご紹介する水晶は
少々変わり種。
珪孔雀石(クリソコーラ)の上に
細かな水晶(ドゥルージー)の結晶が
乗っかっているタイプです。


『Quartz on Chrysocolla』
 ペルー産


クリソコーラについての
書籍による説明は以下の通り。


明瞭な結晶形を示さない鉱物。
良質のものは混じり気のない澄んだ青色で、
トルコ石に酷似。
縞目を表す緑っぽい原石であることから、
和名『珪酸分の多い孔雀石』とも。






クリソコーラのネオンブルーが非常に鮮やか。
恐らく単体としてのクリソコーラよりも
細かな水晶の結晶が覆いかぶさることで
更に透明度や瑞々しさが増したように思えます。







母岩を意識して撮影した画像はこちら。
購入した先は店主のおばさま自身にファンがいる
とても素敵なお店です♪



明日はアクアブルーのセレスタイトと
ゾーニングが鮮明な菫色のフローライトを
ご紹介したいと思います。



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