花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

ガラスドームの夢&コスチューム・ジュエリー

2018年10月03日 | 日記
台風のせいでせっかく咲きそろった金木犀が
一晩で散ってしまい
今年は寂しい秋になりそうな今日この頃ですが

気を取り直して

昨日に引き続き、今回は会場で作成した
ガラスドーム・ジュエリーをご紹介しますね。

ちょっぴり欲張って二個も作ってしまいました。
これが時間を取られた最大の原因かも(汗)。


大きい方の茶色の粒がサハラ砂漠の砂です。
グリーン・フローライトやアベンチュリンなど
主に緑色の石を中心に集めてみました。
(他にはラリマーや透明なアポフィライトも)

イメージとしては「砂漠のオアシス」
といったところでしょうか。


この作業思った以上に手間で
石が大きくてガラスドームに入らず
何度かペンチで砕いて入れるという
なかなかに骨の折れる作業でした。


それと大量にある石の種類に
どれを入れるかも悩みどころ。
後はその人のセンスでしょうね。






左隣りの小さいタイプの方は
ルビーの粉末をベースに
なるべくピンクや赤系の石をセレクトしました。
イメージは「千本桜」


粉をベースにする際には
ガラスドームの中にあらかじめオイルを垂らしてもらいます。
その方が後で粉がドームの中で安定するのだとか。
仕上げにプロの先生にドーム内部をオイルで満たしてもらいます。

最後はそれぞれ蓋をして(金か銀か金具を選べます)
鎖を通してできあがりです。


過去ミネラルフェアには多数参加して来ましたが
こういった企画展は初めての体験でした。


やっぱり石好きには楽しいですね~。
もちろん、石に詳しくない方にもお勧めですよ。


一緒に作業した年配のおばさまも
ブルーを基調とした素敵なガラスドームを作られていました。



最後にアクセサリーつながりで
私がコレクションしている
コスチューム・ジュエリーをご紹介したいと思います。

過去、天然石にはまる前は
こういったジュエリー集めに熱中していました(笑)。


こちらはアンティーク調のジュエリー
19世紀ぐらいのデザインが好きですね~。











そしてこちらはアラビアやエジプトといった民族風ジュエリー
ハーレムとかに似合いそうです。







ルビータイプのネックレスとイヤリングは
別々に購入してそろえたものです。
この中で最も高価でした。





最後が宝石箱を兼ねたオルゴール

指輪はもっぱら母から譲り受けたもの。
(他にもブローチやペンダントなども)
子供心に「黄金虫」や「蛇の目のルビー」「忘れな草」など
密かに名前をつけて楽しんでいました。

どの指輪につけた名前かはぜひ当ててみて下さいね。





私のコスチューム・ジュエリー好きは
恐らく母の影響だと思います。
これら全て本物だったらと
ちょっとだけ夢想してしまいます(笑)


コスチューム・ジュエリーの唯一の欠点は
眺めている分には良いのですが
日常使いに向かないということ。
パーティーでもない限り
これらのアクセサリーをつける機会は
全くと言っていいほどありません。


美しいジュエリーの数々
これまでお披露目する機会がなかったので
石とは関係ないのですが
今回あえてご紹介させていただきました。
少しでも目の保養になれば嬉しい限りです。


それでは次回ブログ更新は12月になります。

今度も素敵な石達に沢山出逢いたいですね~!



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天然石標本~若草色のメリーゴーランド&赤い水中花~

2018年10月02日 | 天然石標本
日本各地に猛威を振るった大型台風
今回は不穏な天気の中での開催となりましたが
東京は少なくとも昼間は暴風にならず
本当に良かったですよね。


そして今回もどうにか初日朝一番での参加ができました。

時間も前回の教訓を生かして少しだけ早めに。
そのおかげか列は思ったより短かったです。
もっとも並び始めて30分後ぐらいには
一気に長くなりましたけどね~(苦笑)。
やはりミネラルフェアの知名度はここ数年
確実に上がっているのでしょう。


さて今回の戦利品は天然石に関しては3つでした。

実は石を購入する前に、ガラスドームのアクセサリー作りを
優先してしまいまして。
こちらが思った以上に時間がかかりました。
作品に関しては次回ご紹介したいと思います。


最初に手に入れたのがこちら

『ピンク・トルマリン柱状結晶』
 ブラジル・クルゼーロ鉱山産

トルマリンについての詳細は
過去ブログ(2011.12.14)をご参照下さい。





サイズは小さいのですが、結晶形といい、色合いといい
なかなかの逸品。
何よりお値段が良心的。
お店のご主人からも、良いのを選びましたね、とお褒めの言葉が(喜)。

最初に購入する石ってその後の買い物に弾みをつけてくれるので
非常に大事なんですよね。


続いて二つ目も色と形の美しさに
即座に購入決定となりました。


『fluorapatite(和名:フッ素燐灰石)』


アパタイトと言うとどうしても
「歯」を連想しがちですね(笑)


ネット等による詳細は以下の通り。


アパタイトは、リン酸塩鉱物の鉱物グループに対する一般的な名称
鉱物的には、フッ素燐灰石(fluorapatite)。
色、形状、光沢など他の鉱物と間違われることがあるため
ギリシャ語の「ごまかす」「騙す」「惑わす」という意味の「apate」に由来する。
アパタイトは、人間や動物の歯や骨の主成分である
ハイドロキシアパタイト(hydroxyapatite 和名では水酸燐灰石)とほぼ同類のもの。
また、アパタイトには、産地や色合い(水色 青色 緑色 黄色)様々なタイプがある。
アパタイトは、衝撃に弱い石なので取扱いには要注意。
直射日光が当たる場所での保管は変色・退色の恐れがある。


ちなみにアパタイトの色はネオンカラーと呼ばれる
ネオン発色味を帯びたもの。





結晶形がまるで小さなメリーゴーランド
若草色の透明度の高い非常に美麗な結晶です。
眺めているだけで夢心地になれますね。

このアパタイト、一般的によく知られているのはネオンブルー。
グリーン系ではスペイン産の
「アスパラガス・ストーン(Asparagus stone)」と呼ばれるものが
希少性が高く非常に高価だとか。
黄色から黄緑色をした“アパタイト”の結晶の色が
“フレッシュ・アスパラガス”のようで
それに例えてつけられたらしいです。

緑色がさらに深くなると「モロキサイト」という別名になるとか。

私が購入した石は値段的にもさほどではないので
そこまでのレベルではないと思われます。


最後がこちら。

第二会場で見つけた初めてのお店での購入です。
とても愛想の良いインド系(?)の店員さんで
何故か安いのにさらにおまけまでしてくれました!


『ガーデン・クォーツ』

ガーデン・クォーツは過去ブログでも何度か登場しました。

今回はクリアな水晶と真っ赤な花のようなインクルージョン(内包物)が
まるで水中花のように見えて素敵です。
残念ながら、内包物の正体は不明ですが(汗)





ガーデン・クォーツは本当に様々な風合いのものがあるので
幾つでも欲しくなってしまう危険な石なんですよ(苦笑)。
この石を専門に集めているコレクターもいるほどです。


次回は二時間近くかけて作成した
ガラスドーム・アクセサリーをご紹介したいと思います。
我ながら結構な力作だと思うのですが、どうでしょうか(笑)

ぜひともお楽しみに~!

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