花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~日本産水晶~

2018年12月26日 | 天然石標本
今回ご紹介するのはこちら

日本産の天然石です。

これまでも幾つか国産の石を紹介したことはありましたが
やはり海外の華やかな石に比べやや地味な印象があり(苦笑)
それほど興味が持てなかったのですが
今回のミネラルマーケットでは目からウロコの
驚くほど美麗な石達と出逢いました。


最初がこちら





福島産の紅石英(ローズ・クォーツ)
色が非常に美しいです。
しかも採れた場所が「桜山」というんですから
まさにピッタリ!


福島は母の実家でもあるので
改めて感慨深いものがありました。


続いてこちら




ラベルに書かれている桜水晶の意味

実は輪切りにして磨くと桜石に良く似た
綺麗な結晶が現れます。
お店にはその写真も一緒に飾られていました。

まあ、残念ながら輪切りにはしたくないので
このままでしょうが(苦笑)。


ネットで拾った画像だとこんな感じになるみたいです。




桜の結晶が出そうな部分を
拡大してみるとこんな感じになります。



何となくですが、うっすらとそれらしい結晶が。

なんかもう石の撮影って本当に難しいです(汗)。


このお店は全て国産のみを扱っていて
驚くほど繁盛していました。

この桜水晶も一旦は売り切れていたのですが
思いきって在庫を聞いたところ
幾つか残っていたのを出してもらえました。
隣りで同じように石を選んでいたおばさまからも
私も欲しかったの!と感謝されました。


本日で今年最後のブログ更新となります。

一年間ありがとうございました。

来年もまたひっそり更新すると思いますので
思い出した頃にでものぞきにきて下さいね。


それでは今年はクリスマスを過ぎてしまいましたので

皆様、良いお年をお迎え下さい。









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天然石標本~多色性アメシスト&三日月フローライト~

2018年12月25日 | 天然石標本
今回ご紹介するのは非常に珍しい多色性のアメシスト
アメシスト自体はポピュラーな石ですが
今回初めて変種にお目にかかりました。

古い鉱山から発掘されたものだそうで
お店の方もはっきりとした出所はわからないそうです。
恐らくはブラジル産ではないかと言っていました。

アメシストについての詳細は過去ブログをご参照下さい。

ちなみにアメシストには多色性という性質があり
多色性とは、見る方向によって異なる色を呈する性質の事。
これと同じ性質を持つのがアイオライト(和名:菫青石)です。



ライトをあてると青と紫の色の違いがうっすら確認できます。

実はこの石、スマホでの撮影に物凄く苦労しました。
何度撮っても色の違いがわかりずらく
通常の蛍光灯の下では黒味がかった紫にしか見えないんです(泣)




通常ではこんな感じに




ライトをあてると一部がブルーに変化します。
蛍光しているのではなく、あくまで部分的な変化です。

もっと解像度の良いカメラで撮れば
違いが明確になるのかもしれませんね(汗)。


暖色系のライトをあてると赤くなる部分もあり
(こちらの撮影はさすがに無理でした・涙)

まさにアイオライトの多色性に似ています。



そして二つ目がこちら


三日月模様が浮かぶフローライト(蛍石)です。





フローライトは沢山持っていますが
ゾーニング(多層)がこうした模様に見えるタイプは初めてですね。
なかなかにお洒落です。


次回は日本産の天然石をご紹介したいと思います。
長らく外国産にばかりこだわってきて
日本産はそれほど美麗な石もないので
これまで全く興味が無かったのですが
今回は目からウロコの石に出逢いました。

ぜひともお楽しみに~!




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天然石標本~氷の宮殿~

2018年12月20日 | 天然石標本
今年も無事池袋ショーが終了しました。

初日の前日がI先生の天然石セミナーとかぶってしまい
仲の良いIさんとは彼女がミネラルショー出店のため
会場でお会いすることになりました。

そしてやはりというか
今回も池袋ショーはものすごく活気がありましたね。

新規出店者が多く、企画イベントも多才でまさに楽しさ満載!
おかげで今回も様々な石達と巡り会うことができました。


今年最後のブログ更新では
そんな素敵な戦利品の数々をご紹介したいと思います。


最初はこちら


「セレスタイト(和名:天青石)」
 マダガスカル産

石の詳細については過去ブログをご参照下さい。


天青石はその名の通りストロンチウムによる
ブルーグレイタイプが有名ですが
中にはこんな透明度の高いカラーレスタイプもあります。








まるで幾つもの尖塔がそびえたつ
氷の宮殿のようじゃないですか?
ルーペで覗くと別世界のように美しいです。


購入したお店は池袋ショーの度に足を向けるところ
毎回、素敵な天然石のポストカードや卓上ミニカレンダーを
いただいたりしています。


以前のブログにも書きましたが
一番最初に買う石ってものすごく重要なんですよね
その後のショッピング運がここで決まる、というか(笑)。


二つ目はこちら


「スコレサイト(和名:スコレス沸石)」
 インド産

石についての詳細は過去ブログをご参照下さい。


スコレス沸石は二個目の購入になるのでしょうか。








先端にキラキラとした結晶が降り積もり
こちらも『雪』と『氷』のイメージですね。
まるで花束のようでもあります。


第二会場のインド人男性二人組のお店でゲットしたんですが
実はこの店、テーブルに無造作に石を並べられていて
値段がいっさい書いてないんです...(泣)。


通訳もいないようだし
(普通、お店の方が日本語が全くできない場合
日本人通訳が付くことが多いです)
どう切り出せばいいか悩んでいたところ
たまたま隣りにいたおじいさんが
片方の男性を相手にいきなり値段交渉を始めたんです。
しかも思いっきり「日本語」でっ!
インド人の男性の方も何度か電卓で価格を示し
最後は無事商談が決まったよう。


私も真似して同じように欲しい石をその男性に指さすと
電卓で価格を表示してくれました。
思ったより安くて、嬉しくて笑顔でうなずき
こちらも無事購入決定と相成りました。


石を包んでもらっている間
先程のおじいさんが
「値札がついてないんだもんねぇ」と。
思わず互いに苦笑いに。


それにしても最後まで日本語で押し通したおじいさん
いやはや天晴れです!
なんかあのおじいさんは海外に行っても
全部日本語で通じそう(尊敬)


そのおかげで私も欲しい石が買えましたし
おじいさんには感謝ですね。


次回は物凄く希少な多色性アメシストに
三日月模様を持つフローライトをご紹介したいと思います。


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第27回東京ミネラルショー開催のお知らせ

2018年12月06日 | 日記
いよいよ来週末には平成最後の
ミネラルマーケットが開催されますね!


『第27回東京ミネラルショー』
 会期 2018年(平成30年)12月14日(金)~17日(月)
 開催時間 午前10:00~午後6:30(最終日午後4:00)
 会場 池袋サンシャインシティー文化会館ビル 2階(Dホール)3階(Cホール)
 入場料 一般:800円
    学生:500円
    中学生以下:無料
    (4日間通し・公式ガイドブック付)
 前売り券 800円(一般入場券のみ)入場時当日券引換
      チケットぴあ/セブンイレブン/サークルK・サンクス(Pコード 989-950)


今回は第二会場を拡大して
以下の二つの展示を行う予定です。



「ワイン産地にジオパーク」ボジョレー地区のアンモナイト

フランスのボジョレー地区といえば日本では
ボジョレーヌゥーボオで知られた有名なワイン産地。
この地方は2018年にユネスコの
世界ジオパークに認定されました。
実はアンモナイトをはじめとする
化石の産地でもあることをご存じだったでしょうか?
第27回東京ミネラルショーはボジョレー地区の
アンモナイト博物館Espace Pierre Folleの協力を得て、
この産地のアンモナイト化石を紹介します。


「ローマ時代の金属鉱山」コソボ共和国TREPCA MINE

中世のローマ時代から知られているトレプカ鉱床は
金、銀、銅、鉛、亜鉛などのヨーロッパ最大の産出地域の一つでした。
トレプカ鉱山は中世~近年まで長い紛争の歴史ののち、
旧ユーゴスラビアから独立したコソボ共和国の管理下で
現在も稼働中の鉱山です。
この鉱山からはシャープな自形結晶の金属鉱物が多種類産出し、
現在も世界中の鉱物収集家に大変な人気を得ています。
第27回東京ミネラルショーではトレプカ鉱山の紹介と、
この鉱山から産出した見事な鉱物標本のコレクションを
一同に展示いたします。
展示標本は販売品なのでコレクター必見です。



特別イベント「何が発掘できるか-30万年前の化石を探してみよう」

12月16日(日)

インストラクター:茨城県自然博物館 名誉学芸員 国府田 良樹 (こうだよしき)

本物の木の葉化石等が保存された原石の発掘作業が体験できる!
木の葉化石の断面観察・産地や地層についての解説も!

場所
第2会場(3F)事務室

時間
午前の部:10:30~12:30
午後の部:14:00~16:00

参加料
1,200円(税込)
小学生以上 (木の葉化石原石)5点付

参加受付
当日第1会場入口前にて受付。
各回定員30名(事前予約枠15名まで)

事前予約
予約の受付は終了いたしました



特別講座「化石発見物語」

12月15日(土)

講師:茨城県自然博物館 名誉学芸員 国府田 良樹 (こうだよしき)

恐竜,ゾウ,クジラ,巨大サメ・・・化石発掘にかかわるおもしろい話がいっぱい!!

場所
サンシャインシティ 文化会館5階 502会議室

時間
13:00~15:00

受講料
800円(税込)
講座資料・恐竜の骨化石標本付

受講受付
当日第1会場入口前にて受付。
定員100名(事前予約枠50名まで)

事前予約
予約の受付は終了いたしました


恒例企画としての水晶のジオード・クラッキングや福引き、鉱物検定など
今年も盛り沢山です。


ぜひとも皆さん、足を運んで下さいね~!


今年も頑張って初日参加を目指します!

今回はもしかすると久しぶりにMさんにお会いできるかも。
彼女は私を天然石セミナーに誘って下さり
まさにI先生とお知り合いになるきっかけにもなった方です。


戦利品については後日こちらのブログにてご紹介しますね。


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2018年クリスマスツリー&リース

2018年12月03日 | 日記
12月だというのに気温のアップダウン差が激しくて
何だか風邪ひきさんが多い師走になりました。

土曜日にたまたま街中で小耳にした会話に
「目が覚めたら12月だった」というのがありました。
確かになるほど!ですね~(笑)。


本日は平成最後のクリスマスツリーとリースをご紹介したいと思います。


今年のイメージカラーは「フロスティ」
個人的には気に入っているのですが
若干寂しい雰囲気があるかもしれませんね。








ダイヤモンドのオーナメントが一番お高かったです(苦笑)。








プレゼントやパラソルのオーナメントはここ数年毎年見かけます。
色も様々あって、最初の年に購入したのが赤、続いてピンク
今年は銀色を購入してみました。


続いてクリスマスリース

今年は何故かリースが豊作の年で
母が日曜教会で購入しました。
ボランティアの方々が恵まれない子供達のために
手作りして販売していたリースだそうです。





なかなかに素敵ですよね~!


次回更新は年内最後のミネラルマーケット
『池袋ショー』についてになるのでしょうか。
今年も残すところひと月
悔いのない一年になるよう頑張りたいです。






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