花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~ブルーヒスイとべっこう飴の蛍石~

2011年10月10日 | 天然石標本
本日が戦利品最後のご紹介になります。
ラストを飾るのはミャンマー産のブルーヒスイと
べっこう飴色の端整な蛍石(フローライト)。


ヒスイも蛍石も過去ブログで詳細については
ご説明済みなので、ここでは簡単に。



『jadeite[ジェダイド](=翡翠輝石)』
 ミャンマー産(ブログ参照 2011.2.10)






ブルーヒスイは以前
新潟県糸魚川産のコバルト・ヒスイ=青い翡翠を
ご紹介したことがありますが
今回は珍しくミャンマー産。
ミャンマーは世界的にも有名なヒスイの産地ですが
こんな透明感のある青いヒスイも採れるんですね~
ビックリ!





裏から見るとこんな感じに。
アイスブルーの独特の色合いがとてもエキゾチック♪




『Fluorite』
 Clay Center,Ohio USA産





ゾーニング(=層)がくっきりと綺麗で
見た目はキャンディーみたいです。
蛍石にしては珍しい真四角タイプ。
蛍石は色といい形といい
お菓子っぽいものが非常に多いですね。





こちらのフローライトも
方解石&閃亜鉛鉱と同じ
お馴染みの親切なおばさんがいる
お店で購入しました。
あまりの可愛らしさに即購入に♪



それでは次回更新は年末の池袋ショーが
開催される頃でしょうか。
また珍しい石や素敵な石の数々をゲットして
ご紹介できればと思います。
その際にはぜひとも遊びにいらしていただければ嬉しいです。
コメント (2)
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天然石標本~煌めく方解石&閃亜鉛鉱~

2011年10月09日 | 天然石標本
三つ目にご紹介するのは
方解石と閃亜鉛鉱(せんあえんこう)の共産鉱物です。


『Calcite&Sphalerite』
USA産

カルサイト(方解石)については
過去ブログをご参照下さい。
また、スファレライト(閃亜鉛鉱)についての
書籍による説明は以下の通り。



熱水鉱脈にガレーナ(Galena「方鉛鉱」)や
ドロマイト(Dolomite「苦灰石」)などと共産。
当軸晶系四面体半面像晶族に属し、
斜方十二面体やその他の結晶体で発見されることが多く、
他にも塊状、粒状、ぶどう状、緻密な晶癖のものが見られる。
無色や白色もあるが、含有される鉄分により
黄色、オレンジ色、褐色、黒色に。
ジンクブレンドまたはブレンドの通称がある。
これは共産するガレーナと形や色が似ていて
惑わされやすいところから付けられた。
なお、名前の由来はギリシャ語で
裏切りの意味である「sphaleros」に由来。







メタリック部分が閃亜鉛鉱
黄色の透明な結晶部分が方解石です。
このキラキラ感に思わず一目惚れ。
いつも購入する親切に石説明をしてくれるおばさんのお店でした。
今回も素敵な石を選びましたね!と言われて大満足♪






裏側から見るとこんな感じに。
こちらはもっぱら方解石のみというところでしょうか?
ちなみに方解石は鉄分を含むと黄色になるそうです。



それでは次回更新は明日。
最後に登場するのは今回入手した中でも
特に目玉の石です。

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天然石標本~妖精とドラゴン~

2011年10月08日 | 天然石標本
昨日に引き続き、今日からは戦利品を
それぞれご紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのは下記の二点。
これは天然石標本というよりは
珍しさで購入してしまった品です。



『フェアリー・ストーン』
カナダ・ケベック産


ネットによる説明は以下の通り。

フェアリーストーン(妖精石)は、
約260万年前から今日まで
氷河の湖底で形成された石で
様々な形があるが、主成分はカルサイト(方解石)。
ネイティブアメリカンの間では
お守りとして崇められている。
幸運を呼び込む石と言われ
家族に健康と豊かさをもたらし
また、邪悪なものから身を守るという言い伝えがある。







ヒーリングの世界ではかなり有名らしく
珍重されているようです。
私の場合は、ヒーリング効果より
名称と帽子によく似た愛らしい形に
心惹かれての購入と相成りました。
実はもう少し色の薄い
ライトグレータイプと迷ったんですが
形の良さでこちらをゲット。
値段はネットで出回っている石よりかなりお安め。
やはりもう一個購入しても良かったかも!?






やや斜めから見た画像です。



『セプタリアン・スフィア』
 マダガスカル産


同じくネットによる説明は以下の通り。


黄色い部分は「方解石(カルサイト)」
茶色い部分は「霰石(アラゴナイト)」の混合石。
恐竜やドラゴンの卵を連想することから
「ドラゴンストーン」とも呼ばれている。







スフィアとは球形のこと。
寄木細工のような独特の味わいがあり
なかなかお洒落です。
元来、加工品はあまり好みではないんですが
ドラゴンストーンの由来が恐竜の卵に似ているから
ということで丸型でもOKかなと(笑)。






方解石部分から撮影するとこんな感じに。



それでは次回更新は明日
キラキラ煌めく方解石と閃亜鉛鉱を
ご紹介したいと思います。
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先着プレゼント(アンモナイト他)

2011年10月07日 | 天然石標本
ひと月以上ぶりのブログ更新です。
あまりにも長い間放置しすぎて
既に忘れ去られてしまったのではと
一抹の不安が…(苦笑)。


気を取りなおして
今回は先々週の金曜から休日を挟んで4日間
新宿で開催されたミネラルアート&ジェム展での
戦利品の幾つかをご紹介したいと思います。


今回も石友さんからいただいたチケットで
初日の午後に会社を早退しての参戦となりました。
ミネラルマーケットでもやはり『アート』と
名がつくからには、純粋な鉱物標本というよりも
もっぱら加工された品が多いせいか、
従来のミネラルマーケットに比べ
気持ち的にややリラックスモード(笑)


しかも今回は先着プレゼントが
午前と午後の2回行われたようで
運良く会場に到着した時刻が
午後の整理券配布にあたり
二度目の先着プレゼントゲットとなりました!


いただいたのは下記の三品。
アンモナイトの化石は自分だったら
絶対に購入しない品なので
思いがけず得した気分♪






『ammonite』
マダガスカル産
(右下)

『Red Aventurine Quartz(和名:砂金水晶または砂金石英)』
インド産
  (左下)

『Green Quarzait』のペンデュラム(Pendulum)
  (真ん中上)


ちなみにQuarzait=クォーツァイト(珪岩)とは
アベンチュリンと全く同じ成分ですが
クロム等を含む雲母による
キラキラと輝くアベンチュリン効果がないのが特徴です。

※ ペンデュラムは占い用ダウジングに使用する振り子の意





アンモナイトを裏側から見た画像です。


午前中の先着プレゼントは
もっぱらブレスレット等のパワーストーン系
アクセサリーだったようですね。
私自身パワーストーンとして
石を身につける習慣はないんですが
これだけ世間でもてはやされていると
ちょっぴり気になることは気になります(笑)。


先着プレゼントの列に並んでいた時
後ろにいた中年男性の方と
スタッフの女性との会話が何気に
面白かったです。
この先着プレゼント、実は子供の間では大人気だそうで、
石は購入しなくても、このプレゼントだけ
もらいに来る子もいるのだとか。
本来は石を購入してもらうことが前提の
ミネラルマーケットですが
未来の客になるであろう子供達への
サービスという意味も込めて
先着プレゼントをやっていると
スタッフの女性が説明していました。
なるほど~!


それでは次回更新は明日。
妖精とドラゴン――まるでおとぎ話のような
名前のついた石をご紹介したいと思います。
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