花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~星形ファントム・クォーツ&ピンク・トルマリン~(追記有り)

2017年06月09日 | 天然石標本
本日は以下の戦利品をご紹介したいと思います。


一つ目はこちら





アメシストのファントム部分が
まるで星形のように見える水晶です。
ちなみにファントムとは水晶内に別の結晶が成長してできたもの。


ファントム・クォーツのネット等による詳細は以下の通り


ファントムクォーツは、別名ゴーストクリスタルと呼ばれ、
幻影水晶、幽霊水晶という意味がある。
水晶が成長していく中で、
一度成長を止めてから、また成長する際に他の物質が
含まれることで外側と中では違う物質で形成され、
中に見える異なる物質でできた塊が
山のように見える石。
この中の模様には山が一つであったり、
山が重なったようにできているものもあり、
色彩は無色透明の水晶に液体や
小さな結晶(インクルージョン)がある。


上から見て星形に見えるということは
水晶が六方晶形で成長するという証しみたいなものですよね。


横から見るとこんな感じに。





先端の部分にアメシストのファントムがあります。

後日知りましたが、こういったユニークな形状の
ファントム水晶のことを海外では
『砂時計』と呼ぶそうです。
言われてみればですね!


続いて
これはほぼ衝動買いでしょうか。
基本的に天然石は手を加えたものは
あまり好きではないのですが
これは色の可愛さに完全にやられました(笑)。
(トルマリンについての詳細は
『2013年1月10日』ブログをご参照下さい)


ピンクトルマリンをカボションに研磨したもの
今回はお洒落にコーディネートしてみました。





拡大したのがこちら





実は色が気に入って購入したのは上の方の少し大きめのタイプで
下の小ぶりのものは中心にうっすらとキャッツアイが入っていたのが
購入の決め手でした。

どうにかがんばって撮影してみましたが
うっすらと浮かぶキャッツアイ見えますでしょうか?


今回は思った以上にあまり欲しい石が見つからず
少し残念でしたが
ある意味珍しさでは大満足の収穫でした。

次回は秋ですね。
また思いがけない店で
新しい石との出逢いを期待したいです。


最後に最新のカイトの画像を





今夏で満四歳になります。
人間の年齢だと30歳だそうですが
この寝方を見ている限り全くそう思えませんね(苦笑)。
相変わらず甘ったれで抱っこと頭をなでられるのが大好きです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然石標本~ティファニー・ストーン&紅サンゴの化石~

2017年06月08日 | 天然石標本
ミネラルフェア=通称「新宿ショー」が
火曜日に終了しました。
皆さん、欲しい石は入手できましたか?
私も無事初日参加してきました。
参加者数は年々増加の一途を辿り
ついに開始前の待機列が屋外まで伸びそうな勢いに!
それでも何とかギリギリ屋内の列に並ぶことができました(ホッ)

本日から二日間に渡り
戦利品をご紹介していきたいと思います。


今回のテーマは化石
そのせいか天然石は思ったよりやや控えめな印象
おかげでいつもは素通りするだけだった
老舗のお店で初めて購入することになりました。


この店は日本人の年配の方がオーナーで
フェアに参加していた石友さんからの情報によると
天然石の顕微鏡を作られている
その道では有名な人なのだとか(ビックリ!)
海外から入手した石を全て手磨きして
格安に販売している良心的なお店だそうです。


こちらが購入した石です。


ティファニー・ストーン(=オパライズド・フローライト)
 アメリカ・ユタ州産

名前の由来や石の詳細については過去ブログ『2013.12.10』を
ご参照下さい。



今回は特に
フローライト特有の紫が鮮やかなタイプと
フローライトがオパール化したものが顕著なタイプ
二種類を購入しました。




こちらはフローライト(=蛍石)独特の紫色が綺麗です。
画像では透明な感じがしますが
実際の石はもっとマットな感じ。





こちらはオパール化した部分が黄色にくっきりと分かれ
変化が鮮明です。





裏側は完全にオパール化していますね。





光で透かすとこんな感じに。






更にこの部分では赤く蛍光しています。



実はこのお店でちょっぴり悔しい出来事が(苦笑)。
私とほぼ同時ぐらいに
訪れた年配の男性客
その方がいち早く手にしたティファニー・ストーンは
オパール部分がキラキラと輝く見事なピクチャーストーンだったんです!
値段もあれほどの逸品にしては格安で
オーナーさん自らうちの店は手磨きなので
その分、人件費がかからず安いんだと。
沢山ある石の中で見事に一番貴重な石を見つけ出す
改めて目利きってこういうことを言うんだなぁと痛感させられました。

天然石は二つと同じものはないので
残念ながらその見事な石はその男性に買われて行きましたが
返す返すももっと早く気づいて手に取っていれば!
私が最初に手に取ったのは
上記の紫色が鮮やかな石だったんです。
やっぱり最初に色に目がいってしまうんですよね。
次回、もし似たような石を見つけたら
絶対にゲットしたいです!


続いてはこちら。
天然石というより
今回のミネラルフェアのテーマである化石ですね。


紅サンゴの化石がそのままオパール化したもの。
朱色が実に鮮やかで美しいです。


紅サンゴの化石
 アメリカ・ユタ州産




表面をオパールが覆っているのがわかります。
まるで紅サンゴが石の中に閉じ込められているみたいですよね。
こちらもブラックライトで青く蛍光します。



明日はアメシストのファントム部分が星形に見える水晶と
超可愛いピンク・トルマリンをご紹介したいと思います。
ぜひともお楽しみに。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする