花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~カラフルな石達~

2017年12月11日 | 天然石標本
先週に引き続き、戦利品第四弾をご紹介したいと思います。

今回はとてもカラフルで可愛らしい石達。


石英を母岩にブルーとピンクのトルマリンが
重なってくっついている美味しそうで愛らしい逸品。





拡大した画像です。
トルマリン独特の六方晶系の形状が見てとれます。
(トルマリンについては過去ブログ2011.12.14参照)




こちらは角度を変えて。
思わずカリッとかじりたくなるような。
味は絶対に甘いハズ!(笑)

毎回、幾つか一目惚れ石があるのですが
このトルマリンもその中の一つ。




全体像はこんな感じ。
サイズは手のひら大でしょうか。
石英部分が結構重いので
ずっしりした感触です。





お店から頂いたラベルです。


続いてはこちら


『ウグイス・メノウ』
 ブラジル産





こちらのお店は池袋ショーの度に何らかの石を購入します。
かなり年配のご夫婦のお店ですが
品ぞろえがなかなか良くて、しかも値段が手頃。
(ほとんど千円以下)
ウグイス・メノウも過去ブログ(2012.12.20分)に登場しますが
こちらの店で購入しました。
今回はそのグラデーション版になります。

色が非常に鮮やかで美しいです。
まるで絵の具を何層にも重ねたよう



最後はディスコ・アポフィライトを購入したお店で
ゲットしたイエロー・カルサイトです。






何と言ってもこのコロッとしたサイコロ状の形が可愛いです。




裏側はこんな感じに。




お店から頂いたラベルです。



今年最後のミネラルマーケットに参加してみて
やはり私には池袋ショーと一番相性が良いなぁと改めて思いました。
不思議と必ず素敵な石達と出逢えます。

しかも今回は偶然にも石を全く知らない方のガイド役として
日曜日にもう一度池袋ショーを訪れる機会にも恵まれました。
Eさん、その節は楽しそうにお話を聞いていただき
本当にありがとうございました!
最後に誕生石だというエメラルド原石をゲットされて
嬉しそうにしていただけたのが何よりでした。
実は彼女も様々な石を見ながら
お菓子みたいで美味しそう!という感想をいただきまして(笑)。
やはり感じることは似てるんだなぁと。

次回は来年6月の新宿ショーになります。
また珍しい石や可愛い石をご紹介できればと思います。


それでは少し早めですが今年も恒例の挨拶で締めくくりますね。



MerryChristmas&HappyNewYear!



















コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然石標本~ヒマラヤ・マニハール産水晶~

2017年12月08日 | 天然石標本
三回目にご紹介するのはこちらの水晶


今回最大のヒットだったヒマラヤ・マニハール産水晶です。


とびきりの水晶であることは一目瞭然ですね!
これほど透明度の高い水晶はハーキマー以外では初めてかも。





クローライトが透明な水晶に鏡のように映り込んでいて
全体的にグリーンに見え、大変美しい逸品です。


その部分を拡大するとこんな感じに




水晶下部のクローライトが透けて見えるのがわかります。




更にクラック効果で虹色部分も。




お店から頂いたラベルです。


第二会場で購入したのですが
ここのお店は今回初出店で
しかも店主の男性が自らヒマラヤまで出向いて
とびきり美しい水晶を仕入れてきたのだとか。
業者らしき方と次々にお店に卸す契約をしていました。
すごいなぁ。


そしてこちらもやはり初出店
変わり種水晶です。


『貫通水晶』
 チベット産




水晶がもう一方の水晶を貫通しています。
どちらも結晶形が美しく
サイズは2、3ミリと小粒ですが
とても端正な結晶。





こちらは角度を変えて


最後はピンク・アメシストになります。





ピンクと言っても、チェリーピンクに近いでしょうか?
何となくストロベリー・クォーツを彷彿とさせます。
こちらは第一会場でゲットしましたが
第二会場でも同じ石を見かけました。
今回は結構出回っていたのかも!?
恐らく新種っぽい水晶です。


角度を変えて2パターン撮影してみました。








中央部分がキラキラしていてとても綺麗です。
根本部分に水晶特有の種となる
円形の石英母岩が幾つか見えますね。
赤い筋は鉄でしょうか?


ちなみにピンク・アメシストの見極めは大変難しいらしく
ピンク色が強すぎるとローズ・クォーツになってしまうこともあるとか。
淡いピンク色から赤紫まで、色の変化があるそうです。
今回のタイプは赤紫が一番近いのでしょうか。




お店からいただいたラベルはこちら


過去にも何回かレンゲ色のアメシストや
それこそ初期の頃には
ローズ・ド・フランス(淡いライラック色のアメシスト)なども
ご紹介しましたが(過去ブログ参照)
今回のはまた独特かもしれませんね。


次回は来週、最後の戦利品になります。
様々な色合いと形のとても可愛らしいトルマリンやカルサイト、メノウです。

お楽しみに~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然石標本~勿忘草色フローライト・仮晶&ピンクゼリー~

2017年12月07日 | 天然石標本
二回目にご紹介するのはこちら

勿忘草色のフローライト(蛍石)仮晶です。
熱気と勢いのある第二会場でゲットしました。


『蛍石・仮晶あるいは仮像』


ちなみに『仮晶(かしょう)及び仮像(かぞう)』とは
ネット等の説明によると

仮晶(かしょう、pseudomorph)または仮像(かぞう)とは、
鉱物の結晶形が保たれたまま、中身が別の鉱物によって置き換わること
本来はありえない外形をとる現象。
鉱物の外形が他の鉱物の仮晶である旨を表記する場合には、
元の鉱物名に仮晶とつける。

自然界の物質には、長期間の代謝や風化によって
仮像(英:pseudomorph)を起こすことがある。


今回の石は外形がフローライト(蛍石)結晶のまま
カルセドニーに置き換わったもの。
購入の決め手はやはりこの独特の色合いでしょうか。
青い石好きにはこの色はたまりません。




全体像がこちら
マットな質感は本来の蛍石にはないもの




更に一部を拡大したものです。
蛍石特有の菱形の結晶がわかります。





お店からいただいた鉱物ラベルです。



同じ仮晶・仮像タイプは過去に
「エジプトの星」という石でご紹介したことがあります。
(2011.2.24ブログ参照)


続いてはこちら


会場入りして一番最初に目についた石です。
どことなくピンクカルサイトにも似ていますね。
透明感があってフローライトの中でも
珍しいクリアなピンクタイプ
ピンク系のフローライトでしかも透明度の高いものは
全体的に価格が高いのですが
こちらのは意外とお手頃でした。





中央のピンク色がクッキリした部分がまさに
フローライトの菱型をしています。
全体的にピンクゼリーのようで可愛らしいですよね。
お菓子みたいな石って
どうしても心惹かれて手に取ってみたくなります。



明日は池袋ショー初出店という
とびきり透明度の高い水晶を
扱っている店で購入した一品ほか
幾つか珍しい水晶をご紹介したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然石標本~ディスコ・アポフィライト~

2017年12月05日 | 天然石標本
本日から今年最後のミネラルマーケット「池袋ショー」で
ゲットした戦利品をご紹介していきたいと思います。
今回は恐らく4連載ぐらいになるのでしょうか。


最初はこちら
いきなりの大物です(笑)






文句なしの逸品ですね~!
お値段も今回購入した中でダントツでした(汗)。
一発で一目惚れ
これはもう迷うより買うしかないでしょう!と


アポフィライト(魚眼石)特有の透明感のあるアクアグリーンの結晶群に
一部カラーレスな結晶も合わさって
うっとりするほど美麗です。





角度を変えて
アクアグリーンとカラーレスの二層部分と
一部犬牙状の形状がハッキリ見えるかと。

これまでも沢山撮影してきましたが
天然石の撮影は毎回難しいです。
石それぞれに魅力が異なり
色や形状、透明度など
画像一つで全く別物になってしまいます。




こちらは全体像として
ユニークな結晶だとわかりますね。
スティルバイト(束沸石)とのコンビネーションが可愛らしいです。


最後はおまけの裏側





裏も裏でなかなか味がありますよね。





上記ラベルはお店で頂いたもの
インド人の方のお店だったのですが
(アポフィライトは基本インド産です)
通訳の方がいなくて大丈夫かしら?と若干不安に思ったものの
普通に日本語が上手でした(笑)
おまけまでしていただいて
実に商売上手。
とても満足のいくお買い物ができました。


『ディスコ・アポフィライト』
 インド中西部・マハーラーシュトラ州・アフマドナガル県産

ネット等による詳細は以下の通り


一般的なアポフィライトクラスター(群晶)に比べ、
細長い長方形の結晶が扇状に群生しており、
ポイントの先端も元々平らな形状になっています。
その平らな先端部分は、光を当てるとシラー効果のよう輝きを見せ、
その様がミラーボールを連想させることから、
『ディスコボール・アポフィライト』とも呼ばれている。
独特の形状とキラキラと光る美しい輝きを持つアフマドナガル産アポフィライトは、
コレクターアイテムとしてとても人気がある。

アポフィライトについては過去ブログにも何度か登場していますので
更なる詳細についてはそちらをご参考下さい。


次いで『スティルバイト(和名:束沸石)』

ネット等による詳細は以下の通り


ギリシャ語で「微かな光」という意味の”stilbein”が名前の由来。
なめらかなシルクのような美しい光沢が特徴。
1756年にスウェーデン人鉱物学者に発見された。
カラーバリエーションは豊富、
サーモンピンクが最も有名で、
スティルバイトといえばサーモンピンクといっても過言ではない。
和名「束沸石」は、結晶が束のようになっているため。
硬度は低めで傷つきやすいので取り扱いには注意が必要。


上記のスティルバイトはサーモンピンクというよりは
アイボリーでしょうか?



明日は勿忘草色のフローライト(蛍石)
仮像タイプをご紹介したいと思います。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年クリスマスツリー(追記有り)

2017年12月04日 | 日記
今日で師走も四日目
一年が経つのは本当に早いものです。

今年も恒例の我が家のクリスマスツリーをご紹介いたしますね。


今年のイメージカラーはピンク
大玉のガラスボールはユーカリの色です。





オーナメント一つ一つはこんな感じに。











ピンクのドレスはディズニーのヒロインの衣装のよう。
可愛くてお店で一目惚れしました。

パラソルの方は以前にも赤いタイプを購入しまして
今回はその色違いです。


ふんわりやわらかなクリスマスが今回のテーマです。
約一か月間、この可愛らしいクリスマスツリーを見ながら
忙しい年末を乗り切りたいと思います。


ちなみに先週初日に参加した池袋ショーの戦利品は
明日から少しずつご紹介したいと思います。

今年も一年の最後に最高に素敵な石達をゲットできました!
ぜひともお楽しみに~。


追記で今年のクリスマスリースならぬ
クリスマスベルもご紹介しますね!





なかなか良いリースに巡り会えず
実はこちらのクリスマスベル
過去に使ったものを再利用したもの(苦笑)。
改めて色がシックで素敵です!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする