祝！カシオペア初乗車＆札幌市内散策（後篇）

少し間が空いてしまいましたが
旅行記後篇です。
今回は札幌市内散策を中心に
お届けしたいと思います。

メインはあくまでも『カシオペア！』だったので
北海道は札幌周辺の観光ぐらいに
留めようとは思っていたのですが
札幌って月曜日は観光施設の定休日なんですね～
（旅行自体は8月16日（日）からの二泊三日）
見事に観光する場所がない（苦笑）
というわけで、多忙なビジネスマン最短観光お勧めコース
札幌時計台&さっぽろテレビ塔という組み合わせになりました。

ひとまず荷物を預けに
JR札幌駅からお洒落な札幌クロスホテルへ移動。
フロント二階はこんな感じでした。
ロビーというよりはバーみたいです。





ジャズをイメージしているせいか
音楽に関するディスプレイが多かったです。

フロント横には真っ赤なアップライトピアノ
壁掛け時計もモダンな感じ。





ツインルームも通常のホテルなら
絵画が飾ってあるところをジャズ風写真が。
モノトーンでまとめられた感じがとてもシック♪


荷物を置いて、早速ホテルから徒歩3分の札幌時計台へ








ちなみに時計台には観光客相手に
記念撮影を引き受けてくれる
ボランティア風の親切なおじいさんがいて
撮影スポットでうろうろしていると
撮りましょうか？と声をかけてくれます。

時計台を観光した後
お昼を食べにさらにそこから徒歩15分ほどの
サッポロファクトリーへ。
こちらはホームページによると
「明治9年に創業された日本人の手による初のビール工場で
サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所だった跡地に造られ、
サッポロビール工場の跡地にできたアミューズメント施設」だそうです。


赤レンガの建物がとてもレトロ。





少しアップで撮影したのがこちら。




ビール造りのための煙突





せっかく札幌に来たのだから
ここはさっぽろラーメンでしょう！と
昼食は白味噌ラーメンを堪能。
続いてお土産を購入して
夜景を見にさっぽろテレビ塔へ移動しようかと思ったのですが
さすがにカシオペアでの二時間睡眠がたたり（泣）
結局、サッポロファクトリー内でのんびり過ごすことになりました。


時間があったので小樽ガラスの店で
とんぼ玉製作の体験をすることにしました。
初のとんぼ玉作り
全くのど素人だったので
一番簡単なマーブル模様を勧められたのですが
夏季限定の朝顔のとんぼ玉が
あまりにも素敵だったので
思いきってこちらを選択。
マーブルの難易度が星1つなら
朝顔は星5つ（笑）
完成するかどうか最後までドキドキものでしたが
インストラクターのお姉さんの努力の甲斐もあり
どうにか無事作り上げることができました！
写真右端のかんざしがその完成品です。





さらに拡大したものがこちら
東雲の空に映える朝顔をイメージして作りました。
どうにか朝顔に見えるでしょうか？（笑）






所要時間は製作に20分、冷却に50分
細長い色とりどりのガラス棒から
気に入った二色を選び
さらには朝顔のパーツも
青、水色、ピンクの中から選択。
高温のガスバーナーを使って
縁日で売っている水飴を作る要領で
ガラスを溶かし、金属の細い棒に徐々に巻きつけていきます。
常に回し続けないと、楕円や雫型になったりと
これがなかなかに難しい（汗）。
二色のグラデーションのとんぼ玉が完成すると
それぞれ三か所にピンクの朝顔のパーツを埋め込み
立体感を出すために道具を使って細工。
最後に透明なガラスで朝顔を覆ってようやく完成です。
灰に入れて冷却させ、仕上げに表面を磨きますが
これらの作業はインストラクターの方がやってくれます。

出来上がったとんぼ玉は
記念にかんざしにしてもらいました。
他に雪の結晶模様のペンダントや
星模様のモジュラージャックも一緒に購入♪

早めにホテルに戻り一休み後
夕食はカシオペアで食べそこなった
イタリアンフルコースをホテル内のお店で。
ここでも月曜日の影響か客は私達の他
彼女の誕生日を祝うカップルが一組のみ（苦笑）。


ほどくのがもったいないほど綺麗に結ばれたリボン





（恐らく？）小樽ガラスのシャンパングラスを使って
スパークリングワインで乾杯





メインの肉料理はやわらかくて美味しかったです。
そえられていたアスパラガスやとうもろこしは
北海道産の新鮮なもの。
他に7種類のフルーツトマトを使ったサラダなどが
お店のお勧めでした。
こちらは翌日の朝食バイキングで堪能。
とうもろこしは糖度50だそうです。
パンは手作りのフォカッチャ

特にジュースにクランベリーが多いことと
とうもろこしドレッシングの存在に驚きました！
おかげで大好きなクランベリージュースは
カシオペアとこちらの店と二度も頼みましたよ。
とうもろこしのドレッシングは素材の甘みもあり
できれば買って帰りたかったかも。
東京では売ってなさそうですよね～









黒服のウエイターの方に初めての北海道旅行なんですと
お伝えしたら、最後のデザートで素敵なサービスをして
もらえました♪






食後はホテル最上階で夜景を見ながらの露天風呂でゆったりと。
コンシェルジェの女性の方にお聞きしたところ
まだ建てられた8年という新しいホテルだそうです。
1階入り口エントランスには
ジャズシンガーとおぼしき方々の
ポートレイト写真とサインが飾られていました。


翌日は午前中の早い便で新千歳空港を出発し昼には羽田へ。
北海道ではほとんど食べなかった海鮮料理を
何故か羽田の昼食でとることなりました（笑）。
恐らく一生に一度の貴重なカシオペア旅行
もう二度と乗ることはなさそうですが
良い経験になったと思います。
とんぼ玉に関してはもう一度作ってみたかったですね～。
ちょっぴりとんぼ玉教室に興味がわきました。

祝！カシオペア初乗車＆札幌市内散策（前編）

巷ではお盆が過ぎ
猛暑もだいぶ和らいだ頃でしょうか。
毎年この時期はもっぱら空いた電車で
のんびりまったりと通勤していましたが
（夏休みはお盆を外して取ります）
今年は一生に一度の幸運が舞い降りたのか
家族と寝台特急カシオペアに乗って北海道旅行に
行くことになりました！
カシオペアに乗るのも初めてなら
北海道に行くのもお初という
なにもかもが初めてづくしの旅。


上野から午後4時20分発





あらかじめ写真を撮るため
3時半には上野に到着したのですが
もう既に大勢の人だかりが！
いやもうカシオペアの人気の高さにビックリです。
とりあえず、順番待ちしつつ
一番人気の正面スポットを撮影。


続いて乗車する車両前へ移動。


日本語バージョンと





英語バージョン






ダイニングカーにての
フレンチフルコースの予約は残念ながら取れず
代わりに超豪華・東北北海道幕の内三段重が
コンパートメントにお届け





赤い包みにもカシオペアの文字が





包みをほどくとこんな感じに
お吸い物には蓋付き…さすがです。





和の膳、洋の膳、カニ&イクラと錦糸卵のちらし寿司
（北海道の型抜きは利尻昆布？）


一見ボリュームがありますが
実際に食べてみるとそれほどでも。
全体的にヘルシーなせいか
後でちょっぴり小腹が空きました（苦笑）。


日が暮れてからラウンジカーへ移動。
星空を見たかったのですが
天気は生憎の曇り空
車窓を過ぎる夜の街をしばし鑑賞。













12号車（先頭あるいは最後尾にあたる）ラウンジカーは
全面ガラス張りで、ソファでゆったりとくつろげる部屋になっています。


9時45分頃、ディナータイム終了の
車内アナウンスがあった後
パブタイムを満喫すべく
今度は3号車の食堂車へ。


実はこの移動が一番厄介。
一日一本しか走らないカシオペアは
JR在来線のレールを借りての走行のせいか
とにかく車体の揺れが半端じゃないんです！
新幹線がいかに快適か改めて実感してしまうほど（苦笑）。

なので物凄く揺れる列車の中を
12号車から3号車まで移動するのは
至難の業。





画像右手の手すりに必死に掴まりながら
どうにか食堂車へ

既に10人以上並んでいて
ラストオーダーが10時半
私達が最後でした。
果たして入れるのかどうか？
かなり微妙でしたが
とりあえず並んでみることに。
ギリギリでテーブル席へ。

夜の食堂車はこんな感じです。
思ったより席数が少なくて
なるほど、これではすぐに予約で一杯に
なってしまいますねぇ（溜息）。





明け方5時過ぎから青函トンネルを抜けて
いよいよ函館に。

前日の反省を踏まえ
翌朝の朝食は早めに移動。
朝6時半から並んで7時には
スムーズに席に着けました。


朝の食堂車はまた夜とは雰囲気が一変します。
車窓の外にはカモメが一列に並んでいるんですよ！





メニューは洋食を選択。
気分はオリエント急行でしょうか。






JR在来線のルートは

　上野発→高崎線→宇都宮線→江差線→東北本線→青函トンネル（約50分）
　　　　→函館本線→室蘭本線→千歳線→札幌着


途中、レールの切り替えの関係か
先頭車両が1号車だったり12号車だったりと。
それで前後に一人ずつ運転手がいたんですね。


コンパートメントは二人一部屋で
対面式ソファが簡易ベッドに変わります。
枕、浴衣（？）、コップに歯ブラシ&ミニ歯磨き粉、ミニ石鹸
といったアメニティグッズも。
ちょっとしたビジネスホテル並みです。


そして寝心地はというと
もう既におわかりかと思いますが（苦笑）
とにかくっ！ひたすらっ！揺れるので
頭を横たえると更に揺れを激しく感じます。
これはもう体を休めるだけで
熟睡は諦めるしかないのかなぁと思った頃
列車が二時間ほど停車して睡眠タイムに。
なるほど、この時間も含めての19時間列車の旅なんですねぇ。
翌日2分遅れで、11時17分札幌駅に到着しました。


ちなみにお土産はカシオペア内でしか買えないという
カシオペアサブレを購入♪





最後にカシオペアに乗っていて
最も驚いたことは
どこにでも現れる神出鬼没な撮り鉄の方々！
よくまあこんなにいるものだと感心。
毎回、いたるところで三脚にカメラを構えた
撮り鉄と思しき男性を見かけました。
早朝に立っている人もいて
その熱意にはもはや敬服するしかありません。
（浴衣姿で見かけると、あちらからは見えないとは
思うのですが、やはり恥ずかしいです・汗）



ここまででだいぶ長くなりましたので
札幌市内散策につきましては
次回ブログにてご紹介したいと思います。

二度目の夏（カイト）

我が家にカイトが来てから
二度目の夏となりました。


最近のカイトの画像です。
獣医さんの予想通り
手足が太く、骨格もかなりしっかりした感じ。
さすがに男の子です。

顔は結構イケメンなのに
性格がおまぬけなのか
表情が…（汗）。

廊下で横たわっていると
たまに家族に尻尾を踏まれるのですが
あまり気にしていないよう（笑）。
痛くないのか？それとも単に鈍いのか？
ともあれとてもおっとりした子に
育っています。





以前飼っていた子もそうですが
カイトもかなりの写真嫌い。
スマホを向けると即座に逃げて行きます。
なので写真を撮るのが一苦労。
これはかなり出来の良い写真です。







利口な表情で撮るのも大変です。







最後は完全なおまぬけ顔。