花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

署名活動最終結果

2016年10月24日 | 日記
署名を発送しました。
最終結果は172名
こんなに沢山集められたのは
大勢の方々の応援のおかげです。

年末に向けての花摘みもあと一息
がんばります!


署名をお願いした友人からいただいたエールの花束
温かな心遣いが嬉しいです。






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天然石標本~桜水晶&紅花弁入り水晶~

2016年10月10日 | 天然石標本
本日が最後の戦利品のご紹介となります。

今回購入した中で最大の目玉で
しかも意外な掘り出し物でした。

水晶の中に様々なインクルージョン(内包物)のある石のことを
ガーデン・クォーツと呼びます。
理由はガーデン=庭のように見えることから。
以前、青いデュモルチェライトの結晶を含んだ水晶が
ブルー・ガーデン=青い庭と呼ばれているとご紹介しましたが
まさにその由来と同様です。


今回ご紹介するのはこちら
中に含まれているインクルージョンはわかりませんが
まるで水晶の中に薄墨桜の古木が映し出されているように見えます。




幻想的で一幅の墨絵を見ているよう。

購入したのはどちらかというとパワーストーン系のお店
毎回大量の水晶玉をメインに
大雑把に一山で販売しているお店です(苦笑)。
以前、このお店で見事なアメトリンを探し出して
購入している方を見たことがあります。
目利きの方だととても上手に珍しい水晶をゲットされているようですね。
今回は私もそれにあやかることができたようです(笑)。
なので値段ともにまさに掘り出し物でした!


続いてこちら
ドラゴン・アイ=グリーン・オパールを購入したのと同じお店です。


『ロードナイト・イン・クォーツ』

産出地は不明ですが、こんな水晶は初めて見ました!
後日、ネット等で調べたところ、マダガスカル産というのが有力でしょうか?





サイズはかなり小さめですが
水晶の中に紅い花びらが散っているみたいで
とても可愛らしい一品です。
毎回思うのですが、水晶は本当に奥が深いです。
毎年新しいタイプの水晶が登場して
驚かされるばかり
インクルージョン(内包物)がロードナイト=バラ輝石なので
こちらは薔薇の花びら、といったところでしょうか?
桜に薔薇、どちらも花好きな私にはたまらない逸品です!


それでは次回の天然石ご紹介は12月
『池袋ショー』後になるでしょうか。

石の専門家ではないので、拙いブログ内容と画像ですが(苦笑)
少しでも楽しんでいただけるよう今後もがんばりますね!
またぜひ足をお運びいただけますよう
よろしくお願いいたします。


コメント (1)
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天然石標本~ドラゴン・アイ&樹状アポフィライト~

2016年10月09日 | 天然石標本
今日で三回目のご紹介となります。
本日は形状の珍しさで戦利品の中でも一、二を争うこちら。
ドラゴン・アイと名付けられたグリーン・オパールです。
理由については、もはや納得の一言ですね!





どこかギラッとした感じが
ファンタジー小説に出てくる竜の瞳を思わせます。
ちなみに竜は竜でも、私のイメージでは西洋の竜





続いてこちら。
アポフィライト(=魚眼石)のカラーレス(無色透明)タイプ
カラーレスのものは以前、ブログでもご紹介しましたが
(と思っていたら、過去ブログを検証したところ
カラーレスのアポフィライトは初めてでした・汗)
こちらは更に珍しい樹状タイプ
この形はグリーンにはよくあるのですが
無色では初めて見ました。
お店の方も珍しいものだと大絶賛!






角度を変えて






透明度が高く
繊細で端正な結晶です。
ここ一、二年、珍しい色や形のアポフィライト(=魚眼石)が
出回るようになりましたね。
アポフィライトは圧倒的にインドが産出地なので
こちらの石もインド産だと思います。


オパール及びアポフィライトについては
過去ブログにて何度も登場しているので
石の詳細についてはそちらごご参照下さい。


次回は最後の戦利品
ガーデン・クォーツの一種で
透明な水晶の中に桜が浮かんでいるもの
とても幻想的で美しい一品です。
それに紅い花びらが散ったような水晶も
ご紹介したいと思います。

ぜひともお楽しみ〜!

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天然石標本~絵画のようなトルマリン~

2016年10月08日 | 天然石標本
昨日に引き続き、本日は一目で気に入った
珍しいスライス状のトルマリンをご紹介します。


詳細については過去ブログをご参考下さい。
(『2013年1月10日』ブログにて、リチア電気と共に
トルマリンについての詳細が書かれています)





どれほど美しいかはもはや一目瞭然。
上半分がブルー、下半分がグリーンに色分けされ
含まれたインクルージョンやクラック(ひび)によって
摩訶不思議な絵画模様を作り出しています。
お店の方には、非常に綺麗な石だよ、と(恐らく英語で・苦笑)
説明されました。
(ブルーとかグリーンとか、単語だけはかろうじて聞き取れました・汗)


サイズは2、3cmほど
値段はトルマリンなだけに
やはりそこそこしました。


最近は円高のせいか、石の値段が高騰していますね。
ほんの小さな石を幾つか購入するだけで
すぐに予算オーバーしてしまいます(泣)。



明日は形状が珍しいカラーレスのアポフィライトと
竜の瞳をしたグリーン・オパールをご紹介したいと思います。







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天然石標本~母岩付きパイライト&ミニ水晶クラスター~

2016年10月07日 | 天然石標本
名称が変わってから二度目の秋のミネラルマーケットです。
新宿での開催なので、これもある意味
「新宿ショー」と呼ぶべきなのでしょうか?

名称変更前よりはだいぶ原石の割合が増えましたが
それでも宝飾品の方がまだ目立つように感じました。
初日の列は6月や12月のミネラルマーケットに比べれば
やや知名度が低いためそれほどもなく
入場も比較的スムーズでした。

一番驚いたのは、来場者が石に対する知識が深くなっていたこと!
以前は明らかにパワーストーンブームに乗っかった方や
あくまでも物見遊山的な方が多かったのですが
今回、会場内で交わされる会話が驚くほど専門的
初老のご夫婦がお店の方に詳しく石の性質を尋ねていたり
いやもうビックリしました!
石文化もいよいよここまで浸透してきたのか、と。


改めまして、本日からは、今回ゲットした戦利品を
何回かに分けてご紹介していきたいと思います。


最初にご紹介するのはこちら


母岩付きパイライトです。
金色のサイコロ形状が人気で
母岩付きでないものも多数売られていますが
やはりこのタイプが一番天然石らしいですね。
というか、母岩がないとまるで人工物!(笑)。


『母岩付きパイライト』
母岩付きタイプはスペイン産に多いというので
恐らくはこれもスペイン産!?
書籍による詳細は以下の通り。


ギリシア語の火を意味するpyrに由来。
後にラテン語の火打ち石pyritesを経て英語のPyriteなった。
その名称を現在のパイライトとして知られる鉱物に充てたのは、
アメリカ鉱物学者デーナ。
結晶体で産出することが普通で、
立方体や5角12面体に結晶する。
結晶の表面には条線という特徴がある。


12面体のものは過去ブログでもご紹介しました。
(『2015年12月9日』をご参照下さい)

サイズは若干小ぶりです。
幾つか角度を変えて撮影してみました。












購入したのは第二会場。
入場券なしでも入れる第二会場は
新規のお店が多く
掘り出し物が見つかり、お得感満載です!
今回も最後の方で出逢いました。
値段も割と良心的かな?



もう一つがこちら
端正な水晶の結晶を多く扱っているお店で
会場入りして最初に目に留まりました。


サイズは2、3cm
これだけ小さいサイズなのに
見事な群晶にビックリです!
あまり珍しかったので
つい大人買い(笑)。


『rock crystal』
 ブラジル トマス・ゴンザガ産

ネットによる詳細は以下の通り。

ブラジルのミナス・ジェライス州
トマス・ゴンザガ産の水晶クラスター。
ブラジルで産出される他の鉱山の水晶の中でも透明度、
輝きがひときわ美しいと言われる水晶。
他の産地のものに比べ、ポイントの細いものが多く、
透明度・クリーンさは、アーカンソー州産の水晶にも引けをとらない。
産出量も少なく、価格も高め傾向に。





どれも水晶の形が極めて端正で
透明度が高いです。





三つの内、左下のものに
わずかに虹色現象が。
(根本部分に二か所ほどレインボー・クォーツが見えます)


ちなみにこちらの水晶
販売用にと考えて購入したものなんです。
あくまでも予定なので
実現するかはわかりません(汗)。

それにしても第三者に石の魅力を伝えるために
購入するのと自分用のコレクションとでは
石に対する見方が180度変わってくるのだな、と
改めて考えさせられました。
自分なら「面白い」や「珍しい」でも
あまり石を知らない方には
「つまらない」になってしまうんですよね~(苦笑)。
これがいわゆる「購入」と「仕入」の違いに
繋がるんでしょうか?


実は上記の母岩付きパイライトも同様の理由で購入しました。
こういった形の珍しいものは一般のお客さんにとって
興味深いのではないかなぁと思ったからです。
(実際はどうかわかりませんが・笑)
他にも、綺麗な色合いの八面体フローライトも購入しました。






一つはフローライト=蛍石に特徴的な
くっきりとした紫
この紫は研磨されるとアメシストともよく間違われます。
残り二つは、私も大好きなブルー系
右下のものは恐らく演色効果があり
照明によっては
ブルーからパープルに見えるんじゃないでしょうか?
左下のものは擦りガラス状のアクアブルーですね。
一部紫のポイントがあります。

どれも甲乙つけがたいほど美品です。


これらを購入したのは白人のやや初老の男性のお店。
ものすごくフレンドリーな方で
お金をお渡しする際
これはこんな石だよ、と英語で!(笑)
説明してくれました。
さすがに色名ぐらいはどうにか聞き取れましたが
内心ではちょっぴり焦りました。
英語、苦手なんですよ~


そしてこの水晶達と一緒に購入した
ブルーグリーンの絵画のような
美しさを持つトルマリンを
明日はご紹介したいと思います。


ぜひともお楽しみに~!

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