花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~ガーベラのような水晶クラスター&母岩付きかんらん石~

2024年12月25日 | 天然石標本

数年ぶりに本格的なインフルエンザに罹りました。

しかもタイムリーにもインフルA(汗)。

一週間熱が下がらず、戦利品紹介がすっかり遅くなってしまいました。

しかも今回は、残念ながら石運もなくて、数も3つ程度

なので、一回でのご紹介になることを不幸中の幸いと思うことにします。

 

最初はこちら

母岩付きのかんらん石です。

結晶のみでしたら持っているのですが、

母岩付きは初めてです。

ポロポロ取れてしまうのが難点。

お店の方にも取り扱いに注意して下さい、と言われましたよ。

撮影するために取り出しただけで幾つか剥がれ落ちました(涙)。

二つ目はこちら

ガーベラのような水晶クラスターです。

サイズはかなり小ぶりですが、とにかく結晶の形が可愛いです。

フラワー水晶

アメリカ・ユタ州ダグウェイ産

三つめがこちら

劈開タイプの透明なフローライト(蛍石)2個です。

劈開タイプは圧倒的に紫やミントグリーンといった色石が多いので、無色透明タイプはお初かも!?

値段もものすごく良心的(というかあまりに安くて包装してもらったのが申し訳ないぐらい)

透明度の高いタイプと摺りガラスタイプと2種類購入しました。

秋のミネラルフェアが絶好調だっただけに

年末はちょっぴり残念な結果に。

これもまあ時の運、とりあえず飯田先生の(私の石の先生です)企画展を見て、

岐路に着きました。

そしてその後、インフルに罹ったという(泣)。

 

今日はクリスマスですね

今年も残すところあとわずか、一年が経つのは本当に早いです。

年末から正月休みが9連休の方もいるのでしょう。

私は休み中しっかり休養してインフルを完治させたいです。

 

それでは最後は恒例のこのご挨拶で締めくくらせていただきます。

“MerryChristmas!&HappyNewYear!”

皆様よい年をお迎え下さい。

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天然石標本~桜瑪瑙~

2024年10月10日 | 天然石標本

今回で最後の戦利品紹介となります。

ラストを飾るのはこちら

ずっと欲しかった桜瑪瑙の原石。

花好きでもある私にとって、究極の石ですね!

光に透かすと水中花のように桜模様が浮かび上がります。

桜瑪瑙の詳細は過去ブログ(2020.12.22)をご参照下さい。

 

桜瑪瑙(別名:チェリーブロッサムアゲート)

マダガスカル産

 

実はこのお店はずっと以前、池袋でも出逢ったことがありました。

基本的には桜瑪瑙を使って宝飾品(ペンダントやブローチ、指輪)を

作って売っているとのこと。

なので、原石が店頭に並んだことはほぼ無かったと記憶しています。

今回、偶然にも緑地に薄紅色の桜模様の原石状態での飾り石が売られていて

物凄くて素敵でしたが、なんとお値段が30万円!

これは即座に諦め(笑)

もしかして他に加工前の桜瑪瑙もあるんじゃないかとお店の方に

尋ねたところ、わざわざ奥から出して下さり、めでたく購入することができました。

まあ、お店の方にすれば加工した宝飾品を購入して欲しかったでしょうね。

二人の宝飾品デザイナーの方が手掛けているようで、

桜瑪瑙の可愛さに若い女性達が、可愛い~!と立ち止まるんですが、

すぐに値段を見てビックリするという。

お店の方も「石は可愛いんですが、値段は可愛くないんですよね~」と苦笑気味。

マダガスカルからの輸入らしく、輸送代に円安が加わり、更に人の手による加工代もあるので

どうしてもお高くなってしまうようです。当然のことながら。

 

最後の最後まで石運最強の秋のミネラルフェアでした。

次回は12月の池袋。石との出逢いは一期一会、できれば年末も素敵な石達と出逢えますように。

 

 

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天然石標本~蛍石・4種類~

2024年10月09日 | 天然石標本

昨日に引き続き、戦利品のご紹介です。

ポピュラーな石までグラム単位で売られ、

円安に泣かされまくっていた私にとって

まるで石の神様からのプレゼントのようなお店でした。

価格帯は千円から二千円ほど。

 

最初はこちら

色鮮やかなゾーニングのあるフローライト(蛍石)。

綺麗な二層がお見事!

下の画像が、お店の方手書きのラベル。

外国人の方だったんですが、きちんと一つ一つ手書きでラベルを作って下さいました(感謝!)

 

二つ目はこちら

透明感のあるミントグリーン。

サイズはかなり小さめですが、色の美しさに脱帽です。

 

三つめには紫のフローライトを内包した黄色のフローライト。

裏側はこんな感じ

最後は、お会計をしている時に気づいた石

いやもう、どんだけお店迷惑なのかって話ですよね。

最初からきちんと見てればいいって話ですから(苦笑)。

一見すると普通の紫色のフローライト。

しかもフローライト特有の形状もしていないので、あまり魅力的に感じませんが、

実は端っこの方に小さくですがクラックによる虹色効果が出ている希少な逸品なんですね!

私も最初見た瞬間、え?ってなりましたよ。

水晶や瑪瑙もそうですが、虹色効果が出ると突然値段が跳ね上がります。

この石屋さん(外国人の方でしたが)、本気で薄利多売のバーゲンセールやってますね(驚)

 

最初に予感した通り、今回の石運最強ですね!

明日はずっと欲しかった桜メノウの原石(タンブルでないタイプ)を

ご紹介します。

最後の戦利品まで石運ばっちりです!(笑)

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天然石標本~まりも水晶(国産)&イリス・アゲート~

2024年10月08日 | 天然石標本

ようやく秋らしい気候になってきました。

それでもいきなり露草が咲いたり、今年は本当に異常気象だったと思います。

そして、今回も無事初日参加してきました。

5月や12月とは異なり、まだまだ知名度が低い10月のミネラルフェア

古くから参加している私にとっては、10月のイベントは天然石、というよりは

むしろ宝飾品フェアというイメージの方が強いです。

もっとも、5月のイベントも少しづつ宝石ルースを取り扱うお店が増えてきていますね。

あまり期待せずに参加したのですが、

今回は掘り出し物だらけでした。

円安は全く解消されていないので、やはり全体的に石の値段は高め

そんな中、国産鉱物を扱っているお店に一番最初に出くわしたのは

まさにラッキーだったかもしれません。

 

今回ご紹介する戦利品第一号はこちら

『まりも水晶』

大分県大野郡緒方町尾平鉱山コウモリ抗産

 

ネット等による詳細は以下の通り。

大分県尾平鉱山産のまりも水晶は、尾平鉱山でしか産出されない希少鉱物。

昭和34年に閉山した鉱山で産出された、

緑泥石の一種であるクーク石と水晶の共生鉱物。

クーク石の球状の内包物がまるでまりものように見えることから、

まりも水晶と呼ばれている。

※ クークセキ(クーク石)はリチウムを含んだ緑泥石。

  ピンク色・黄色・緑色など豊富な色が特徴。

  1866年アメリカで発見され、ハーバード大学の鉱物学者・化学者のクーク教授に因み名づけられた。 

 

どこがまりもかといいますと、拡大した画像がこちら

可愛いまりもが三つ、まるで串刺し団子のように並んでいます。

まりも水晶は以前から興味はあったんですが、

なかなか出会う機会に恵まれず

今回の幸運には感謝ですね~。

しかもお店の方が日本人の綺麗な女性で、

語学が全くダメダメな私にはそれだけでも安心材料です(笑)。

即座にお買い上げ。

品物を包んでもらっている間、何気に他の石を見回せば

大好きなイリス・アゲートのとびきり美麗な石が目に飛び込んできました。

まりも水晶に夢中になっていて、全く気づきませんでしたよ。

慌てて、追加でそちらも購入。

毎回、書いていますが、出だしの購入がその日の石運を左右します(と手前勝手に思っています・苦笑)。

絶対、今日は良い日だ!と。

 

『Iris Agate』イリス(アイリスとも)・アゲート
 和名:虹瑪瑙(めのう=アゲート)
インドネシア産

石の詳細については過去ブログ(2019.10.13) をご参照下さい。

撮り方が下手過ぎて(泣)、本当は全体的に綺麗な虹色が出ています。

美しすぎて、ため息しか出ません。

光のない状態はこちら

めちゃめちゃ地味です。

イリス・アゲートになるタイプはこういった石が多いようです。

少し光をあてるとこんな感じに。

相当な薄切りですね(笑)。

 

明日は石のバーゲンセール(みたいに一律の値段で売られていた超お得なお店)で

購入したフローライト~蛍石~4種類をご紹介したいと思います。

こちらも掘り出し物ぞろい、ぜひともお楽しみに。

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天然石標本~ウクライナのバイカラートパーズ&インカローズ~

2024年06月03日 | 天然石標本

今年最初のミネラルフェアが無事終了しました。

足を運ばれた皆様、素敵な石達と出逢えましたか?

円安が叫ばれてだいぶ経ちますが、今回ほどそのことを実感した機会はありませんでした。

石のお値段がビックリするほど高い!

通常の2~3倍ぐらいはしているのではないでしょうか。

後日、石友Ⅰさんにお聞きしたところ

やはり周囲の石友さんも同じ意見だったそうです。

制限がないと歯止めが利かなくなりそうなので、

基本的に最初から予算を決めて、それ以上の購入はしないようにしていますが、

その結果、過去最低の戦利品の数となりました(涙)。

そんな状況の中でも素敵な石に出逢えたことに心から感謝しております。

遅ればせながら、今回の戦利品をご紹介したいと思います。

 

最初は珍しいバイカラートパーズ

これは会場に着いて、最初に目に留まった石です。

しかもウクライナ産!なんだか運命を感じてしまいました。

戦争が始まった当初、ウクライナへの寄付をがんばっていた思い出があります。

私がこの石を買うことで直接ウクライナの支援になるとは思いませんが

心の持ちようということですよね。また支援がんばろう!

ちなみにお店の方は恐らくウクライナ人のイケメンお兄さん

隣で同じようにバイカラートパーズを購入していた女性の方が

「ピクチャープリーズ」とお兄さんに写真撮影をお願いしていました。

ちょっぴり照れくさそうな笑顔が素敵。

値段は万超えだったので、ここでほぼ予算の半分が消えました。

でも手に入れて大満足の石でした。

 

以下、ネット等による詳細

バイカラーのトパーズは、ウクライナ産の天然ブルートパーズに見られるもので、

クリアブルーとシャンパンブラウンのツインカラーになるものが多い。

また、近年のウクライナ情勢から、市場で見つけにくいことから非常に入手が難しく、コレクターに人気の鉱物となっている。

画像の通り透明度の高い逸品です。

トパーズのバイカラー自体も珍しいですし、

ツインカラーが寒色と暖色というのもなかなかお洒落。

後日、ネットで宝石ルースになった画像を見ましたが、本当に美しいです。

いまさらながらですが、自分の審美眼の正しさを自負してしまいました(笑)。

 

続いてはこちら

予算尽きかけの最後の最後で出会ったインカローズ。

色も柄もものすごく可愛いのにお値段が千円と涙が出るぐらいお安くて。

商売っ気のない外国人男性お二人が、まったり椅子に座っておしゃべりしているところに

「これください」とお声がけして購入しました。

 

 『ロードクロサイト(和名:菱マンガン鉱、別名:インカローズ)』

アルゼンチン産

ロードクロサイトの詳細については過去ブログをご参照下さい。

薔薇の花弁のようなこちらのタイプは特にインカローズと呼ばれています。

私自身入手したのは初めてかも。

サイズは3~4センチ。

昔からインカローズは値段が高くて、手が出なかったというのが正直なところです。

今回ゲットしたのは、小さいながらもしっかりと幾重にも折り重なった層が美しい石です。

ピンクの色も可愛いですし。

 

今回会場入りして一番気になったことは、石がほぼグラム単位での販売だったこと。

以前なら普通に日本円で値札がついていた割とポピュラーなものまで全てグラム売り。

グラム売りって買い手にとっては結構厄介なんですよね。

グラムではそこそこのお値段でも、実際に重さを計るととんでもない価格になったりします。

購入できるかどうかわからないのに、計ってくれとも言いづらいですし(日本人気質なので・苦笑)

 

最後がこちら

パワーストーン系のお店だったのでかなり不安でした。

しかも全く見たこともない石。

値段も万超えで、かなり迷いました。

結果は、ここ近年ないほどの失敗でしたね。

もちろん、この石がダメということでは決してありません。

そこだけは念押しします。

パワーストーンとしての価値はあるのかもしれませんが、

少なくとも天然石好きを公言している私にとっては

完全にコレクター定義から外れていました。

 

「グレイシャライト」(別名ブルー・アイス)

インドネシア産

以下、お店からいただいた石の説明書きより

2023年に新しく発見されたNewストーン。

氷河に似た色合いをしているこのパワーストーンはチャクラを刺激して「瞑想」を助け、

心身の安定を促すようです。ロバート・シモンズ氏も注目しているパワーストーンです。

 

確かに氷河を彷彿とさせます。

二つ目の画像は拡大したもの。

白い部分は石英?

青い部分は銅とかでしょうか。

この石を鉱物研究所に持ち込んで鑑定してもらったレポートがネット上にありますので

興味がおありでしたら、ぜひ探してみて下さい。

恐らく石の名前でヒットするはずです。

見た目は確かに美しいです。

インスタ映えもしますしね(笑)

ただ、こうして改めて見るとやはり人工的な雰囲気も。

この石を購入後、会場をグルっと回っていて、同じ石を見つけました。

こちらの説明にはインドネシアの工場跡地から発見されたとあったので、

恐らくスラグ(ネットによる詳細。スラグ(slag)=鉱滓(こうさい)とは、鉱石から金属を製錬する際などに、冶金対象である金属から溶融によって分離した鉱石母岩の鉱物成分などを含む物質をいう。)だったのでしょう。

天然素材には違いないのですが、製造工程が人為的というのがどうも。

ずっと昔、ズィンカイト(ジンカイト)という石を入手した時と同じような気持ちになりました。

逆に言えば、この石に目をつけたということは、それだけ多くの石を見知っているという証拠でもあるのかな、と、自分を慰めています。

 

以上3つが戦利品の全てです。

以前ならせめて5、6個はゲットできてたんですが、世知辛いです。

もう一つ今回のイベントで印象に残ったのは、買い手も売り手も外国人の方が多かったということ。

あちらこちらで英語での会話が飛び交い、ますます日本ではないような雰囲気でした。

ちなみスタッフの方はほぼ全員が日本人でしたが(笑)。

次回は10月でしょうか。

それまでにもう少しだけ円安がおさまってくれると有り難いです。

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