花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

初夏の露草

2014年06月17日 | 日記
職場で咲いていた露草です。
あまり綺麗だったので思わずスマホで撮りました。
雑草と呼ばれる花の中にも
心惹かれる美しい『青』があります。






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天然石標本~夜空のアイオライト&貝化石~

2014年06月12日 | 天然石標本
本日は最後の戦利品
夜空色のアイオライト二種をご紹介いたします。
(アイオライトは過去ブログにてご紹介しているので
詳細につきましてはそちらをご参照下さい)


どちらも研磨タイプで、購入した先は
レッド・ファントム・クォーツの研磨タイプを
購入したお店と同じところ。


オーナーは恐らくブラジル人の方でしょうか?
対応してくれた陽気なブラジル系の女性からは
最後に英語でお礼を言われました。
ヒアリングが苦手なので恐らくですが(汗)
この石があなたに幸運をもたらしますように
というニュアンスだったような?
(ちょっぴり値段もおまけしてくれました♪)






上記アイオライトは
別名『サンシャイン・アイオライト』と呼ばれている
アイオライトの変種のようです。
細かいヘマタイト=赤鉄鉱
(あるいはレピドクロサイト=燐鉄鋼)インクルージョンによる
サンストーンに似た虹彩が銀河系の夜空を彷彿とさせます。






こちらは店頭で『シルク・アイオライト』として売られていました。
同じ夜空でも地球から見た星空といった趣き。
こちらもヘマタイトあるいはレピドクロサイトが混じっていて
キラキラ輝くアベンチュリン効果が見えます。
あえてシルクと名づけたのは
見た目の質感が似ているせい?


ネット等で調べたところ
この手のアイオライトは取り扱っている店によって
名づけられる場合が多いみたいですね。
なので正式名称ではないのかしら?
ある種のフォールス・ネーム?
ただどちらも通常のアイオライトに比べ
若干お高めでした(苦笑)。




続いてご紹介するのは
今回のミネラルマーケットでは
メインとして扱われていた化石から。
マーケットカタログにも登場していた
石英に置き換わった貝の化石です。



『Vicarya sp(巻貝の化石)』
 アメリカ カリフォルニア産 新生代第三記






3、4センチ弱のとても小ぶりで可愛い貝です。
カタログでの説明によると
カルセドニーに相当する石英分で
鉄分によってオレンジ褐色に着色とのこと。


貝の化石を購入したお店はまだ新規らしく
いわゆる二階のオープンスペース
(入場料を取らない)場所でお店を開いていました。
こちらのオーナーはアメリカ人で
気さくそうな白髪のおじさん。
アメリカだけにイメージはカーボーイ風?
このお店が最後の購入先となりました。



改めて戦利品を見返してみると
例年よりは数が少なかったとはいえ
そこそこ購入していたんだなぁと(笑)。
予算もしっかりオーバーしていましたしね。


次に石をご紹介できるのは10月頃でしょうか。
その際はまたぜひ足をお運びいただければ嬉しい限りです。


コメント (2)
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天然石標本~赤富士~

2014年06月11日 | 天然石標本
今日でいよいよ戦利品も第三弾です。
全く予備知識がないままいきなりお店で購入した二品。
名前は違えどどちらも同じ水晶だったという
ものすごい偶然が重なった石です。



『Hematite in Quartz』
ブラジル産


ネット等による詳細説明は以下の通り


『レッド・ファントム・クォーツ(和名:赤幽玄水晶)』とも呼ばれ
ファントム・クォーツの中でも
赤茶けた山がはっきり見えるタイプのものをこう呼ぶ。
別名『赤富士』。
縁起の良い水晶としてパワーストーンの世界では有名。
透明度の高いものは希少価値が高く高額。
無色透明の水晶(クリスタル)が気の遠くなる期間を経て
出来あがっていく過程で一時的に成長がストップした際
赤錆色の鉱物=赤鉄鉱(ヘマタイト)が入り込み
再び水晶として成長していった大変希少な水晶。
同じ希少な幻影水晶で緑の縞模様が入っている
グリーンファントム(緑幽玄水晶)が有名。
レッドファントムは、水晶結晶体の先端に
たった1つだけ出来るとても貴重なもの。
レッドファントムは、同じファントム系の中でも
特にエネルギー活性が強いとされており
運気上昇の象徴とされ、特に事業をしている人に人気がある。
直感を冴えさせ、霊性を高める効果があるとも言われ
困難を克服し成長を助ける石とも言われている。







サイズは2cmほど?
大きさのわりにお値段が…(冷汗)。
透明度が高く、中にはくっきりと
真っ赤なヘマタイトの山があり、なかなかの逸品。
とても美麗です♪
もともとオレゴン・サンストーンという
赤富士によく似た石が好きだったことから
石の価値もわからずに
一目惚れで購入してしまいました(笑)。
後日、有名な石だと知ってビックリ!
しかも縁起物!
水晶は本当に奥が深いです(嘆息)。







続いてこちらは研磨タイプ。
実は購入したのはこちらが先で
レッド・ファントム・クォーツとして
販売されていました。
しかも私が見つけた時は既に残り僅か。
石の価値を知っていればなるほどと納得です。
こちらの方がお値段は上記の1/3ほど。
なんとなくですが、茱萸(ぐみ)に似ていますよね?
可愛くて美味しそう♪



明日は最後の戦利品
夜空色のアイオライトと貝の化石を
ご紹介したいと思います。


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天然石標本~蜂蜜方解石~

2014年06月10日 | 天然石標本
本日ご紹介するのは戦利品第二弾
今回購入した中でも最高額だった
蜂蜜方解石~ハニー・カルサイト~です。


購入先は以前、やはり高額でゲットした
イチゴシロップ色のコバルト・カルサイトを
取り扱っていたアメリカ人のお店。
前回もお会いした金髪美人オーナーさんからの
購入と相成りました。


『Calcite(和英:方解石)』
 アメリカ・インディアナ産


石の詳細につきましては、過去ブログをご参照下さい。
(方解石は種類が多いので、幾度となく登場しています)







非常に透明度の高い方解石です。
私が見た中ではかなり珍しいタイプ?
色合いからイエロー・カルサイトの一種だと思われますが
ネット等によると、淡い黄色をゴールデン・カルサイト
こっくりとした琥珀色をハニー・カルサイトと呼び分けているようです。
どちらかといえば、琥珀色に近いかなぁと思い
名前も素敵だったことから
ハニー・カルサイト=蜂蜜方解石と呼ぶことにしました。


いつもはお菓子に例えることが多い方解石ですが
今回のはランプシェードのやわらかな光
といったイメージでしょうか。
あるいは形から栗の甘露煮。
それも透明な飴色になるまでじっくり煮込んだもの。





写真では上手く映りませんでしたが
一部虹色の輝きがあります。
恐らく透明度が高いことから
水晶と同様に石内部のクラック(ヒビ)による
光の屈折効果かと思われます。


基本無色透明な方解石
黄色やオレンジ系になるのは
鉄が混じるせいだとか。



今回はあまり欲しい石が見当たらなくて
前回購入した時ほどの迷いはありませんでした。
(後で他に欲しい石を見つけて、
予算残額に後悔するなんてことも
たまにあるので・苦笑)
ついでに半額セールと金髪美人さんに
勧められたのも購入の決め手だったかも。
(それでも万単位であることには変わりありませんが・汗)


迷った時、買わないで後悔しそうかそうでないか
そのことを念頭に置いて石をじっと観察すると
不思議と買いたい石がわかります。
後は出会った時のインスピレーション。
中には一目で絶対に買う!と決断してしまう石も。



明日は赤富士と呼ばれる超縁起物の
水晶をご紹介したいと思います。


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天然石標本~ミニチュア版青い芝生~グリーン・ジプサム~

2014年06月09日 | 天然石標本
今年の新宿ショー初日は雨模様でした。
というか、全国的な大雨で日本列島
水害で大変なことになってますよね。
奇しくも東京では梅雨入り宣言。


入場列だったにもかかわらず
(先着プレゼント待機列は別の場所)
ものすごい長蛇で
池袋よりは大丈夫だろうと
30分前に到着したんですが
若干不安になったほど。
今年も無事入場できてホッと一息でした(苦笑)。


会場巡りをしていて一番気になったのが
全体的に石の値段が高騰していたこと。
やはり円高が影響しているのでしょうか?
去年と比べ2~3倍にははねあがっていたような…?
しかも今年の新宿ショーはメインが化石だったせいか
(特別展示会もシーラカンスでしたし)
鉱物の種類がやや少なく
毎回訪れる有名な石おばさんのいるお店は
信じられないほどの混雑ぶり。
おかげで顔を出すのを断念したほど。
買う買わないにかかわらず
一度はご挨拶がてらお店に立ち寄るのですが
あまりの人の多さにとてもそんな状況ではありませんでしたね。


しかもこれは!と思えるような
心惹かれる石にもなかなか巡り会えず
そんな中、ようやくゲットできたのが
今回の戦利品です。


最初にお届けするのが
見た目まるっきり芝生!?のグリーン・ジプサムです。
以前ネット等で見かけたことがあるのですが
実物を目にするのは今回が初めて。
お店の通訳の女性スタッフから
ずっと流通経路には乗らず、在庫として眠っていた
逸品だとお聞きして、即購入となりました。
ちなみにその通訳の女性も後で自分用に購入するとか。
芝生みたいな石ですよね~の一言に大うけしてくれました(笑)。


『Gypsum(和名:石膏)』
South Australia産


書籍による詳細説明は以下の通り


ジプサムは三つの形態で産出。
第一タイプ=結晶の形を示すもの。
板状や針状、二枚の結晶が接合して“矢羽状”となるものも。
透明な結晶は『セレナイト(透石膏)』という。
第二タイプ=繊維状の構造。
『サティン・スパー(繊維石膏、繻子石膏)』。
第三タイプ=『アラバスター(雪花石膏)』。
微細結晶の集合体。
硬石膏は、石膏と成分は似ているが構造的には別の鉱物。
“石膏の硬いもの”ではない。
石膏は“二分子の水”を含むが、
硬石膏の方は水を含む場所をもたない構造なので、
焼いた粉に水を加えても固まらない。
『バライト(重晶石)』と『セレスタイト(天青石)』は同系の鉱物、
言わば親戚筋にあたる。


また、ネットによれば
オーストラリアのパーナティラグーンにある湖の底から
繊細なグリーンジプサムが多く採取されるとのこと。
湖で成長する鉱物って!?
なるほど確かに珍しいです。








完全にグリーンの芝生。
ミニチュアゴルフができそうです。







横から見るとこんな感じに。
なんだか猫草にも似ているような?(笑)。


一つ一つの結晶が非常に脆いので
指で触れただけで破損してしまう恐れがあります。
撮影をするために箱から取り出す際も
なるべくそっとあまり指先に力を込めないよう注意しました。
それでも何本か折れてしまいましたが(涙)。
それぐらい繊細で取り扱い要注意な鉱物です。



明日は戦利品第二弾
今回ゲットした中の一番の目玉
蜂蜜方解石、ハニーカルサイトを
ご紹介したいと思います。
お楽しみに♪

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