市制30年記念行事としても開催された標記日本陸連公認大会。
参加選手はなんと2万人。マラソンブームになる前から1万人以上が出場するマラソンとして有名だった今大会に、コモディイイダとして、初めて招待選手として金子選手と岡山選手が参加させて頂きました。三名いる男子マラソン招待選手のうち、大本命の招待選手は、先日の富山マラソンも大会新記録で優勝されたオリンピックランナーの藤原新選手です。
一般参加で、昨年の大田原マラソン優勝の郡司選手(小森コーポレーション)、数々のマラソンで活躍している牧野選手(DNP)、元小森コーポレーションの井上選手が、有力選手として参加されていました。
優勝
藤原選手 2時間18分08秒
2位
井上選手 2時間18分15秒
3位
金子晃裕選手
コモディイイダ
2時間18分26秒 自己新記録
大会史上歴代10位の記録
4位
岡山春紀選手
コモディイイダ
2時間18分33秒 自己新記録
大会史上歴代11位の記録
5位 郡司選手
6位 牧野選手
と続きました。
レースは、Uストリームで生中継されていたため、終始、レースを監督室で観ることができましたので、展開を!!
9時スタート!
招待選手ということで挨拶する場面が多く、アップはほとんどできませんでしたが、逆に体力温存できたかもしれません。
また、今大会では、筑波大学さんの研究のため、ストライドとペースを測定するチップを招待選手はつけて走りました。よいデータがとれたなら何よりです。
両選手ともに目標は、東京マラソンエリートの部参加基準の2時間21分切り。監督としては20分は切ってほしいと思っていました。
二人とも後半、がくっと落ちるタイプではないので、前半で離されなければと思いながら観ていました。
スタートしてすぐに予想された6選手の集団で、5キロを15分35秒で通過。10キロを31分34秒。このままいくと早い段階で、集団も崩れるかなと思いましたが、そこから16分20~30秒かに落ちついたため6人のまま推移。
金子選手と岡山選手が終始先頭を引っ張り、アナウンスもして頂きました。
監督としては後ろでじっとして欲しかった気持ちもありましたが、あとで聞くと、引っ張らないとペースダウンする感じだったとのこと。
28キロあたりで岡山選手が一旦離れかけましたが、熊本から応援にきてくれたお父様の声で再度奮起。もう一度集団へ。
30キロで、何度か仕掛けをしていた牧野選手が少し離れ、5人に。35キロで郡司選手が離れ4人に。なんとそこから40キロまで4人の集団。
40キロで岡山選手が離れ、3人に。41キロで井上選手がスパート。金子選手がここで離れてしまいました。
圧巻はそこからの藤原選手。ラスト1キロは2分45秒くらいでいける余裕があったというだけあり、別次元。
しかし、金子選手も岡山選手も藤原選手と40キロ一緒に走れたことは、非常によい経験になりました。
藤原選手は、元々10キロの部の招待選手でしたが、大会側より急遽マラソンへ変更。
富山マラソンの後でしたが、40キロ走の位置付けで走られていました。
さすがです。東京オリンピックをターゲットにまだまだ若い選手には負けないといったところです。近い将来、藤原選手を少しでも本気にさせる走りができるように当社の選手も育成したいと思います。
金子選手と岡山選手のユニフォームの違いについて
赤が正式ユニフォーム
青はサブユニフォームです。一般部員は、サブユニフォームをレースウェアとしています。岡山選手は現在、一般部員で競技への環境は会社として配慮していません。そのような中、トラックのスピードはまだまだですが、マラソンでは先月も水戸のマラソンを大会新記録で優勝するなど実績があるため、今回、大会側へ招待推薦させて頂きました。
しっかりと期待に応える走りをしてくれました。
強化選手である金子選手はかなりプレッシャーを感じたことでしょう。
岡山選手は東京マラソンエリートの部に出場することができますので、監督賞として、ゴールドラベル用、ユニフォームをプレゼントしたいと思います。
注文しなくちゃ!!
金子選手が同好会から東海大学陸上部に入ったことは、様々なところで取り上げられ知られていますが、実は、当社には同好会あがりの部員が他にもいます。
岡山選手もその一人ですが、先日の大田原マラソンで3位に入り、パリマラソン派遣をきめた黒田選手も同好会出身です。
入部紹介で、心ないコメントを頂きましたが、一年目でほぼ全ての自己記録を更新し、主軸選手へと成長しています。
強い選手はもちろんほしいですが、そうは当社を選んでくれません。
どれだけ育成できるかを追及していきたいと思います。
その結果、実績のある選手に選んでもらえるチームになればと思います。
ご声援ありがとうございました。