7月に4日間、日本スポーツ協会の共通科目講習を受け、今回は専門科目を学ぶ4日間となりました。事前課題、課題、実技試験に筆記試験、毎日11時間に渡る中身の濃い講習…。
特に今回の専門科目講習は肉体的にもきつかったです、、、
今、日本のスポーツ界は大きく変わろうとしています。このような講習や資格制度の中身も大きく変わってきました。近年起こる、スポーツ界のハラスメントや競技第一主義を脱却し、一人でも多くの人に長く競技を続けてもらうために、指導者が本気で考える時がきました。このあたりの話に関しては、ここで記載しても浅い話になってしまいますので、控えておきますが、斜め読みではなく、受講することで学ぶことがたくさんありました。
各都道府県の推薦を受けた若い先生方と実業団連盟から派遣された私を含む指導者の方々と実技講習と実技試験を通じ１つの絆のようなものができました。参加させていただき、本当に感謝申し上げます。
公認指導者資格は、共通科目の課題を9月に提出し、あとは本日の筆記試験が突破できれば無事頂けますが、どうでしょうか。
今回の実技研修では様々な競技を経験し、さらにその練習で最も注意するポイントを指導する側の目線で学びました。ハンマー投げ・棒高跳びは、人生初です。
そして私の実技試験で出された科目は砲丸投げ指導です。7名の先生方を前に、安全を確保し、コミュニケーションをとり、デモンストレーションを実施。その後、選手役の先生たちの実技を観察・分析し、フィードバックする…
競技経験のない砲丸投げを自信をもって指導する、正直、かなり緊張しましたが、長距離以外、何も手をつけてこなかった陸上競技にこうした機会がなければ触れることはありませんでした。
これからの指導人生に大きなプラスになりました。
今回、一緒に受講した皆さん、そして、長時間、連日、指導してくださった陸連の素晴らしい指導者の皆様、ありがとうございました。
