コモディイイダ駅伝部ブログ

5年連続ニューイヤー駅伝駅伝出場決定

きゃねこ 901k

2019-10-28 20:17:29 | 選手からのメッセージ
人は日常の時間を埋めることで落ち着くらしいです
金子です

なるほど


「努力している」という安心感

何度も金子は経験があります

長年競技をやっていると

やらなきゃ!

と思っていても心の奥で

やらなくて良い

と確信をしている時があります


この場合
この「やらなきゃ」をやっている最中にやらなくて良いのでは無いかという迷いが生じ
結局得るものは疲労と焦りだけ

ということがしばしばあります

特に休養日に当たる日に発生しがちです

何故か


これは何かをやらない時間が耐えられないからです

安心感を求めて「努力をしている」という事実が欲しくてやっているからに他なりません

努力が目的になっているパターンです

そういう事に気付かせてくれたのはたまたま見かけた
あのトップアスリート為末大さんのインタビュー記事からでした

為末さんはこのことを
「何かをした」は自分にとって最高の言い訳になるから

とピシャリ

なるほどなぁ🤔


そして

この事を上手く整理して言葉でまとめられる為末さんの言語力とでもいうのでしょうか?
物事の本質を見てそれを言語化する力にただただ圧倒されました


やっぱり凄い方ですね😳


最近読んだ本にも事実を事実のまま観れる力を持ちなさいという文があったことを思い出しました

例えば

一人の男性がスーツを着て走っていたとします

この光景を観てどう思うでしょう?


「遅刻したんだな」 「急いでいるんだな」

と思う方が多いでしょう


それは経験則から常識的な判断であり
至極当然のことです

しかしながら

この時点で脚色されていることにお気づきでしょうか

男性がスーツを着て走っている


ただこれだけです

これが事実です

金子はこの事を応用したらプレッシャーに上手く対応できるのではないか?と思い実践してきました

具体的にはプレッシャーの掛かったレース
9月の駅伝メンバー10人を決める10000m

これはメンバー選考の10000mであるが
10000mでしかない

5月、6月の10000mとも変わらないしメンバー選考があろうと無かろうと10000mだ
それより長い距離でもないし靴が急に重くなるわけでもない

いつも通りベストパフォーマンス出すだけだ


そう思うことで過度なプレッシャーから解放されて上手く走れました

勝手に「選考の」10000mと思うことでプレッシャーが生まれパフォーマンスを害するのであれば

「選考の」部分を切り取り

10000m の単品という認識に変換してしまおうという魂胆です

これを実践することでパフォーマンスも高い状態をいつでも引き出せるようになり
俗に言う好調が続く状態になっています


為末さんがトップアスリートだった要因の1つを見つけた気がしました😎

ということで

話は逸れましたが
余った時間を埋めることに必死になると本質を見落とします

なので

気をつけたいと思います🙋‍♂️

そういう金子はやることないと食べて寝るだけ、、、🐷

はい

気をつけまーす笑笑

それでは💤
コメント
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