80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

運が良けりゃ。

2014年05月13日 06時17分55秒 | 考える
人生という現実の世の中に生きる自分を、本当のリアリストとして、生かさなければだめです。
夢のようなうつつのような、おとぎ話のような自己欺瞞で人生を過ごしてしまったのでは、二度と繰り返すことのできないこの人生、もったいないです。
    「成功へ導く言葉」中村天風
        (株)イースト・プレス より


自分に確たる自信がない。
他人と比較することでその溝を埋めることが出来るかも知れない。
それしか方法がないという思い込み。

罪悪感 = 今、自分だけがサボっているという気持ちをぬぐい去れない。
一息入れよう。 

ずっと、自分をアピールするということが、何となく意にそぐわない感じがしていた。
自分を売りつける。
名を売る。 つまりは、売名じゃないか。
どう考えて、どうイメージしても、ちょっぴり引っかかる。

しかし、何故他人にアピールせねばならないのか?

アピールすることでしか、自己の存在感を得ることが出来ない? 


町田の小さなアパートの一室で私は生きている。
年金暮らし。

年金暮らし・・・収入が限られているということは、支出が増えれば増えただけ残金が減っていくということだ。 
足し算、引き算の問題。

「自己の確立」 誓って果たせぬ罪悪感。
・・・などと、迷い悩んでいるのは、まだ甘いと言うことだろうか?

青臭い・・・。

それ以前に、この年齢で、今更そんなことを考えていること自体が、すでに・・・。


複数の個性が共存しようとする時、互いに気を遣い合って、言いたいことも言わず、少々無理なことでも果たそうと努力する。
それは確かに理想(?)・・・なのかも知れない。

だが、意識はせずとも、互いの心の内に、確実に不満は蓄積していく。

さらに言えば、遠慮しようとするまいと、それは個人の気持ちの問題でしかない。


運が良けりゃ・・・、ウン、確かに、今まで私は幸運だった。

今まで、何も無かったと言うことは、良いこともない(気づかなかった)代わりに、悪いことも無かったということだ。


いずれ、小児麻痺で、一時は、親に捨てられた(?)私が、ここまで、人並みに、会社勤めをこなし、大事なく、定年を迎えることが出来た。
これを幸運と言わず、一体何だというのか!!

幸、不幸は相対的なものだ。

取りあえず行動する。
と言って、いつも無駄なことをする。 
よく言われる。

本人は、考えに考えた末の決断、良かれと思っての行動なのだが、今ひとつ詰めが甘いらしい。

早い話が夕飯の総菜。 
夕食用に何を買って帰るかと、さんざん歩き回って、頭を使ったあげくの決断なのだが、実際に家に戻って冷蔵庫を覗いてみると、そっくり同じものが凍りついている。  
それも、何日か前の、手つかずの残りものだ。

これは、やはり、どう贔屓目に見ても、惚けかけている (「・・・かけてる」んじゃなかろうと横から一声ありそうだ) らしい。 

我ながら滑稽な話だ。


とは言え、いずれにせよ、行動せねば何も変わらない。

買いに出掛けたからこそ、それに気がつけたとも言える。
  ・・・って、まるで子供の言い訳だ。
しかし、これからも、何かと問題もあろうかとは思うが、「とにかく外に出よう」と考えることにする。 

前に言ったことかも知れないが、考えたことが、総て素直に実行されていたら、私はもっと別の人生を歩んでいたのではないかと思うことがある。

(後で、この文を読んで、笑ってしまった。 何のことはない、何か別のことをやったら、別の結果になっていたはずだ・・・なんて当然の帰結だ!! 
いや、待て待て・・・、別のことをやったからといって、いつも別の結果が出ると決まったわけでもない。 懸命に別の生き方を試みても、何も変わらず、同じ結果となるという事もあるのではないか・・・とも。 いずれ、どのみち、やることをやらないでは、大差はないということか。)


世に認知されるには、どのような方法をとったら良いのか? 
というより、今、自分らしく生きるにはどうすれば良いのか?
自分らしくとは・・・と、何度も考え、何遍も書いてきたことだが、未だにそれらしい結論に出会っていない。

自分らしくとは、自己満足の事だろうか?
それは、ちょっと違っているような気がする。

一杯一杯に動いて(働いてはいないのだが・・・)、グターッとなって、死んだように眠る。
翌朝、何となく目覚めて、それですっきりしたような気分になる。
それだけで良い。
それが、一番自分らしいような気もする。


今日は、「メイストームデー」だとか。
本当に、日本は、毎日が、何やらの記念日らしい。
何とも忙しいことだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%87%E3%83%BC
(ウィキペディアより)

メイストームデー(May Storm Day)は、日本の記念日で、5月13日。 別れ話を切り出すのに最適な日、別れ話を切り出していい日、などとされる。
[私、風来居士には、別れる人すらいない。 これは幸運なのか? 不運なのか?]

「八十八夜の別れ霜」(立春から88日目ごろに霜が降りなくなる、の意味)の言葉にちなみ、バレンタインデーから88日後に定められている。 なお、八十八夜は立春から88日目(87日後)、メイストームデーはバレンタインデーから88日後(89日目)であることに注意。また、バレンタインデーから88日後は閏年には5月12日だが、メイストームデーは平年と同じく5月13日で、バレンタインデーから89日後(90日目)である。

起源ははっきりしないが、日本起源であることは確かである。 なお、メイストーム自体が、日本起源の言葉である・・・そうだ。

翌日の5月14日は、韓国ではカレーを食べるイエローデーで、やはりバレンタインデーから派生した記念日である・・・らしい。