80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

旅に出るとは

2015年10月24日 20時25分56秒 | 考える
偉大な力を身につけるまでと、出発を引き延ばすな。
動かないことは、あなたをさらに弱めるからである。
明確に見えるようになるまでと、始めることを引き延ばすな。
光に向かって歩まなければならないからである。
第一歩を踏み出す力があるか。
この小さな行いを実行に移す勇気があるか。
その小さな第一歩を踏みだし、実行せよ。
その努力を達成することで、
あなたの力は尽きることなく倍増されることに驚くだろう。
そして次の一歩が明確になるのである。
神学者 フィリップ・ベニエ (フランス)



いつまでも、旅する男でありたい。
旅するとは夢を見ることだ。
他人の顔色を気にする必要などない。
常に自分自身であればいい。  

とは言え、それが意外に難しいのも、また事実。
人から 「放っておいてくれて構わないから。」 などと言われても、
それが、却って気にかかってしまうようなものだ。


結局、他人を気にして旅を諦めてしまう
そういう形を取る方が、気持ちの上では、ずっと楽だ。 


そこを振り切って、思い切って、第一歩を踏み出す。
目下の所、それしか手がない(思いつかない)というのも、また事実。


人は最初の一歩を踏み出すために、何らかの理由を求める。
言ってみれば、後々のため、保険をかけておくということだろう。

誰かに認めてもらって、背中を押されて、やむを得ず旅に出る。

そういう形を取ることで、まずは一安心する。 


凡人には、自分の夢を実現するということも、
まずは、その第一歩からして、なかなか難しいということなのかも知れない。