80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

気分は私立探偵

2018年03月24日 19時29分35秒 | 考える
3月18日(日) 薄曇り
今日もまた、コーヒー飲んで、葉巻を吸って、何もしないで半日過ぎた。

ふと思う。
どんなに上手い文章でも、どんなに下手くそな文章でも、人目に触れて、
それと知る。
書いた事で満足し、そのまま仕舞い込んでしまっては、単なる自己満足に
しかならない。
もっとも文章に限らず、大方の人生なんて、そんなものでしかないのかも
知れない。

3月20日(火) 雨
起き抜けに、昨日の葉巻の吸い残しに火を付けてふかす。
外国小説の主人公になった気分で、ちょっぴり高級感を味わう。
もっとも、ちょっと油断すると、タバコ同様、煙を喉の奥まで吸い
込んで、思いっきりむせてしまう。
やはり「形」でしかないという事なんだろう。

万事、総てがこの調子、中途半端でしかない。
・・・まぁ、それはそれで・・・。
何事にも深入りしない。
言い換えると、総てがものにならないということか。

ああ、またまた朝っぱらから、気の滅入る考えに陥る。

ふと気がつけば、窓の外が明るみ始めている。

自由・・・目的のはっきりしない自由とは、どうにも虚しいものだ。

無我夢中になれるものが欲しい。

お湯を沸かし、インスタントコーヒーを飲む。

これもまた、探偵小説の主人公になった気分だ。