80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

不自由を感じる、その時

2018年03月30日 19時34分50秒 | 考える
不自由を感じる、その時

この歳になっても、未だに「愛=男女の恋心」とかに未練を感じている。
何とも、惨めったらしいことだ !!

3月**日(月) 朝、目の前が霞んで正常に見えない。
春霞というわけでもなさそうだ。
脳の機能障害なのか?

さすがの風来居士も、とうとう末期現象か・・・?
この期に及び、何をどうする?

まずは、人生の整理整頓。
行くべき所へ行き、会うべき人に会う。

この世の未練を断ち切っておく。
とは言うものの、この世の未練が何とも多すぎて、ちょっとやそっとでは
断ち切れそうにもない。

私が今やりたい事は、まず、相手との意思疎通。
思えば、我ながら自分のコミュニケーション能力には絶望している。
まぁ、書く事ならやり直しも簡単に出来るからまだいいが、直接、相手に
向かい発言するとなると、これはまるで駄目だ。

先ず、その場で相手に分かりやすく、自分の思い、考えをまとめ上げる事が
苦手だ。
さらには自分の発声、発音がどうにも思うように出ない。

訳の分からない言葉を、聞き取りにくい発音で伝えようとする。
これでは、誰もが一歩身を引いてしまう。
何とかしようとすれはするほど、ますます訳が分からなくなっていく。
どうにも困ったコミュニケーション能力だ。

3月**日(火) 晴れ
そこに相手が存在する以上、いずれ、彼、彼女とコミュニケーションを
とる事を避けるわけにはいかないだろう。

大袈裟な表現だが、それが人間対人間の宿命だとも言える。

コミュニケーションをとろうとしても、自分の思いが相手に伝わらない、
あるいは誤解されて伝わってしまったら、その行為は何の意味もない。


いや、それ以上に自分にとって、また相手にとって、害を与える事すら
もあり得る。


集団内にあって、自分が心底仲間たり得ないと感ずるとき、その孤独感、
疎外感は一層深まって感じられる。
どれほどぶ厚い布団に潜り込もうと、孤独の冷たさからは逃れられない。

周囲の総ての想いや願いが、私を避けて通り過ぎる。
「お前さんが相手では、ちょっとね~・・・」

まわりの総てが、そう言っている気がする。
そうかもしれない。

今の私に確たる目的があるはずもなく、ただ偶然の出会いを求めてひたすら
歩き、流離い続けているだけのことなのだ。