せきれい荘のタマル

友達が面白かったと教えてくれたので読みました。越谷オサムさんの本を読むのは初めてです。大学生のお話で若くて面白くて本を読んでいる間は青春に戻れます。石黒寿史とサークルの先輩・田丸大介(タマル)とのことが面白おかしくに書かれています。人の状況をおもんばかれないタマルは人の心を思いやれるというアンバランスな先輩です。ところが読み終わる頃にはタマル先輩に何となく好意を持ってきます。恋のお話も少しありちょっと甘酸っぱい失恋もあり、大学生気分を味わえました。

お気に入り度：★★★★★　　図書館資料　請求番号：913/コシ