MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

SALAAR/サラール

2024-12-15 05:05:05 | アジア映画
TWINさんお得意のインド映画
いわゆるボリウッド的な要素、つまり3時間(174分)にわたる長尺なのに所々で歌唱は入るもののダンスが全くない映画
そうなんです劇中なくても大抵エンドクレジットで出演者総出で集団ダンスを見せてくれてるんですが
それさえもない映画だし、なんか終始重たい雰囲気で作られてるアクション映画ではありましたが
 
そして映画自体インドっていうよりか、どっかの架空の国のお話になってて
ある意味日本で言うところの大河ドラマっぽい作品でして
いろんな国家っていうか領地を持った連中がしのぎを削って国家をっていうか覇権争いっていうか日本で言うたら戦国時代みたいに群雄割拠での戦国物語みたいな作品でして
 
っていうかオープニングではたった十歳の時に友情を育んだ平民の少年サラールと領主の息子とが領主の鼻輪を智力と暴力で取り返すものの獲ったやつはその兄貴でして
そこには暮らせなくなり母親の命も危ないとこを鼻輪の君が助けて逃してやるとこから始まるんですが
 
その智力と暴力に長けた少年サラールが大人になった2017年に映画は飛び
国の政情が不安定ってことで米国に亡命していた男の娘がインドに帰ったことで命を狙われて
かつてのサラールがその命を狙われた娘を単身で守る
って言う行動に出るものの
 
なんと時制が2000年に急に戻り先に書いたように後半の二時間は群雄割拠の戦乱の中でして孤立した件の鼻輪の領主が救いを求めてるきたことで
サラールは立ち上がり・・・・
近代じゃなく現代兵器だ身を固めた他領主に与する各国の傭兵に対して
こちらは無手勝流の徒手空拳でバッタバッタと敵をちぎっては投げちぎっては投げって言う
まさかの映画ですのでアクション的に人体破壊もあって面白いのですが
 
映画としてテンポは遅くかつ重厚な映像で紡いでいくから三時間の長尺になるものの
映画としては
何一つとして解決してなくて
そうなんですよ実はto be continuedの作品でしてこのままいくと何部作になるのやらっていう作品だったのだった
 
2023年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャートン・ニール脚本・監督作品
出演:プラバース、プリトヴィラージ・スクマーラン、シュルティ・ハーサン、イーシュワリ・ラーオ、シュリヤー・レッディ、ジャガパティ・バーブ、ボビー・シンハー、ジョン・ヴィジャイ
 
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無名

2024-11-29 05:05:49 | アジア映画
そうだよねこれってトニー・レオンさんだったんだよね
私ってアジア映画だとなんでも韓国映画っていうような感覚だったので韓国映画だって勝手に思い込んでて
今月最後の韓国映画を見るかってケースカバー仕様の封印切って円盤プレイヤーに入れたらまぁ中国漢字での映画会社が多数出てきて
オットこれは中国映画だって思い知らされたわけでして錯覚っていうのは恐ろしいもんですね
 
ってことで改めてトニー・レオンさんとワン・イーボーさんのW主演で送る第二次大戦の日中戦争に突入しそうな日本軍が支配していた国際都市上海での当時中国を治めていた中国国民党と中国共産党それに日本軍のそれぞれ三つ巴のスパイ戦を描いた作品だったのね
ということで一応諜報戦を描いているためか映画的にはほぼ会話劇での騙し合い、唆し合いの会話で終始しており
それじゃ寝落ちする人がほとんどだろうって
そうなんとこの映画二時間10分の長尺ですから
時には観客寝かさせないようにちょっとしたアクションってもスパイ同士の殺し合いを見せたり
時制を弄ったりと見せ場を作っての寝落ちさせない工夫を凝らした作品でしたが
 
歴史的なぁ事実は曲げられないためにトニー・レオンは時の中国政府であった国民党のスパイなのね
ってことで中国共産党との内戦前ですから国民党として描かれており戦後の共産党と国民党との覇権争いによって台湾島に堕ちていく前の国民党ということですので
こう言った映画で中国映画に見られるいわゆるプロパガンダの映画ともまた違うのですが
オープニングとエンドクレジットにトニー・レオンさんのお名前が中国漢字でデカデカと表示されるものの
なんとその脇にはカッコ書きで(中国香港)と表示もされて現実をしっかりと見させることも忘れない中国映画のというか一党独裁のは中国共産党の怖さも見せつけておくのを忘れないようですね
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
チュン・アル脚本・監督作品
出演:トニー・レオン、ワン・イーボー、ホアン・レイ、森博之、チャン・ジンィー、ジョウ・シュン、ダー・ボン
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ジェイルブレイク

2024-11-19 05:05:13 | アジア映画
これは全く退屈しないというか
91分の尺の80分は全てアクションシーンで作られてる作品
劇中フランスからきた警官に格闘技はシラットのようなものかって聞くシーンがあって
警官の一人がカンボジアの古武術“ボッカタオ”だって言うシーンがあり東南アジア系の映画だって言うのはわかっていましたがこれでカンボジア映画だとわかってスッキリしながら見てました
 
インドネシアの武術シラットを世に出した「ザ・レイド」同様舞台を刑務所内だけに絞ってそこで囚人たちと警官と一人の看守になぜかポン刀持った女ギャングたちが一人のプレイボーイと言う人物の生命を守っての生き残りをかけて殺しあう三つ巴の超過激エンドレスバトルアクション映画でしたね
先に書いたようにバトルアクションシーンだけで尺の80分も尺遠使ってるのでもう完全ノンストップアクション映画といっても良いし
 
囚人にしても警察官にしても女ギャングのボスにしても皆さんノースタントでのバトルアクションだそうでまさにシラットに対抗するアジア系格闘技にまた一つボッタカオという格闘技が現れたようですね
警官のお姉ちゃんもそのボッタカオの使い手らしいと言うことでしたが
開巻部分でサンドバッグに打ち込みしてるときの二の腕の細さが気になってはいたもののいざ本番っていうシーンではその細さを忘れ去らせるほどの技を見せてくれておりまた一つアジアの一古武術が見られたことを喜ぶ映画
 
まぁ古武術ボッタカオを堪能する作品ですのでプロットが多少破綻していても
格闘アクションが楽しめれば無問題でしょ
まぁインターフィルムさんもよくこんな古い作品を発掘してこられたものですね
その努力に👏
 
2017年製作、カンボジア映画(日本未公開作品)
ジミー・ヘンダーソン脚本・監督作品
出演:ジャン=ポール・リィ、ダラ・アワー、タロート・サムタ、ウー・ダラ、セリーヌ・トラン、ダラ・パン、サヴァン・フィリップ
コメント (2)
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ボーン・トゥ・フライ

2024-11-16 05:05:46 | アジア映画
中国産のいわゆる国威高揚つまりはプロパガンダ映画の最たる作品
そうなんです中国の領空圏を侵略された中国空軍はジェット戦闘機を派遣して領空侵犯の警告を出すものの
侵犯機は最新ステルス戦闘機でこちらの旧式ジェット戦闘機ではまるで歯が立たなくておちょくられて戦闘機パイロットは悔しい思いを常に味わっていた
 
何せ国防費が日本の45倍だとか言われてる中国ですがねぇ
いわゆるこの度誕生させた中国初のステルス戦闘機”殲35“の製作秘話って言うお話だったのね
したがって最初っから最後までの二時間5分完全なるプロパガンダで貫かれてる作品ですが
一応はちゃんとしたシノプシスだ作られてた感動巨編って言う作品
 
ってことで空軍きっての航空機技術を持ってる兵士レイ・ユーはステルス戦闘機開発のテストパイロットチームに推薦されてテストパイロットとしてその能力を期待されていた
他駐屯地から腕に覚えのある連中が集められてステルス戦闘機の飛行テスト等に参加して“殲35”の性能や極限領域等のテストに毎日明け暮れる様を描いていくだけの映画ですが
ちゃんと映画としてテストに失敗したりとかのシーンも組み入れて物語に緩急をつけて観客を飽きさせないプロットで構成されており
中国産と言うことをおいておいても映画としてきちんとできてる作品
チーム長がテスト飛行で死んだりとかレイ・ユーに腕と度胸とでは引けを取らないライバルがいたりとか
ちゃんと映画として成立しており
 
最後はこの二人が協力して・・・
っていうかステルス戦闘機が飛行する高度には鳥って飛べるのかな
最終テスト中にバードストライクに遭遇しライバルは負傷してさらに機体は不調になるものの機を離れずになんとか基地に着陸させるって言うサスペンスがクライマックスでしたが
この“殲35”は現在中国の最新ステルス機であり、あの使い物になるかならないかの中古空母に搭載されてる様ですが、空母での発艦がジャンプ台ではその性能は発揮されてはいない
でも中国産初の最新空母にはカタパルトが搭載されててこのステルス機は機能してる様で
エンディングでは領空侵犯の外国機(国名は完全に伏せていますが・・・言語は英語だったなぁ)と互角にわたりあっていましたねぇ
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
リウ・シャオシー脚本・監督作品
出演:ワン・イーボー、ユー・シー、チョウ・ドンユイ、フー・ジュン、シュー・カイチョン
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三国志 武神・趙雲伝

2024-11-08 05:05:49 | アジア映画
中国映画は70分前後の作品だとここ最近では全て配信専用に作られてる作品だと言うことですが
一応はデニス・トーが主演だし尺も85分もあるからこの作品は配信用の映画ではないようだって個人的には思って見てました
 
中身も非常に濃くて『三国志』の趙子龍のお話の“趙雲伝0”みたいな作品ですか
三国志にその名を刻む以前のエピソードですからまぁ個人的に先にゼロをつけて見ただけですがクライマックスに至るとこでは名だたる諸葛亮、劉備、関羽、張飛も一応顔見せだけに登場してきてのエンドマークっていう作品でした。
 
まだ若き趙子龍は義兄弟の夏侯蘭と共に山賊たちから村人を守ることで糊口を凌いでいた。
そんなある日、出先から村へ戻ると村が焼き払われ村人が皆殺しに遭っていた。
趙子龍の恋人までもが官憲に殺害されており、趙子龍は復讐を誓い、義兄弟の夏侯蘭と共に王太守府に乗り込み官憲たちと斬り結び太守に迫るものの、夏侯蘭は官兵に取り押さえられ、
趙子龍は咄嗟に王太守の娘、王月萱を人質に逃げ切るものの傷を負い途中で意識を失うが
 
雪晴が守る村に救われかつ王月萱に慕われてしまう
一方官兵に捕まった夏侯蘭は太守の甘言に乗せられて官憲側に就き趙子龍を裏切り
夏侯蘭は太守までも殺して自ら太守となり子龍と最後は雌雄を決することに・・・
 
まぁ若き日の趙雲がこう言った人物だったから今の趙雲があるんだって言うようなお話の映画
まぁ戦闘シーンも結構な人数で行われるし、中国映画にしては戦闘シーンで主人公が飛んだり跳ねたりすることもないきちんとした剣戟映画だったのがリアルに描かれてて
これはこれで面白く見てられました。
 
まぁ出てくる女優陣に慕われる趙子龍でしたねぇ
でも子龍を慕う女たちは皆命を失ってしまうのね
こう言った中国映画はしっかりと日本語版も作られててほんと助かります
個人的にはドラマは日本語版、映画は字幕版っていうのが私のモットーですが
中国映画のこう言った作品は字幕読んでると実に大変でして映像が字幕に追いつかないですので、耳で聴いて絵をしっかり目で視ることができて映像に集中できるのでこれは助かります。
最近歳かな自分で決めたモットーをいろんな意味で自から崩していってる気がするんだけど・・・
まぁいいか?
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジョウ・ジウチン監督作品
出演:デニス・トー、サブリナ・チウ、オズモンド・チェン、チャン・シュアンリー、ソン・メイジエ
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ストリートダンサー

2024-10-24 05:05:48 | アジア映画
インド映画だったのね、道理で尺が142分もあったわけだ
最初に言っておくけどもこれがオリジナルのポスター
タイトルが「Street Dancer3」になってないかい
allcinemaさんとか他の映画紹介サイトで原題を示してるとこは「Street Dancer3D」となっててどうやら3D映画のようにしてるけど
どう見ても第三作だよね”D“がどこにもないけど
まぁこの作品もしシリーズの一編だったとしても単体映画としてみてもそれで成立してるからどーでもいいんだけど血液型からちょっと気になってしもうた
 
けどもラストでこの作品が単体作品だっていうのがわかるようになってて
今ではほとんど4Dで見られる劇場でないと3D作品は日本では何故か敬遠されてるからあえて2Dで公開していたんですね
ロンドンで生まれ育ったいわゆるインド系・パキスタン系の二世である若者たちが、ストリートダンスバトルを繰り広げてお互いにしのぎを削りながら対立する中、
ストリートダンスの大会に出て賞金を得ようとするお話
まぁダンスシーンの合間合間にドラマ部分が挟まれてて映画を進行させていくという作品なんですが
 
映画ですからいわゆる対立するグループにいる男というか女が出会い
っていうロミジュリみたいなロマンスのドラマかと思って見ていたら実はそうならなくて
多少は恋心お互いにあるんだと思うけど
女性があるきっかけからダンサーの一人でレストランのオーナーがダンス終わりになんといわゆる南アジア系にあたりる難民でホームレスの連中に食料を与えているのを見てしまい
 
そう言った人々がいる気とさえ知らなんだ金持ちのお嬢でしたからねぇ
ダンスとそんな福祉を手伝っていくうちに相手チームの男性も加わり友情が生まれ、絆を深めていくわけでロマンスではないんだな主軸は結局
女はダンス大会の優勝賞金で彼らに食糧支援をしたいと考えて稽古の励むものの
お金持つ階級のお父さんがストリートダンスなんてとんでもないと怒り彼女からダンスを取り上げてしまう
それを知った男がこの家に乗り込んだ上で彼女の福祉の本心を熱弁して・・・

まぁドラマ部分がダンスシーンの激しさというかぶつ切りとで薄まってしまうのがちょっとちょっとなんですが
こう言ったダンス映画はボリウッド的ではないもののインド人にはうけるんでしょうね
最終的には父親からも許されて優勝してその賞金は
 
そうなんですこれって実話だったんですね
これは実際にロンドンで活動するインド系のシク教慈善団体(SWAT)の2020年の実話に基づいて作られた作品とスーパーが出て。
まぁダンスへの情熱を社会貢献につないだインド・パキスタン系の金にも食(職)にも困らない若者たちの熱い社会貢献ドラマだったようで
エンドクレジット中はそのSWATの活動を紹介している
 
2020年製作、インド映画(日本公開作品)
レモ・ソウザ監督作品
出演:ヴァルン・ダウン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー
 
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ゴールデン・スローン 黄金の玉座

2024-10-15 05:05:25 | アジア映画
物凄い剣戟映画を期待したんですよ
何せ私の好きそうな西洋風の鎧兜に題名からして”玉座“ですからねぇ
そして戦闘アクションシーンではCGで首が飛び血飛沫く映像までをもね
だってR -15指定ですもの
ったらなんとGEOさんの子会社プルークからリリースされてる作品ではないですか
そしてオープニングのナレーション解説聞いてたらどうやらこの作品は続編みたいで
結構映画が始まるまでの解説が長い
そしてカザフスタンの国家建設に関するような兄弟従兄弟の確執がどうのこうの
 
って言うことで気づいたんですよ3、4ヶ月前になんか見たようなハン(汗)がどうのこうのって言う映画を
でここのブログを探ってみたら7月にこの作品の監督ルステム・アブドラシェフがホンを書きメガフォンをとった「ダイヤモンドソード 王の誕生」って言う作品がヒットしてきまして
まぁこれまたGEOさんの子会社プルークの配給作品ですから、該当するのは配信ページかGEOさんのページだけでして
この作品が続編とか全く無視されており単体作品扱いなんですが
どう見てもこれは「ダイアモンドソード 王の誕生」の続編であり、監督も出演者も同じ俳優さんでの
カザフスタンの国家形成に至る最初の国家と国王のお話だったわけですよね
 
したがってリンク先でも書いているんですが
こっちが期待してる剣戟シーンも単体での決闘シーンがあるだけで
戦闘シーンは皆無でして、訳のわからないったらいけませんが馴染みのないような人や王族の名前ばかりの人がごちゃごちゃと・・・・
戦闘シーンもないのに映倫さんはなんとR -15に指定してるのもこれまた前作も同じ
さらに国王の座を巡っての駆け引きって言うのもいちおう軍隊率いて砦みたいな国家に攻めてくるものの
単騎でのいとこ同士が決闘しても殺してしまうわけでもなく
 
まぁカザフスタンの人が自国の歴史的な観点で見るにはそれなりにわかるんだろうけど
これは引き合いに出せるかどうか知りませんが北野武が世界的に著名ですから「首」を米国人に見せても鎧兜に目が行って戦闘シーンのない歴史映画を見せられたらワケワカメで退屈するだけでしょう
まさにそう言う二時間弱を過ごさせられたってことでしたが
何故か視聴してる間一度もオチなかったのは何故だろう?
 
2019年製作、カザフスタン映画(日本未公開作品)
ルステム・アブドラシェフ脚本・監督作品
出演:カイラット・ケマロヴ、イエルケブラン・ダイロヴ、ドシュカン・ジョルジュジャクラシノヴ、イスベク・アビルマシノヴ、アヤン・ウテブベルゲン
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ライド・オン

2024-10-03 05:05:47 | アジア映画
今月見たい映画っていうか見なきゃいけない映画がこれ
フライングでGEOさんに導入されていたのでセットに組み入れてのなんと二日連続の中国映画の視聴になるんですね
セットレンタルで借りてきた残り4本のどれにしようかなっていう順番でこうなっただけですから
個人的には中国はさほど気にしてないんですよ。ある意味ノー天気な作品かプロパガンダですからねぇ
でも韓国映画って結構重たいじゃないですかいろんな意味で
ってことで韓国映画だけは連続視聴を避け中二日は視聴するのに空けているのが実情です。
 
そう還暦過ぎてもう古希を迎えたジャッキー・チェンさんが自身の今までの生身スタントなしで熱演してきた御自身の映画と彼らアクションスターを支えたスタントマンや映画製作スタッフに捧げた作品
ということで今作でのジャッキーさんはスタントマンという老境を迎えたお父さんの役
 
そうお父さんなんですがスタントに命をかけて生きてきてましたから家庭を顧みずに仕事一筋の人だったために奥さんに愛想尽かしされて娘が一歳の時に離婚され親権も母親に
娘に会うのもただぎこちなく法科大学の学生になった娘にも愛想尽かしされて、父親なのにおじさんって呼ばれる存在だし、娘の婚約者の新人弁護士にも最後までお父さんって呼ばれずにおじさんって言われていたよね
仕事で元妻の葬儀にも遅れる有様で
今ではなんでもわかってる馬と一緒に独居生活している
 
まぁ時代はスタントマンが生身の体で空中を跳び、崖やビルから落ちる時代でなくなりほとんどCGの時代になっても生身でスタントすることに拘って生きてる頑固じじい
そんな爺さんといっしょにスタントする馬が一応元馬主が資金繰りに困ったりでこの馬も担保として取られることにって言う芯のストリーにサイドに今まで書いてきた彼自身のスタントの生き様と
この生身のスタントはジャッキーチェンが今まで彼が演じてきたノースタントのいわゆる各映画のエンドクレジットの左端で流れるNGシーンの数々をこの映画の中で再利用してきたり
ジャッキーファンにはある意味感涙の作品になってるし
 
実は馬ではなくてこっちががメインストーリーでしょうって言うのは
今まで疎遠であった一人娘と馬が取られることから、馬を介して心も物理的にも離れ離れだった父親と娘の心が結ばれていくって言う父娘の愛情物語だったのね
英題がまんま「ライド・オン」つまり“.馬に乗る”って言う意味ですが
親子の情愛を馬によって取り戻すというお話ですから”馬にのせられた“っていう映画でしたかね
 
相変わらずのジャッキー自身の演技はコメディではあるものの、体のキレはまだまだいけるかって思えるものの
顔のアップになると老けたなぁって思わされることしきりでしたねぇ
まぁ今後どこまで映画に出られるのだろうか
そう思わされた作品でもありましたが
この映画、馬の演技にすべて持ってかれてた作品だったって言っても過言ではない作品
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
ラリー・ヤン脚本・監督作品
出演:ジャッキー・チェン、リウ・ハオツン、グオ・チーリン、ユー・ロングァン、アンディ・オン、ジョイ・ヨン、ユー・アイレイ、シー・シンユー、ウー・ジン
コメント (2)
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ザ・スパイ オペレーション・ウルトラ

2024-10-02 05:05:47 | アジア映画
さて本2日は10月のレンタル&セルDVDのリリース初日ということで
レンタル店にもフライングでDVDが導入されますので、昨朔日にGEOさんに行ってきましたが。
新作の棚で一番に目に飛び込んできたのがこの作品
はて、どっかで聞いたことのあるような邦題ですが
それにジャケットのお姉たまは、どう見てもシュー・トントンにしか見えないし
一応スマホで自分のブログをシュー・トントンで検索してみたら「ザ・スパイ エージェント・ウルトラ」という作品がヒットしまして
 
ちょびっと邦題が変化してるようですの他作品とのセットにしてレンタルしてきて
一番に店頭でも眼を惹いたってことで10月のリリース第一作目はもちろんこの作品
見終わって最後にタイトル出たたら「老板娘3」とでましたので「ザ・スパイ エージェント・ウルトラ」のとこでも書きましたが、あちらは「老板娘2」ってことだったんで
いわゆるシュー・トントンさん主演のシリーズ物の最新作ということになるんですね
っていうか「老板娘1」は見ていませんからねぇ
けどシュー・トントンのシリーズですが、内容的には物語の時代もヒロインも別人での一話完結のシリーズのようですが血液型からして1見て無いのは気持ち的に悪いんですがこれだけは輸入されなきゃ仕方ないちゅうことで・・・
 
今作のシュー・トントンさんはインターポールのエージェント
最大のボスを追い詰めるものの土壇場で恋人のエージェントをボスに殺された挙句に逃げられてしまいインターポールを辞したジアウェンはトレーニングジムのオーナーになって生活している
男性トレーナーの出来が悪く軽く退治したとこにカンフーの強い男をスカウトしてきて順風満帆に生活していたが
 
女トレーナーがCMタレントに眼をつけられ彼女自身も満更でなく
彼に夢中になってホイホイってついて行ったら
そうなんですよねあのオープニングでの逃げたボスが出てこないなぁって思ってたところに
ようやっと姿を表して従業員のおんなの子二人を惨殺されたことで
シュー・トントンさんのクライマックスへのアクション突入って言う
ちょっと中だるみするのとシュー・トントンさんのアクションもどこかゆるゆるに見えるような作品に仕上がっていた
前作の脚本・監督を務めたバリー・ウォンが今作では脚本だけでしたからこんな作品になってしまったのかはわかりませんが
シュー・トントンさんのカッケーワイヤアクション全開のアクションシーンはオープニングだけっていうのもねぇ
 
2024年製作、中国映画(日本未公開作品)
バリー・ウォン脚本、カム・カーウァイ監督作品
出演:シュー・トントン、ロン・ン、ドミニク・ホー、リ・スアン
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タイガー 裏切りのスパイ

2024-09-24 05:05:18 | アジア映画
インドの諜報機関”RAW”のエージェントたちの活躍を描くスパイアクション映画“YRFスパイ・ユニバース”の第5作目にして、凄腕エージェントタイガーが命懸けのミッションに挑む“タイガー“シリーズの最新第3作ですので原題はまんま「TIGER3」ですが、邦題の副題には”裏切りの“ってついてきており
一応今作ではこの”裏切り“がタイガーにもそして妻にパキスタンISIエージェントであるゾヤにもかかっている作品でした
インド映画は長尺が多く今作も156分という長尺にも関わらずに中だるみのない連続アクションの156分でした。
 
一応製作会社としてはマーベルとかDCのアメコミ風に“YRFスパイ・ユニバース”としていくつかのっても三作品でのユニバースを組んでいる関係で”YRFスパイ・ユニバース”の「PATHAAN/パターン」とのコラボを組んでいましたねぇ
二人が合わさると最強のコンビ
群がる敵は完全に蹴散らされてしまうっていうのを見せといて
そこは商売ですからタイガーの次作ではなんとPATHAANをビランにした映像をマーベルよろしくエンドクレジットの中に組み入れてきてましたねぇ
さて次作「TIGER4」はどのような作品になつのでしょうか
 
先に今作の副題の“裏切り”がタイガーにもゾヤにもかかってるって書きましたがその通りで前作で爆撃に紛れて再びインドのRAWとパキスタンのISI両機関から姿を消したタイガーとゾヤは
前作で人間爆弾にされた少年ハッサンを引き取り親子4人で隠れて住んでるとこで前作は終わってましたが
今作ではこのハッサン君も大活躍してくれて最後には命までも・・・
パキスタンのクーデターというか現政権をタイガーが倒したことにしてゾヤとともにその存在を抹殺し政権奪取しようとするのを阻止するお話がメイン
 
一応は世界各国を飛び回るようにできてはいるものの最終的には先に書いたようにパキスタンの現政権を自分のもにしようとする男にタイガーもゾヤも翻弄されまくって最終的にはパキスタンの王宮でパキスタン軍と
前作でチームを食った連中と一緒に現パキスタン首相の命を守るって言うお話に修練していく流れは実に見事だし
人間爆弾にテロ組織にされたハッサン君ですが、今回はタイガー一味として自ら人間爆弾になって散っていくという実に皮肉な運命を辿るんですね
 
まぁ三作品タイガーシリーズ見てきましたが一番面白く出来てた作品だったかな
変な予告的小芝居映像見せられちゃうと早く第四作が見たくなるのも人情ですよね
 
2023年製作、インド映画(日本公開作品)
マニーシュ・シャルマー監督作品
出演:サルマーン・カーン、カトリーナ・カイフ、イムラーン・ハーシュミー、レーヴァティ、シムラン、ランヴィール・ショウリー、シャー・ルク・カーン
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