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とうとう2024年もどん詰まりの 12月に突入してしまいましたねぇ
今月のレンタル新譜リリースは4日ということで、まだまだ11月のリリース作品でのブログアップです
が、レンタルリリース情報を見るとさすが年末ですね、今月は新譜枯渇の心配がないくらいの作品量がリリースされるようですね、ワクワク・・・
ってことでまだまだ11月のリリース作品から
日本映画を積極的に見ていこうっていう企画と
今年から忌み嫌っていたJホラーの持ってる面白さを認識したことも加味されての視聴ですが
なんか最初っから見てるうちにどんどんワケワカメになっていく映画でしたねぇ
ヒロインが成人してようやっと祖母の家に足を向けられることができて
父母も後から来るからって先着してみると
幼少この家で暮していた時に感じた二階の奥の部屋にやはり違も言われぬ彼女なりの違和感が蘇ると共に
祖母の言動にも不可思議なことが目立ち
そんな感じで映画は始まり、Jホラー初心者のわたしには何かおどろおどろしいものが待ってるのかなって思って見てても
ヒロインの違和感が強調されていくだけで、っていうか知らぬは彼女ばかりなりっていう本当に差別用語の○ンボ桟敷に一人取り残されて足掻き続ける彼女をカメラが客観的に撮ってるだけで
見てるこっちもヒロインとおんなじ桟敷に乗せられたままで映画は進行していき
果たしてこれってホラーなのって見ていたら、叔母をいきなりナタで脳天割リしての血みどろになるっていう映像的なホラー要素は見せてくれるものの
ワケワカメな人物が件の二階の角部屋に監禁させられてたり
なんといつ懐妊したのかババァの腹が急にデカくなりついには子供を産んだり
ヒロインの弟が目から血を流したりって言う笑うべきなのか恐怖でもない映像に慄くべきなのか実に困ったちゃんな作品でしたが
要は人の不幸の上で人は幸せなんだって言うことを言いたかったって言うのが叔母の言葉から伺えて
そう言う意味ではもがき苦しんでいたヒロインがラスト“幸せよ”って言う不気味な笑みを見せる顔が一番のホラー顔だった
ヒロインの古川琴音さんが出色の演技を見せてくれてた作品でしたが
果たしてこれをホラーのジャンル映画として括っていいものなんだろうか?
が疑問として残る
とにかく私にとっては不思議な作品に出くわしてしまった。
2023年製作、日本映画、「みなに幸あれ」製作委員会作品
清水崇総合プロデュース、下津優太原案・編集・監督作品
出演:古川琴音、松大航也、犬山良子、西田優史、吉村志保、橋本和雄、野瀬恵子、有福正志
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