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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ロイヤルホテル

2025-02-11 05:05:05 | 洋画
オーストラリアをバックパック旅行中のハンナとリブの二人が、ついにカードも使えなくなり無一文になり、ワーキングホリディの事務所で紹介された荒野にたたずむ
ロイヤルホテルとはなばかりの安パブで、いわゆる露天掘り述べられてて鉱夫たちが客の排他的な野鄙な連中の性的な標的にされる・・・という作品
今月もある程度リリース作品が確保はされてるようですがニッパチのいわゆるこういう世界では昔から枯れどきってこともあったりですので
端からこう言った作品にも手を出しとかないととセットレンタルの一本として組み込んできた作品

ほとんど前半は何にも起きませんが地元に働く鉱夫たちの性的な対象でしかない二人の女バーテンダーはある意味
言葉や動作によるハラスメントの対象でしかな訳で
そして金のためと割り切ってそんな言葉や態度のハラスメントに耐える姿を延々と描いているだけの映画なんですけど

その性的な言葉が実は後半に行くとそれがいわゆる実行になっていくわけでして
特に男にだらしのないリブがある意味火付け役となっていくわけですが、そこにいくまでには雇い主の賃金の未払いといったような狡猾さとか辺鄙な土地に流れてきた鉱夫たちの馴れ合いとかがあって
言葉でのセクハラバチバチがついに臨界点を迎えてしまうという
その臨界点がクライマックスになっているんですが

基本映画はフェミニスト・スリラーですから
人が死ぬわけでもなく、ついにキレたハンナが最後に見せる臨界点超えの行動が見せ場となっている作品
まぁ見てて地元鉱夫たちのセクハラはある意味どこの国でもお酒が入ればこう言った酒場では日常茶飯事的に起きてることではあるのですが
やはり不躾な言葉の暴力ってなんらかの形で暴力っていうだけの言葉のあやではなく助成の心をきずつけてるものだっていうことを見せていき
それが積み重なっていって臨界点を超えた時に何が起きるんだっていうことを知らしめてる作品なんでしょうね

2023年製作、オーストラリア映画
キティ・グリーン共同脚本・監督作品
出演:ジュリア・ガーナー、ジェシカ・ヘンウィック、トビー・ウォレス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ハーバート・ノードラム、ダニエル・ヘンシュオール、ジェームズ・フレッシュヴィル

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