
ハイ立て続けにシン解釈でお送りする恐怖ホラー映画の第二段は皆さんよくご存じの昔話の「桃太郎」
前作「花咲か爺さん」もシン解釈で現代に話を置き換えてシリアルキラーとなった意地悪爺さんを退治するお話でありましたが
今作でも現代に生きる桃太郎さんのご子孫は女の子
地縛霊になってしまった夫婦の家に桃太郎に退治されたはずの鬼の末裔がこれまたまさかのシリアルキラーとなって住み着いて毎日せっせと人殺し
それをただ見てるだけの地縛霊になった夫婦の前に現れたのは長く音信不通だった娘のモモ
そう桃太郎の末裔のモモが・・・っていうことはこの夫婦事態も桃太郎の末裔だのにただ何もできない
そんなモモが猿・雉・犬のお供の代わりにお人形のメリーさん、番町皿屋敷のお菊さん、そして手だけのこっくりさんをおともに
両親が地縛霊として取り憑く家での鬼退治っていうだけのこの作品
「花咲か爺さん」よりも昔話を完全に無視した無茶苦茶な設定や展開で繰り広げられる情念と観念で作り上げられたような作品で
見ててもなんじゃコレ?
作ったヤツの頭は大丈夫なんかって疑いたくなる作品
ほとんどプロットもシノプシスの整合性も完全無視して
一応は「花咲か爺さん」同様にR−15だかでしょうかねぇズバリは見せないものの殺しと人体破壊の極限を描き通すことだけに傾注しているために
もう何がなんだかわっからないのよっていう作品となってましたかね
桃太郎の要素は皆無ですからねぇ、どんなタイトルつけても成立してる作品って言えんないものの
こっちもわけわかめのうちに73分の尺ギレでエンドクレジットだったよな
とにもかくにも地縛霊の夫婦がなんと仁科貴さんと佐倉萌さんということでしたが
ただ出演されてるだけでなんの活躍もしないというだけの出演ですがそれなりの存在感を見せてられたのはさすがです。
2023年製作、日本映画、恐解釈製作委員会作品、ストリーム配給
鳴瀬聖人脚本・監督作品
出演:早河ルカ、仁科貴、佐倉萌、冨田伊織、朝木ちひろ、御法川イヴ、長村航希
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