クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

なないろ

2021-12-18 | 日記

8年前に海外駐在から帰国して以来、NHKの朝

の連ドラを見るようになりました。

脚本がしっかりしていること、出演者が主役か

ら脇役に至るまで演技が上手いこと、信頼感が

あることが理由です。

ドラマと共に主題歌も、毎回ドラマのテーマに

沿った良い曲が使われているなと思います。

どのようにして決めているのでしょう?

前クールの「おかえりモネ」の主題歌は特に好

きでした。

BUMP OF CHICKENの 「なないろ」。

私は感覚派の人なので、基本的に歌詞に気持ち

が向くことはあまりなく、大抵はメロディで

を判断してしまうのですが、この曲では珍

く、メロディだけでなく歌詞がとても気になり

した。

歌詞を追いながら曲を聴くと、不思議と涙が流

れます。

心が震えるような想いがするのです。

 「昨夜の雨の事なんか 

   覚えていないようなお日様を 

   昨夜出来た水たまりが 映して 

   キラキラ キラキラ

   息をしている」

 「おはよう 僕は昨日からやってきたよ」

 「失くせない記憶は傘のように 

    鞄の中で出番を待つ」

 「歯磨きして顔洗って着替えたら

  いつもと同じ足で出かけようぜ」

 「思い出すと寂しいけど 

    思い出せないと寂しい事」

言葉のチョイスが素敵だし、一言でいろいろな

状況が思い浮かび、想像が広がります。

メッセージ性が強く、心に刺さります。

なぜ涙が出るのか自分でもちょっとわからない

ですが、そういえば、米津玄師さんの

「Lemon」もまた同じような気持ちにさせられ

るなと思い出しました。

メロディと歌詞が相まって立体的に想像力を掻

立てられ、自分の心の奥底にある何かとリン

クし、湧き上がってくるのかもしれません。



トーステッドホワイトチョコレートフラペチー

ノとベンティサイズのほうじ茶。




抹茶シフォンケーキとカモミールティー。



2枚の写真は別々の日に撮ったものですが、たま

たま同じ店舗の同じ席でした😊