先週末、夫が所属する都内某区管弦楽団の
ニューイヤーコンサートを鑑賞して来まし
た。
会場は2年程前に建てられたばかりの新しい
ホールなのですが、芸術文化劇場と銘打って
いるにもかかわらず、音響に問題ありで評判
があまりよろしくないのだそうです。
現地でリハーサルを行った夫も、これは奏者
泣かせだと言っており、いったいどんなホー
ルなのかとそちらの方の興味も持って行って
参りました。
曲目は、
ヨハン・シュトラウス2世
オペレッタ「くるまば草」序曲
ドヴォルザーク
チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
組曲「展覧会の絵」
お馴染みの人気指揮者が登場し、タクトを
振った途端、すぐにわかりました。
音が😳
音が響かない😱
言ってしまうと、防音室で生音を聴いている
ような、そのくらい響きがない。
これは演奏されている方々も辛いだろうなぁ
と察します。
さらに驚いたのは、観客の拍手も響かないと
いうこと。
一生懸命拍手を送っているのに、乾いたパチ
パチという音が胸元でするだけで、全然遠く
に飛んでいかない。
聴く方も悲しい気持ち。
どうしてこんなことが?
宝塚やミュージカルに適したホールをという
要望を受けて建てられたということですが、
歌い手さんたちにも評判が良くないらしく…
本末転倒なホールとなっているようなので、
先々のためにも早めに手を入れたほうが良い
んじゃないかなと思ってしまいました。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、ドヴォコ
ンという愛称がある程、よく知られる曲。
これが今回一番の楽しみだったので、どうな
ることかと心配だったのですが、やはりプロ
のソリストさんは流石でした。
響かないのであればどうすれば最大限響かせ
ることができるかをよくご存知なのでした。
もちろん、良いホールであればもっともっと
素晴らしい響きがあったはず。
与えられた環境で最善を尽くすことの大切さ
を目の前で見た気がします。
響きが少ない分、技巧が際立っていました。
大きな拍手を贈りたいのに、贈れないもどか
しさ😔
アンコール曲は、ニューイヤーコンサートお
約束の「ラデツキー行進曲」。
新年に相応しい、明るく軽快な曲。
観客も手拍子で参加でき、とても盛り上がる
曲で締めくくられました。
鑑賞後、劇場近くのオシャレ感のある台湾料
理屋さんで、定食を頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/aa/92d2f122520a4ac90b584b251997a3f1.jpg?1641786719)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/21/e4d263e971d6c914024258bc5485189c.jpg?1641786719)
お料理もご飯もボリュームがすごくてびっく
り!
しっかりお腹に収めました😊