クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

愛宕神社

2023-02-18 | 日記



「PARTNER」 という雑誌をパラパラ見てい

たら、「広重と歩く東京23区天然三山」 

記事があり、その中に 「愛宕山」 とい

文字が目に飛び込んで来ました





そういえば、その昔、OLをしていた時に、同

に連れられて行ったことがあるなぁと思い

出しました。

なんとなく懐かしくなり、記事を読んでいる

うちに、また行ってみたいと思い始めまし

た。

で、先日早速行って来ました!



愛宕神社の鳥居。





そうそう、この雰囲気、覚えています。

当時、この「出世の石段」を上ることを目的

やって来たのでした。

この出世の石段が男坂、隣にある緩やかな階

段が女坂、さらに今はエレベーターもあるよ

うです。

出世とは程遠い生活をしている私ですが、こ

こはやはり王道を行きましょう。


こちらの狛犬さんは愛嬌のあるお顔をしてい

ます。





口を開いている阿形(あぎょう)と口を閉じ

ている吽形(んぎょう)。






「出世の石段」 と呼ばれるようになった所以

は…




 
徳川家光の時代、ここを通った家光が、山の

上の神社に咲いている満開の梅の花を馬にて

取りに行くよう家臣に命じたところ、あまり

の急勾配に恐れをなし、誰も名乗り出ません

でした。

そこへ通りかかった四国丸亀藩の家臣、曲垣

平九郎(まがき・へいくろう)が果敢に挑

戦、見事山上の梅のを手折り、家光に献上

しました。

家光が 「日本一の馬術の名人」 と讃えたこ

とから、この名が付いた…のだそうです。



87段上り切りました。





見上げるよりも見下ろす方が、より急勾配を

実感できます。


やはり人気の神社のようです。

石段を上り切ると、参拝客の長い列。





門からまっすぐに伸びている列が、苔むした

木から左に折れて駐車場の方まで長く続いて

いました。



















こちらでお参りしました。



ちょうど梅の季節。






帰りは、女坂から下りました。