クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

「神曲」を読みました

2021-12-11 | 日記

ここ1年でめっきりテレビを見なくなりました。

オンタイムで見るのは朝のニュースくらいで、

NHKの朝ドラ、ワンクールに一つか二つの民放

連ドラ、推しが出演する番組を録画して、都合

の良い時間に見ると言う形が定着。

無駄にテレビを付けっぱなしにすることはなく

なりました。

朝は、NHKの「おはよう日本」をとりあえず流

しています。

先日、桑子アナとの対談で、川崎元気さんが出

演していました。

ちらっと耳に入って来たワードに興味を覚え、

家事の手を休め、テレビの前まで行って立った

まま聞きました。

川村元気さんが制作に関わった映画「告白」や

「悪人」「おおかみこどもの雨と雪」「君の名

は」などは、観た後しばらく強い印象が残るも

ので、なんとなく気になっていました。

小説を書いていらしたとは知らず、先月20日に

2年半ぶりに新作を刊行したということで、にわ

かにまた興味が湧きました。





対談の場所が、小説に合わせてなのか、川村さ

んの母校上智大学の聖堂で、十字架に架けられ

たイエス・キリストの前という厳かな場。

この大学に在籍したことも少なからず影響し

いるという今回の小説は、「信仰」「信じる」

ということがテーマ、「神の正体を知っていま

すか。」とサブタイトル。

気になる題材です。

この不安定な時代、情報が散乱、錯綜し、SNS

では考え方の違いや不安、余裕の無さから来る

不毛な叩き合いが蔓延り、物事を簡単に信じる

ことが難しくなっているように思います。

それでも、人は信じたいし、信じないと上手く

生きていけない。

家族が理不尽な殺され方をしたとなったら、何

かにすがらなければ正気を保てないというのも

当然のことでしょう。

番組を見た数日後には本を購入し、早速読みま

た。

衝撃的なシーンから始まる小説ですが、文章を

読むとそのまま映像に変換されていくという面

白さがあります。

風景や人物像、建物、小道具、色味、質感等、

一瞬にして全て映像化され、まるで映画を見た

ような気分にさせるのは、流石映像プロデュー

サーだなと。

小説としては、父親、母親、姉、3人の目線で書

かれた構成はとても良いと思うのですが、私に

は迫り来るものがあまりなかったというか、ど

こか物足りなさが残ってしまいました、残念な

ら。







第九の季節

2021-12-06 | 上の娘ごと

昨日は上の娘の誕生日でした。

そろそろ年齢は書かないでおきましょう。

この土日は終日オーケストラの練習があり、忙

しくしていたので、誕生日前日の土曜日夜に家

族でお祝いしました。









忙しくなると心の余裕がなくなり、うっかり

スを犯しやすくなる上の娘、この日も危うく

を失いかけないミスをし、大反省をしたと

ろです。

忙しい時ほど、一つ一つしっかりと確認するこ

とが大切ですね。


新型コロナウイルスの感染者数が激減し、落ち

いていたところに、またまた新たな変異株が

場。

この先数年は、程度の差こそあれ、こんなふう

に繰り返していくのでしょうね。

第5波が収束し始めた頃から、ここ2年程中止と

なっていた様々なオーディションが復活し始め

ました。

上の娘も待ってましたとばかりに、応募してい

ます。

嬉しいながらも、また中止になる恐れもあるの

で複雑です。

この土日にあったオーケストラの練習は、日本

の年末の風物詩「第九」。

コバケン(小林研一郎)指揮で、今月11日にサ

ントリーホールで行われる演奏会に、コバケン

その仲間たちオーケストラの一員として参加

させていただきます。

すでに1800席が完売だそうで、コバケンは流石

人気がありますね。