びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

初!冬のネパール6000m峰⑬

2020-01-08 20:43:13 | Nepal
◆2020年1月8日(水) HC-BC-レダー くもり、雪

 夜中も断続的に雪が降り、明るくなってからも降っていた。夜中に仕方なく1度トイレに行った程度だったので、顔も手もぱんぱんに浮腫んでいた。下痢がないだけましである。
残っていたフリーズドライのさけ雑炊を食べ、撤収。今日快晴だったら泣いてしまうところだが、天気は前日より悪かった。でも、雪の中、あの岩峰をフィックスをたどって下りるかと思うと気が重い。しかも、私たちはアイゼンを履いているからよいのだが、ポーターは実はチェーンアイゼンだけ(しかも壊れている)。急斜面の下降などは見ているほうが怖かった。
 雪はやまなかったが、幸い風も強くなかったので、時間をかけて慎重に下りた。フィックスが終わったときはほっとした。後は惰性でもいける(笑)。BCへ立ち寄りデポした荷物を回収。私ももう、かなり復活していたので、ザックに入るだけ荷物を背負う。急斜面の下りは自然に足が出るからよいが、緩斜面になるととたんに足が遅くなる。もう消化試合なので仕方がない。朝からまともに食べてないのでおなかも空いた。雪が降っているのでなかなかレダーの集落が見えない。ポーター方式で、小刻みに休憩を入れる。やっと見えたときにはやれやれ、という感じであった。
 ロッジに戻るとすでにストーブがついており、留守番していたポーターたちが迎えてくれた。他にお客がいないのをいいことに、濡れたものと凍ったものを盛大にストーブの周りに並べる。そのまま夕食に突入。寝るまで一度も部屋に行かなった。貸切最高。

<朝まで雪。準備しているうちにやんで、青空も見えた>


<チュルー・ウェスト方面はいまいち。前日のほうがやはり条件はマシだった>


<記念撮影。青空を入れよう(笑)>


<チュルー・ウェストバックに。>


<さあ、帰るぞ>


<もう、お腹を壊しても良いのでしっかり食べる~。ネパール定食、ダルバート。ヤクミートのカレーを奮発してくれた(写真には写ってません)>
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