びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

初!冬のネパール6000m峰⑭

2020-01-09 21:28:22 | Nepal
◆2020年1月9日(木)レダー―ピサン 晴れ~雪

 ポーターが早朝に出るとのことだったので、5時に起きて荷造り。5時半にダイニングに乾かしておいた靴を取りに行く。まだ誰も取りに来ていないようで、ストーブの周りには靴やらグローブやらが散乱(笑)。
 6時に朝食。相変わらずパンケーキはカリカリで、満足。食べ納めだなあ。準備しているうちに明るくなり、ヘッデンなしで出発。ロッジを出てすぐのつり橋が大変滑りやすく危険な状態になっている。先行したポーターはよく重荷を背負って渡ったなあと思う。あたりはしっかり雪が積もり、往路とは別世界。日当たりに出るまでは寒かったので、アウターダウンを着用して歩く。足跡は、早朝のせいか我々のポーターの分しかないようだ。
 お天気は良く、きれいな青空。この辺りは行きも曇っていたので景色が新鮮。途中でチュルーを望む。あそこに登ったのか~。角度が違うと岩場で切り立って見えるので別の山のようだ。今日がサミットデイなら、絶景が見られたんだろうなあ。でも、日程的に今日まで待つのはムリだった。お天気悪くても、登頂できて本当に良かったと思う。
 ダワは携帯が通じるのを待ちかねてジープの手配。やはりピサンまではとても無理で(この積雪じゃあね)、チャーメからさらに下らなければならないようだ。
 マナンのロッジで少し休憩。ここもWiFiは不通になってしまったらしい。この谷全体がダメみたい。電気は来ているようなのでよくわからない。
 マナン―フムデの間は、高低差も少なく開けている。そのせいか風が強くとても寒かった。ここでやっとポーターたちに追いつく。もう急ぐことはないので、フムデでみんな一緒にランチ。ガッツリ食べるとつらいので、「エッグフライポテト」なるものを頼んでみる。エッグは卵焼きが刻んでまぶしてあっただけだが、ジャガイモの方は小粒で味が濃くておいしかった。
 結構ランチに時間がかかり、出発が14時半になってしまう。ここからピサンは大して遠くないと思うが、あいにく雪が降ってきた。休憩もせず、必死で歩いて17時ピサン着。前回泊まったロッジに向かうと人気がなく(ダワは事前に電話しておいたのに、と言っていた)、まあ大してご飯も美味しくなかったので構わないよ、と他のロッジをあたる。年末年始の休暇が終わったからか、天気が悪いせいかわからないが、閉まっているところが多い。開いていた1軒にお願いして泊めてもらう。覗いたらちょうどダイニングで母子がモモを作っていた。なんかお肉が入っているように見えるんだけど!沸き立つ一同!!(笑)。
 部屋に案内してもらい、着替えたらダイニングへ。ストーブはしっかりついていて暖かい。肉入りモモを頂けるというのでビールで乾杯!ダワたちはすでにウィスキーなど開けているようだ。トレッキングも終盤、もう皆のんびりモードだ。
 モモはヤクの肉で、とてもおいしかった。メニューの「アップルパイはある?」ときいたらあるというのでこちらもお願いする。煮たリンゴを春巻きの皮で包んだもので、甘すぎずとてもおいしかった。アクセントにシリアルが入って居たのもグッド。やはり標高を下げるとおいしいものが色々食べられるようになるらしい。食後もストーブを囲んでまったりし、温まったところで就寝。あと1日歩けば下界だ~!

<やっと晴れた。でも寒そう>




<ヤクの出勤時間?群れに遭遇>


<チュルー。景色が見たかったな、と思えるのはとりあえず山頂を踏んだからだよなあ>






<マナンへ戻ってきた。往路とは全く違い、真っ白>








<フムデの集落>


<ランチのエッグフライポテト。ジャガイモが美味!>


<ロッジの部屋。トイレ付。でも配線ミスで部屋の電気がつかない。残念・・・>


<肉入りモモ!>


<アップルパイ。きっとマックのより美味しいよ!>


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