本を読む習慣がなく、自分が気に食わない専門家の話には耳を貸さず、歴史の教訓も顧みない「自分カワイさ百倍の偉大な艦長」の総指揮のもと、座礁を引き延ばすことに懸命の大日本丸は、①コロナのパンデミック、②オリンピック・パラリンピックに対する対応の優柔不断さによる国際的信用の失墜、③アベノミクス崩壊、大不況へ向けて、他国の動向など歯牙にも掛けず、戦時中同様に「日本は日本で我が道を行く」で、世界の大海を盲目に航行中。それでも検察を牛耳り、主要マスコミの言論もなるべく規制しながら、頑張って艦長4期目を目指そうという勢い。そして、信じられないことに、一説ではまだ40%もいるという支持者も、相も変わらず「自民党はほかの野党よりはましですよ。現政権もよく頑張ってるし。」(つい先週の某同僚の言。「はー!?」と喉元まで出かかったが、職場で、しかも時間もなかったので押し黙った。)などと言いながら、暢気に現状を追認し、カタストロフィの到来を手招きしてしまっている。/日本がなぜ戦争に突入していったのか、当時の世論はどう形成されていったのか、国民の意見はどう割れていたのかの歴史的背景と、現状との間にはシンクロする部分が多々ある。「常識的に判断すれば、決してやってはいけない危険なこと」を、利権や自己保身に目が眩むあまり、何が何でも強引にやり遂げようとする為政者。それを狂信的、あるいは何となくのイメージだけでやんわりと支持する一部国民とマスコミが存在するという点において、いままさに同じ歴史の轍(わだち)が踏まれている。複数の国運に関わる重要事項について、為政者の思惑通りに、「あれよあれよという間に」決定され、施行されていくことがいかに危険なことなのか、歴史は口酸っぱく語っている。/「偉そうに政権批判ばっかりしてんじゃない」などと頓珍漢なことを言う人がいる。我々は税金を払い、安心して暮らしていくために、政治のプロに政を寄託している。その政治のプロであるはずの受託者集団が、しっかり仕事をし、責務を果たさぬどころか、よりによって私利私欲に走り、自己保身のために隠蔽不正の数々を重ね、国民を見下し独裁化している。そんな腐った人間たちを、これっぽちも批判しない、あるいは批判的な目で見ようとしないほうが、余程どうにかしている。自分の身にも危険が押し寄せているのに、支持者の皆さんは危機認知能力がないのか?悪政の影響は支持者・不支持者に分け隔てなく平等に及んでいるのに、なお野党はどうしようもないと言いつづけるのか。あ、ひょっとして、NHKと読売新聞しか見ていないのではないか?せめて他局のニュース番組や新聞や雑誌、Twitterなども見て、比較し、メディアリテラシーを上げてほしいです。
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