遅まきながら、Edward Van Halenの早すぎる死にショックを受けている。ファンならそれぞれ思い出や熱い思いがあるだろう。私は熱狂的ファンではなかったが、それなりの思い出はある。|Van Halenとの出合いは、私がロックに「入門した」頃に遡る。遠い昔、夏休みに米国某州でホームステイをした際、現地の小さなダウンタウンの大型スーパーの一角にあったレコードショップで数枚のレコードを買った。記憶にはないが、おそらく店員さんに、拙い英語でハードロックとテクノでお薦めはないか、尋ねたのだろう。なぜなら、ハードロックもテクノもろくに知らない人間にはとてもできないチョイスだったから。|Van Halen 『Women and Children First』、AC/DC『Back in Black』、Jeff Beck『There and Back』、DEVO『Freedom of Chioce』、Gary Numan『The Pleasure Principle』。なお、当時まだ日本では手に入らなかったYMOの『∞Multiplies』も同スーパーで購入。その時、すでにYMOは大好きだったため、これは自分で探して買った。そのつながりでDEVOとGary Numanも自分で選んだのかもしれない。|ホームステイ先の家に戻り、早速、ホストファミリーのお兄さんが持っていたレコードプレイヤーを借りて、レコード盤に針を落とす。その兄ちゃんとふたりで、「Wao,amazing!」とか言いながら聴き入った。正直、Van HalenよりもAC/DCの“Hell's Bells”の方に痺れた。Jeff Beckの良さは、その当時はまだ解らなかった。帰国後、間もなく1st『VAN HALEN』を購入。“Eruption”に、激しい衝撃を受ける。そして、エレキギターでライトハンド奏法に挑む。当時、エレキを弾いていた人なら、お決まりのパターンである。あとは文化祭で、体育館で全校生徒・教員の前で、バンドでVan Halen版“You Really Got Me”を歌った。思い返すと、むず痒い過去である。でも、誰にでも恥ずかしい過去が、一つや二つ(いや、もっとたくさん)必ずあるはず、と自分を宥める。|私がアルバムを熱心に聴いたのは『1984』までで、それ以降のアルバムはCDで買っていたものの、まじめに聴いておらず、曲も覚えていない。とはいえ、Van Halenから受けた影響は小さくはない。感謝、そして合掌。|BGM:Van Halen "Unchained"「Fair Warning」(1981)
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