A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-383

2020-06-21 | Urayasu
影の饒舌が伸びる炎天下。||最近、『群像』『新潮』『すばる』などの文芸誌が元気。毎号ではないが、時々、買っている。一時は、軒並み廃刊になるのではと心配したが、息を吹き返してきているようで何より。あと、『図書新聞』にも頑張ってほしい。昔、定期購読していたが、そろそろまた購読したい。『週刊読書人』もまだ頑張っているよう。/コロナ発生以来、外出自粛、三密回避のため、ほとんど本屋に立ち寄っていない。新聞および複数の雑誌の書評、AmazonやHontoの著者検索を主な情報源にしていて、新刊情報には事欠かない。ただ、本屋の書棚で知らない本や著者に巡り合うような意外性やワクワク感はない。書店の存在意義を再認識させられるこの頃。|話題急変。最近、気になったプラグシンセは、WaldorfのLargo。シンセメーカーで昔から好きなのは、Waldorf(独)、Oberheim(米)、E-MU(米)、Ensoniq(米)。もちろん、Sequential Circuits(米)、Moog(英)、Clavia DMI AB(瑞典)も外せない。電子楽器を切り口にすると、ドイツも去ることながら、アメリカのクリエイティビティが際立っている。Rolandを始めとする日本の3大メーカーも好きだし、楽器も多数所有してはいるが、個性的な海外勢の魅力には劣る。日本では、とかく大味は否定され、繊細さは無条件に良きこととされる傾向が強いが、繊細さをいくら極めようとしても「大きな創造」は生まれない。プラグインの発展ぶりを見ていると、日本人は応用力は抜群だが、創造力や想像力はやはり乏しいという、お決まりの結論に至る。個人的には、繊細さを持て囃すことには、もはや退屈。||BGM:“Alter Echo” by Dizzy Mizz Lizzy,2020
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